女性の健康力向上を通した社会の活性化への貢献を目指し、9月に発足した『ウーマンウェルネス研究会supported by Kao』(代表:対馬ルリ子/産婦人科医)は、女性の生活習慣と健康意識について全国の女性1,030人(20代-60代)に調査を行いました。その結果、女性の約8割が「お腹の脂肪」や「代謝の低下」、 「脂肪のつきやすさ」を気にしているという実態が明らかになりました。
さらに、「お腹の脂肪」を気にする女性は、「あまり動いていない(78%)」、「食べ過ぎてしまう(70%)」、「家にこもりがち(60%)」と回答していることから、運動不足もさることながら、出不精でついつい過食に至るという、生活改善が必要と思われる女性が相当数いるという結果となりました。(図1)
また、「お腹の脂肪が気になる」女性のうち、56%が過去1年間にダイエットをした経験を持ち、運動せずに食事制限だけのダイエット法に取り組んだ人は65%、そのうちダイエットに失敗したり、リバウンドした人は、81%にものぼりました。(図2)
この結果に対し、同研究会メンバーである整形外科医・スポーツドクターの中村格子先生は、生活習慣の乱れや食事制限に頼ったダイエット法により体内の筋肉量が落ちていく『筋肉枯れ』が代謝低下をもたらし、結局は脂肪燃焼に至るどころか太りやすい体質をつくる『代謝低下スパイラル』が問題であると指摘しています。
「ネットショッピングの普及や、家事の負担を軽減する家電の増加など、社会が便利になった反面、『動かず、家にこもって、食べ過ぎる』という生活習慣に陥ると、女性の健康に様々なリスクが生じてきます。脂肪は筋肉で燃焼されるのですが、筋肉量は加齢とともに減少します。その上さらに、『動かず、家にこもって、食べ過ぎる』という生活習慣に陥ると、ますます筋肉量が減り、代謝の低下を招き、やせにくい身体になってしまいます。 そこで、食事を制限するだけのダイエットをすると、リバウンドしやすくなり、ますます脂肪が増えて、代謝が低下します。そうなると疲れやすくなり動かなくなり、どんどんと痩せにくい身体になる・・・という『代謝低下スパイラル』に陥ってしまいます。」
女性は男性に比べ、筋肉量が6割しかなく、加齢とともに、筋肉量と基礎代謝量が低下します。代謝の低下は、冷えや疲れ、だるさなどの不調を招きやすくなります。
そこでウーマンウェルネス研究会では、簡単に無理なく代謝を上げるため、(1)運動苦手タイプ、(2)食事偏りタイプ、(3)冷えタイプの3つのタイプ別「代謝アップ法」を提案します。ウーマンウェルネス研究会の公式サイト「ウェルラボ」(リンク)で公開しています。
秋冬の代謝アップシーズン、自分のタイプを見極めて、代謝を上げて健康な身体を維持しましょう。
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<調査概要>
調査方法 : インターネット調査(調査実施機関 株式会社マクロミル)
調査期間 : 2014年7月
調査対象 : 全国の20歳~69歳の女性 1,030名
調査内容 : 日常生活についての意識調査
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