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SAS Institute Japan、塩野義製薬とHadoop上でビッグデータを活用した研究プロジェクトを発足


SAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下 SAS)は、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功)と、SASのHadoop対応製品の一つである「SAS(R) In-Memory Statistics for Hadoop」を医薬品開発情報基盤として活用した研究プロジェクトを発足させることを発表しました。

本研究プロジェクトにおいては、医薬品開発にビッグデータおよびオープンデータを本格的に活用することで、新薬の開発や安全性の研究を従来よりも効率的かつ効果的に行えるようにすることを目指します。SASは医薬品開発情報基盤構築のためのアドバイザーとして本研究に参画し、テスト評価環境の構築および技術支援、業務課題解決に向けたアドバイスなどのサポートを提供します。SASは本研究プロジェクトの推進などにより、医薬品開発におけるHadoop利用の促進、ビッグデータとオープンデータ活用の新たなビジネスモデル構築、および大学、企業、病院など各種関係団体への貢献を目指します。

塩野義製薬では、データ・マネジメント、統計解析業務プロセスの最適化およびグローバルな統計解析システムの構築を通じて、社内における臨床試験データの標準化に取り組んできました。新薬の開発や安全性の研究において蓄積されたデータを再活用することで開発効率の向上を目指しています。同社ではそれに加え、さまざまなオープンデータを組み合わせることにより研究開発のさらなる推進を目指していました。しかし、既存のシステムでは処理能力に限界があり、大量データに対しての統計解析処理の効率性向上が急務でした。そこで、効率よく大量のデータを処理することが可能で、かつ拡張性に優れた分散処理環境であるHadoopに着目し、システム構築を行っています。

本研究プロジェクトでは、ビッグデータとオープンデータ分析のさらなる効率化を目指し、幅広くHadoopを活用するために、使い慣れた分析基盤であるSASを使用してHadoop上で機械学習処理および統計解析を行うことにしました。今回採用したSASのインメモリ・テクノロジー(「SAS(R) LASR(TM) Analytic Server」)は、Hadoopクラスター上で、データをメモリ上に保持した分散並列処理を実現します。これにより、従来のHadoopフレームワークでは課題のあった機械学習処理のパフォーマンスを劇的に向上させ、インタラクティブな分析環境を提供することが可能となります。また、その高度な並列分散処理テクノロジーを使用するにあたり、複雑なプログラミング言語を使用する必要がないため、ユーザーは従来の使い慣れた分析ツールを使ってデータから価値を導くことに専念できます。

本プロジェクトを通じて、SASと塩野義製薬は、以下の実現を目指します。
・医薬品開発業務におけるビッグデータとオープンデータ活用に向けた、組織、業務プロセス、データ、システムなどの観点からの課題と改善機会の特定、ならびにアクションプランの立案
・安全性シグナル検出ダッシュボード、医薬品間のネットワーク・メタアナリシスなど、ビッグデータ活用の組織内外での普及、定着化に向けたサンプルレポートの開発
・医薬品開発業務への利用価値と利用容易性の観点からの各オープンデータの評価

SASは今後も、さまざまな研究プロジェクトを通じて、医薬品開発における統計解析システムの革新を支援していきます。


<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、70,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(リンク

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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