◎エネルギーと水の関連コミュニティーの連携を要請 世界水週間

ストックホルム国際水研究所(SIWI) 2014年09月02日 16時01分
From 共同通信PRワイヤー

◎エネルギーと水の関連コミュニティーの連携を要請 世界水週間

AsiaNet 57723
共同JBN 0925 (2014.9.2)

【ストックホルム2014年9月1日PRN=共同JBN】第24回世界水週間(World Water Week)に出席するため世界のリーダーが1日ストックホルムに集まり、エネルギーと水の関連コミュニティーが連携して現代の主要課題に立ち向かい、増加する世界の人々にクリーンな飲料水とエネルギーを提供しようと呼び掛けた。

2014年世界水週間のテーマは「エネルギーと水」である。水とエネルギーは無関係ではなく、いろいろな意味で相互関係にある。われわれは水のくみ上げ、備蓄、輸送にはエネルギーを必要としており、ほぼすべてのエネルギーを生み出すには水を必要とする。片方が増えたり減ったりすると、たちまち他方が影響を受ける。2つの資源は持続可能な発展と切り離すことはできず、地球規模の政策決定において辛抱強く推進されるべきである。

世界水週間のエグゼクティブディレクターであるトルグニィ・ホルムグレン氏は同週間の開会式で演説し「課題は途方もなく大きい。水の世界需要は2000年から2050年の間に55%増加し、電力需要は向こう20年間で50%増加すると予測されており、すべての人々が繁栄する解決策を提示するには、エネルギーと水の関連コミュニティーの結びつきをより緊密にする必要性が急を要している」と述べた。

今年のストックホルム水大賞受賞者のジョン・ブリスコー教授は、成長のためのプラットフォームとして水について講演し「開発途上国は大きな課題に直面している。途上国はこの資源を活用できていない」と述べ、さらに「(水危機に対する)恒久的な解決策はどこにもみあたらない。それよりむしろ、課題とそれへの対処の循環である」と指摘した。

世界水週間では100以上のセミナー、ワークショップ、イベントが開催され、代表団はエネルギーと水の関連コミュニティーの間で現在継続している作業と協力、およびその将来について協議する。

南アフリカ出身のジョン・ブリスコー教授は9月4日ストックホルム市庁舎で開催される式典で、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からストックホルム水大賞を受賞する。

ストックホルム国際水研究所(SIWI)は、水に関する賢明な政策と持続可能な発展に向けた知見を積み重ね、政策決定者にそれを提供する政策研究所である。SIWIはストックホルムで世界水週間(World Water Week)を開催し、ストックホルム水大賞、ストックホルム青少年水大賞、ストックホルム産業水大賞を主催する。

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ソース:Stockholm International Water Institute

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