SAS、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上で企業のアナリティクス活用を促進


ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、アマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)を利用した柔軟性と拡張性に富んだクラウドベースのアナリティクス主導のアプリケーションを構築し、企業のビジネス成長を支援します。同サービスにより、「SAS(R) Visual Analytics」をはじめとしたSASの高度なアナリティクス機能をクラウド上で利用できるようになり、企業がビッグデータやHadoopの利用を推進するうえで重要な一歩となります。AWSとのコラボレーションによる成功は、すでにAWS上で「SAS(R) Analytics」、「SAS(R) Business Intelligence」、「SAS(R) Data Management」などの製品を利用している顧客において実証されています。

Lenovo社のエグゼクティブ・ディレクター兼最高コーポレート・アナリティクス責任者のアンソニー・ヴォルピー(Anthony Volpe)氏は、「アマゾンのクラウド・インフラストラクチャ上でSASを展開できるようになったことで、当社のグローバル・オペレーションにおいてアナリティクスが一般的に浸透するようになりました。時間と場所に関係なくデータ分析が可能となったことで、重要な意思決定を以前よりはるかに迅速に下せるようになりました。これにより、社内のITコストの削減はもちろんのこと、ひいてはお客様への利益還元にもつなげていくことができます。このクラウド型SASにより、世界中のLenovoのすべての組織が、最適な意思決定をタイムリーかつ効果的にビジネス・プロセスに統合できるようになります」と述べています。

SASはビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーとして、顧客企業が市場の変化を完全に把握して顧客ニーズに応える方法を絶えず探求しています。SASグローバル・アライアンス担当シニア・ディレクターのスコット・ヴァン・ヴァルケンバーグ(Scott Van Valkenburgh)は、「俊敏かつ効果的にビジネスを遂行することが以前にも増して重要になっており、クラウドベースのテクノロジーがより少ないリソースでより多くのビジネス業務を実行可能にします。SASはAWSと連携して、SASのアナリティクス機能をクラウド環境のAWS上で展開することで、膨大なデータを瞬時に分析し、かつ新しいアナリティクス手法をスピーディーかつ柔軟に利用したいという、ユーザーのニーズに応えています。Lenovoは、AWS上でSAS Visual Analyticsなどの最新のソリューションを活用して、グローバル・オペレーションで効率性を向上させている素晴らしい例です」と述べています。

IDC社のビジネス・アナリティクスおよびビッグデータ調査担当バイス・プレジデントのダン・ヴェセット(Dan Vesset)氏は、「企業がクラウドに向かっている要因には、最新機能のいち早い活用、IT投資コストの削減、既存のリソースの利用改善が挙げられます。これらの要因はアナリティクスの価値を最大化するためにも重要なことであり、企業の意思決定における精度と適時性を一段上のレベルへと進化できます。アナリティクスをクラウド上で展開することで、企業は既存の社内システムの枠を超えて自社データの管理と分析を利用できるようになります」と述べています。

SAS製品は以下のAWSサービスと連携して利用できます。
・Amazon Redshift:完全なマネージド型で、簡単に拡張できる、セキュアなクラウドベースのデータ・ウェアハウス・サービスであり、SASを使ってすぐにビッグデータの分析を実行できます。
・Amazon Elastic MapReduce:Hadoopを使用して、拡張性のあるクラウド・インフラストラクチャでデータの配布と処理を実行します。SAS環境とHadoop環境のプロビジョニングや管理に煩わされることなく、データ分析に集中できます。その結果、データをさまざまな方法でいつでも分析できるという優れた柔軟性を実現します。
・AWS Test Drive:事前設定済みのサードパーティーのソフトウェア・ソリューションを含む、プライベートなITサンドボックス環境を提供します。SASの選ばれたアライアンス・プログラム・メンバーを通して、AWS Test Driveが提供するSAS Visual Analyticsへアクセスすれば、SAS Visual Analyticsの持つビジネスを強力にサポートする洞察力をすぐに体験できます。

Amazon Web Services社のグローバル・テクノロジー・アライアンス担当責任者のブライアン・マツバラ(Brian Matsubara)氏は、「クラウドは、企業規模に関係なくすべての組織に等しく利用できる優れたサービスです。SAS on AWSは、Amazon EMRやAmazon Redshiftなどの革新的なサービスを使ってビッグデータを活用したいという双方のお客様に柔軟なオプションを提供します。お客様はSASが提供する価値あるアナリティクス・ソリューションと、クラウドのパワーと拡張性とを組み合わせて利用することで、ビジネスを一段と成長させることができます」と述べています。

SASはアライアンス・メンバーと協力して、SASをクラウド上で利用できる新しい画期的なプログラムの提供を続けており、このたび、インテルと共同で「クラウド・イノベーション・カウンシル」の設立を準備しています。今年後半に始動を予定する本カウンシルは、顧客にクラウド上でSASを最大限に活用してもらうことを目的に、ベスト・プラクティスや市場動向を議論するコミュニティを発足します。メンバーはグローバルなシステム・インテグレーター、独立系ソフトウェア・ベンダー、そして各地域のコンサルタントを予定しています。すでに、Capgemini、Cloudera、CoreCompete、Hortonworks、Pinnacle Solutions、Selerityの各社がこのカウンシルに参加しています。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、70,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(リンク

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
*Amazon Web Services、アマゾン ウェブ サービス、AWS、 Amazon Redshift、Amazon EMRおよびAmazon Web ServicesロゴはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
*2014年8月12日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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