◎Ulmartの上半期売上高が31%増 ハイブリッド型販売モデルが貢献

Ulmart 2014年08月20日 09時45分
From 共同通信PRワイヤー

◎Ulmartの上半期売上高が31%増 ハイブリッド型販売モデルが貢献

AsiaNet 57600
共同JBN 0882 (2014.8.19)

【モスクワ2014年8月19日PRN=共同JBN】Ulmartの今年上半期売上高は前年同期比で31%増加し、同社の目覚ましい成長は依然弱まることなく継続している。前四半期に対する伸び率は47%に達している。

上半期の流通総額(GMV)は6億1000万ドル(VATを含む)をやや下回る水準で、同社は2014年の年間GMVを前年比33%増の16億ドルと見込んでいる。

マルチメディアのニュース・リリースは以下のサイトを参照。
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Ulmartは現在、ロシア欧州部に29カ所のフルフィルメント・センターを設けており、顧客がこのセンターを訪れることができるハイブリッド型販売モデルは電子的小売業界での破壊的要因となっている。ロシアのインフラストラクチャーの特殊性のため、世界の他地域の電子商取引業者の多くが熱心に取り組んでいるラストマイルデリバリー(自宅配送)は、ロシアでは利益を生み出す選択肢ではない。

Ulmartの広報・投資家向け情報提供担当ディレクター、ブライアン・キーン氏は「ロシアは市場としては他と異なっている。自宅配送が文化的に求められていないのであれば、消費者に宅配を強要すべきではない」と語った。

Ulmartが展開する「フルフィルメント・センター網」は、購入品目の受け取りに関して(1)ラストマイルデリバリー(全体の約15%)(2)自宅配送の一歩手前といえる「プリ・ラストマイル」、Ulmart社が言うところのピックアップ・ポイントでの受け取り(現在はロシア欧州部に412カ所あり、約22%がここで受け取られている)(3)都市部に置かれている29カ所のフルフィルメント・センター(販売高の63%が同センターで受け取られている)-の3つの主要要素で成り立っている。

これまで利益率が低いながらも主要品目だった民生用電子製品の売上高が全体の46%と5ポイント低下していることから、自動車部品、子供用衣料品、おもちゃ、インテリア用品など急拡大している製品分野の販売拡大もUlmartの成長にプラス要因となった。電子製品全体では5万5000 SKUから7万5000 SKUに増加している。

もう1つの興味深い動向は、サンクトペテルブルク、ロシア北西部地域がもはやUlmartにとって販売けん引地域ではなくなっていることである。2013年に地方部への事業を拡大し、その結果今年上半期の地方部での販売額は前年同期比で76%の増加ぶりを示した。ことし上半期の地方部での販売は、同社の販売総額の42%を占めている。サンクトペテルブルク、ロシア北西部の売上高比率は36%(6%増)で、モスクワは21%(12%増)となっている。

Ulmartの最高マーケティング責任者、アレクサンドラ・サビーナ氏は「電子商取引での成功は、画期的な技術革新の成果によるものだけではなく、ロジスティクスの問題だ。適切な商品を適正な価格で、それを求める消費者に、欲しい時に受け取りたい場所に届けることだ。これこそがUlmartの優れている点だ」と述べた。

ソース:Ulmart

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