◎ProteinSimple社がゲルを使わないSimple Western用総タンパク質定量アッセイ発表

ProteinSimple 2014年07月29日 10時00分
From 共同通信PRワイヤー

◎ProteinSimple社がゲルを使わないSimple Western用総タンパク質定量アッセイ発表

AsiaNet 57455
共同 JBN 0837 (2014.7.29)

【サンタクララ(米カリフォルニア州)2014年7月28日PRN=共同JBN】ProteinSimpleは28日、Simple Western製品向け総タンパク質定量アッセイの発売を発表した。この新しいアッセイによってユーザーは、アッセイの中で同時に分離されるすべてのタンパク質を検出することができる。Simple Westernのユーザーは初めて、抗体を必要とせずにタンパク質を分析することができるようになる。

Simple Westernはわれわれが現在知りうるタンパク質分析法を変えた。第1に、Simple Westernはウエスタンブロット法による手続きの煩わしさを排除し、面倒なゲル作製、移送タンク、ブロット、画像、手動分析などを全く必要としない。単純にサンプルを乗せ、ボタンを押し、その場を離れ、戻ってくれば完全に分析済みの一貫性の高いデータが得られる。

Simple WesternはTotal Protein Master Kit(総タンパク質定量マスターキット)を使って、現在はゲルを利用せざるを得ず、過剰発現されたタンパク質を視覚化、定量化するためだけに退屈な染色手法に取り組むかあるいは複雑な細胞溶解質でタンパク質量を評価している研究者たちが利用できるという利点がある。Simple Westernプラットフォームを利用すれば、これら研究者は2度とゲルを利用し、手動分析をする必要がなくなる。

Simple WesternプラットフォームはWes、Sally Sue、Peggy Sueで構成されている。これらシステムはサイズが最高440キロダルトン(kDa、質量単位)までタンパク質を分析可能であり、分析は利用可能な標準的キットを使った抗体ベースのアッセイあるいはTotal Protein Master Kitを使って抗体なしで行われる。

ProteinSimpleのジョン・プロクター・マーケティング担当ディレクターは「研究者たちは長年、ウエスタンブロット法による分析か総タンパク質検出のいずれかの定量分析にゲルを使わざるを得なかった。今回の新しい総タンパク質定量キットによって、研究者は2度とゲルを利用する必要がなくなる」と語った。

Simple Western製品ファミリーのすべに関する情報はwww.proteinsimple.comを参照。

▽ProteinSimpleについて
ProteinSimpleの目標は、研究者たちが病気におけるタンパク質とその役割をよりよく理解するのをひたすら支援することにある。同社は最終的にはタンパク質の本質について新しい知見を明らかにすることを支援するタンパク質分析用の独自システムと消耗品を開発、商品化している。同社の目標はタンパク質分析をより簡単に、より定量的に、手ごろな価格にすることである。同社の包括的なツールのポートフォリオには、タンパク質発現を定量化するSimple Westernシステム、タンパク質ベースの治療法の構造と純度を調べるバイオロジックスシステムが含まれている。同社の従業員は200人余りで、世界で1万4000以上のシステムが設置されている。本社は米カリフォルニア州サンタクララ。詳しい情報はwww.proteinsimple.comを参照。

ソース:ProteinSimple

▽問い合わせ先
John Proctor, Director of Marketing, ProteinSimple,
+1-408-510-5534,
john.proctor@proteinsimple.com

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