Australian Genome Research Facilityが、ビッグデータ増大への対応にBrocadeを採用

Brocade 2014年07月23日 16時15分
From JCN Newswire

メルボルンノードが初めて10ギガビットイーサネットネットワークを展開

Melbourne, Australia, July 23, 2014 - ( JCN Newswire ) - ゲノムデータセットの継続的増大への対処のため、Australian Genome Research Facilityは高パフォーマンスの10ギガビット(GbE)コアネットワークを、全施設に展開します。そのメルボルンノードは、Brocade (NASDAQ: BRCD)の新スイッチインフラが本番稼働する最初のケースとなります。

オーストラリア国営非営利団体のAustralian Genome Research Facility (AGRF)は、オーストラリアで最大のゲノムサービスプロバイダで、ブリスベン、シドニー、メルボルン、アデレード、およびパースに研究所があり、それぞれが国営ネットワークへのゲートウェイに、最新施設、技術および専門知識を提供しています。AGRFは最先端技術を活用して、生物医学、植物動物学、微生物学、進化生物学、生物多様性などにわたる学術機関、応用研究および商業市場に委託ゲノムサービスを提供しています。

AGRFや一般のゲノム研究関係者の直面している問題のひとつが、ビッグデータの取り扱いで、運用中の5つのシステムでは最新世代の遺伝子配列技術により、毎週1テラバイト以上のデータファイルが生成されています。AGRFのメルボルンノードでは、データ増大の課題に対処するため、コンピューティング能力、ストレージ容量、およびネットワークパフォーマンスを提供するITインフラがアップグレードされました。

「大学や研究所は現在、常に100~700ギガバイトのデータに囲まれて業務を行っており、以前のネットワークはクライアントにとって深刻なボトルネックとなっていました。」と、AGRFシニアシステムエンジニアのGismon Thomasは述べました。「我々はデータアーカイブの指数関数的な増大に対処するため、80テラバイトのストレージや10 GbEの接続などの新しいIT機能を導入しました。また、ブレードサーバーセットをベースにしたバイオインフォマティクスクラウドインフラ環境もテストし、近い将来に本番稼働することとしました。これらの新システムのフルイネーブリングには、ネットワークインフラの能力向上は絶対に不可欠です。」

AGRFはレガシーネットワークスイッチを置換するために、ワイヤスピードで低レイテンシの10 GbEパフォーマンスを提供するソリューションを市場で探したと、Gismonは述べました。彼は、今後3年間に予測されるネットワークトラフィック増大に対処可能なコスト効果の高いシングルベンダソリューションに重点を置き、すべてのAGRFサイトに展開されると述べました。

AGRFの要件に呼応して、BrocadeパートナーのMYCOMは、スタック可能なフォームファクタ内のシャーシ状のスイッチ機能を提供するように設計されたBrocade(R) ICX(R) 6610 Switchをベースにしたソリューションを提案しました。MYCOMは、ソリューションのオンサイトデモを行い、Brocade ICX 6610スイッチスタックが非常にシンプルに操作できる一方で、AGRFのパフォーマンスおよびレイテンシ要件すべてに適合することを示す概念実証プロジェクトを行うことができました。

「他の大手スイッチベンダのオファリングと比較して、Brocade ICX 6610スイッチは、同等のパフォーマンスを提供しながら、優れた投資回収率を提供します。基本的に我々は、1個分の価格で3個のスイッチを入手し、そのうち2個をスタックしてサーバールームに完全に冗長な高パフォーマンスネットワークコアを構築し、3個目をトラフィック外の処理に展開しました。」と、Thomasは述べました。

「ソリューションはほぼプラグアンドプレイだったためセットアップが非常に簡単で、我々は展開後すぐに何の問題もなく、ネットワーク全体のデータ量を2倍に増やしました。スタックには、ソフトウェアライセンスを通じてアクティブにできる予備の容量があり、その後の約12か月にさらに多くのサーバーを収容することができました。さらに拡張したい時には、スタックにスイッチをもう1個足せばいいだけのシンプルな話です。」

各Brocade ICX 6610には4つの専用40 GbEスタックポートがあり、最大8個のスイッチを単一の論理デバイスにリンクして、単一のIPアドレスで管理し、合計320 Gbpsのバックプレーンスタック帯域幅を利用することができます。各スイッチには、最大8個の10 GbEファイバポートと48個の1 GbEポートがあります。スタック構成では、ポートのプール間のトラフィック転送が透明で、すべてがワイヤスピードで、ブロックのないパフォーマンスで提供されています。

「Australian Genome Research Facilityが評価してくださったように、Brocade ICX 6610スイッチはスタック可能なフォームファクタ内でこれまでにない高いパフォーマンス、可用性、柔軟性を提供します。」と、Brocadeアジア太平洋部長のAdam Juddは述べました。「このスイッチは新規および既存のネットワークでの展開、管理、および統合が容易です。ソフトウェアライセンスで容量をアップグレードでき、スタックに追加するだけで拡張できますので、このスイッチはほぼ『Pay-As-You-Grow (成長に応じて支払う)』ソリューションであり、AGRFはビッグデータの増大に容易に対応できます。」

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