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2014年中堅・中小ユーザ企業におけるスマートデバイスの有望な活用シナリオ(事例)調査

ノークリサーチは中堅・中小企業におけるスマートデバイスの活用シナリオに関する調査を実施した。

<中堅・中小スマートデバイス市場の攻略には有望な活用シナリオの把握が不可欠>
■ノートPCやフィーチャーフォンでも代替可能なスマートデバイス活用に対するニーズは低下
■単なるペーパレス化提案をスマートデバイスの機能を活かした業績改善提案に発展させる
■「業種の言葉で述べる」「発生源入力を伴う」「売上増に結びつく」の3つを満たすことが必要

PRESS RELEASE(報道関係者各位) 2014年7月22日

2014年 中堅・中小ユーザ企業におけるスマートデバイスの有望な活用シナリオ調査

調査設計/分析/執筆: 岩上由高

ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705:代表:伊嶋謙ニ TEL:03-5244-6691 URL:http//www.norkresearch.co.jp)は中堅・中小企業におけるスマートデバイスの活用シナリオに関する調査を実施した。 本リリースは「2014年版 中堅・中小ユーザ企業におけるスマートデバイス活用の実態と展望レポート」のダイジェストである。


<中堅・中小スマートデバイス市場の攻略には有望な活用シナリオの把握が不可欠>
■ノートPCやフィーチャーフォンでも代替可能なスマートデバイス活用に対するニーズは低下
■単なるペーパレス化提案をスマートデバイスの機能を活かした業績改善提案に発展させる
■「業種の言葉で述べる」「発生源入力を伴う」「売上増に結びつく」の3つを満たすことが必要


対象企業: 全業種/日本全国/年商100億円未満の民間企業(ただし、IT関連サービス業を除く)
対象職責: 企業経営もしくはITの導入/選定/運用作業に関わる職責
調査実施時期: 2014年1月~2月
有効回答件数: 300件
※調査対象の詳しい情報については右記URLを参照 リンク


■ノートPCやフィーチャーフォンでも代替可能なスマートデバイス活用に対するニーズは低下
一般消費者や大企業のみならず、中堅・中小企業においてもスマートフォンやタブレットといったスマートデバイス活用への 期待と関心は非常に高い。だが多くのユーザ企業はスマートデバイスに可能性を感じつつも、業績改善に直結する効果的 な活用シナリオを見いだせていない。一方、販社/SIerも「どんなソリューションを提供すべきか」の最初の突破口をなかなか 見いだせない状況となっている。
以下のグラフは「取り組み済み/取り組み予定のスマートデバイス活用シナリオ」 を尋ねた結果のうち、「タブレットによる ペーパレス化」および「スマートフォンによる社外からのワークフロー利用」の回答割合をスマートデバイス活用状況別に 集計したものだ。こうした活用シナリオは誰でもイメージしやすい反面、ノートPCやフィーチャーフォンでも代替は可能だ。
そのため、「導入済み」と比べて「予定がある」や「検討している」といったユーザ企業における回答割合は低くなっている。
つまり、今後はスマートデバイスの特徴を活かし、ユーザ企業の業績改善に直結する活用シナリオを提示していく必要が ある。本リリースの元になる調査レポートでは定量的/定性的な調査結果に基づいた有効な活用シナリオを業種別に網羅 しているが、その中の一例を次項で紹介する。


■単なるペーパレス化提案をスマートデバイスの機能を活かした業績改善提案に発展させる
以下のグラフはスマートデバイス活用に取り組み済み/取り組み予定の年商100億円未満の小売業に対し、有望と考える 活用シナリオを尋ねた結果の抜粋である。(調査レポートでは20項目前後に渡る詳細な選択肢の結果が網羅されている)
「営業社員がタブレットにカタログや契約書を格納し、客先での説明に用いる」(※1)の回答割合が34.5%に達している。
前頁に挙げた「紙面配布資料をデジタル化し、タブレットで閲覧することで印刷コストを削減する」(※2)と同じに思えるが 実は「スマートデバイスが持つ機能を活用する」「販売管理システムや顧客管理システムと連携する」という2つの観点で ※1と※2は大きく異なっている。 例えば、アパレル小売店において「販売する服飾のカタログをタブレットに格納し、それを店員が顧客に見せる」といった シーンを考えてみる。ここでタブレットが備えるカメラ機能やタッチパネル機能を活用すると、 「顧客が持つ会員カードを読み取り、前回の購買履歴を踏まえた商品を表示する」 「顧客がタッチした商品を記録しておき、次回以降の商品紹介などに役立てる」 といったことが行える。事前に顧客のパーミッションが必要だが、店員が顧客の好みを細かく聞いたり、顧客にアンケート への回答をお願いすることなく、ショッピング中のごく自然な動作の中からニーズを把握することができるわけだ。これが 『スマートデバイスが持つ機能を活用する』の意味するところである。これを実現するためには購入履歴や顧客の嗜好を 記録/管理する必要がある。そのため『販売管理システムや顧客管理システムと連携する』も欠かせない取り組みとなる。
こうした活用シーンが実現できれば、個々のニーズを踏まえたアップセル/クロスセルの機会が増え、結果的に売上増も 期待できる。このように「カタログや契約書のペーパレス化」で終わってしまうのか、それとも「販売管理システムや顧客 管理システムとも連動して、タブレットを顧客との対話ツールとして活用する」という状況実現できるかが小売業における タブレット活用の成否を大きく左右するのである。

■「業種の言葉で述べる」「発生源入力を伴う」「売上増に結びつく」の3つを満たすことが必要
前頁では小売業における有望なスマートデバイス活用シナリオの一例を挙げたが、調査レポートの中では組立製造業、加工 製造業、建設業、卸売業、流通業(運輸業)、サービス業といった各業種について定量的/定性的な結果を交えた活用シナリオ の提示と解説を行っている。
このようにして収集された「有望なスマートデバイス活用シナリオ」を俯瞰すると、販社/SIerがスマートデバイス活用提案に 取り組む際に抑えるべきポイントとして以下の3つが浮かび上がってくる。
1.業種の言葉で述べること
GPSはスマートデバイスが持つ有用な機能の一つだ。だが、「GPSで位置情報が取得できます」というだけでは、具体的な メリットがユーザ企業に伝わらない。例えば、土木工事業であれば「道路の図面とGPSで得た現在地情報を重ね合わせる ことで、ガス管や水道管の工事の際、どの場所を掘れば良いか?がより的確に把握できます」とアピールすればGPS機能 を活かしたスマートデバイス活用を訴求できる。利用するスマートデバイスの機能は全く同じでも、実際の活用シナリオは 業種毎の言葉で語る必要がある。
2.発生源入力を伴うこと
前頁の例で見たように「カタログや契約書をタブレットに格納する」というだけでは単なるペーパレス化提案になってしまう。
だが「店舗にタブレットを配備し、画面上で顧客に商品を選んでもらう」という顧客側の自然なデータ入力により、クロスセル やアップセルにつながる情報を得ることができる。「使用者に負担をかけずにデータを入力/取得できる」という点がスマート デバイスの大きなメリットであり、有望な活用シーンに良くみられる傾向の一つといえる。このようにニーズが発生する現場 で手軽にデータ生成が行えることを調査レポート内では「発生源入力」と呼んでいる。
3.売上増に結びつくこと
調査レポートでは組立製造業に向けた活用シナリオとして、「設計図面や部品表をタブレットに格納し、社内の作業効率の ために活かすだけでなく、それを客先での製品紹介に用いる」という例を紹介および解説している。スマートデバイス活用 の成果がコスト削減だけに留まってしまってはユーザ企業としても十分な予算を確保することは難しい。上記に述べた例の ように、ユーザ企業の売上増に結び付く活用シナリオを提示することが非常に大切だ。
以下のグラフはスマートデバイス活用に取り組み済み/取り組み予定の年商1000億円未満のユーザ企業に対して、スマート デバイス導入/検討に至った目的や背景を尋ねた結果である。
「スマートデバイスが普及しつつある状況をビジネスに活かしたい」が最も多く挙げられていることからわかるように、 ユーザ企業がスマートデバイス活用に期待するのは『コスト削減効果』だけでなく、『新たなビジネス展開による業績 改善』である。その期待に応える提案を行うにはユーザ企業の業種を意識し、売上増に結びつくスマートデバイスの 活用シナリオをユーザ企業と共に模索していくことが大切だ。本リリースに例示した活用シナリオはそうした取り組み の最初の一歩となる提案の端緒といえるだろう。


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株式会社 ノークリサーチ 担当:岩上 由高
東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705
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