◎ダイナミックなサッカー体験 世界初のサッカー娯楽施設は回転ビル
AsiaNet 57313
共同JBN 0770(2014.7.11)
【リオデジャネイロ2014年7月11日PRN=共同JBN】世界で初めてのサッカー専用レジャー施設が、リオデジャネイロに建設される。建てられる施設は、絶えず回転して形を変える巨大なサッカーボールの外観になる。
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このサッカーボールの形の建物は、高さが50メートルで9階建て。各階は別々の方向へスピードを変えながら回転し、さながら建物が生きているように見える。
Dynamic Football Experience CompanyとNavalmare Groupが10日、世界のサッカーの「首都」にこのユニークな建物を、FIFAワールドカップ大会の後に着工するプロジェクトとして発表した。
イタリア・フィレンツェの建築家、デビッド・フィッシャー博士はダイナミック・タワーを考案し、「ダイナミック建築の父」とされる。10日に初めて発表されたこのプロジェクトは、ダイナミック・タワーのサッカー版になる。
▽すべてのサッカーファンが夢見た殿堂
施設には完璧なインタラクティブ・サッカー・ミュージアムが設けられる。1フロア全体で仮想・拡張現実のサッカーの試合が展開され、ホログラムを利用したシステム(米航空宇宙局が最初に技術開発)によって入場者はペレやネイマールと一緒にプレーし、ゴールを楽しめる。
別のフロアには仮想スタジアムができる。360度の巨大スクリーンに向かって座ると、バルセロナの対戦試合をリアルタイムで観戦しながら、マドリードのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムにいる気分になる。
ほかのフロアにはサッカーずくめのレストランやショップのほか、特別ジム、学習コーナーが設けられる。
▽建設
施設の縮尺模型は、イタリアのフェラーリから分離・独立した宇宙工学会社DTM(本社モデナ)が制作し、今月末に欧州の最も美しい街で披露される。
プロジェクトにエンジニアリングや技術を提供する企業には、ニューヨークのWSP、ドイツの巨大企業のボッシュとシーメンス、ブラジルのExergia、SGM(デンマークのLED照明会社)、ブラジル事業が進行しているイタリアの造船・海上プラント建設のNavalmareが含まれている。
▽ブラジルから世界へ
回転建造物の国際的権利を持つDynamic GroupとNavalmareは、リオデジャネイロのプロジェクトに続いて、イタリアでも同じようなダイナミックなサッカーボールの形のビルを建造し、世界の多くの都市に送り出す方針だ。1日24時間、週7日のサッカー体験をファンに提供する巨大サッカーボール・ビルができるのはロンドンやニューヨーク、マドリード、ミラノ、バルセロナ、ジャカルタなど多くの都市だ。
詳しい情報は:
Dynamic Architecture
Architect David Fisher
(UK) +44 771 5820 111
(Florence) +39 055 677 919
Mobile +39 334 831 6655
d.fisher@dynamictower.net
ソース:Dynamic Group
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