Acxiom、LiveRampの買収を完了

マルチデバイスに対応したマルチチャネル向け統合マーケティングプラットフォームを提供するAcxiom（本社:米国アーカンソー州リトルロック、以下アクシオム）は、本年5月14日に、3.1億ドル(約310億円)で買収することを発表したLiveRamp, Inc.（本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下LiveRamp）の買収を完了したことを発表しました。LiveRampは広告主が保有する顧客データを匿名かつ安全に様々なマーケティング専用アプリケーション上で活用できるようデータフォーマットの変換サービスを提供する専門企業です。LiveRampは、約70名の才能溢れる社員を有し、デジタル・マーケティングの分野で急成長を遂げており、過去2年間、3ケタを超える売上増を達成しています。

アクシオムとLiveRampは一体となって、広告主がオフライン上で保有する顧客データをオンライン上で、より正確に照合し、よりスピーディに様々なデータとの紐付けを行い、顧客とより緊密な関係性の構築を支援する業界をリードするソリューションを提供していきます。今回の買収は、世界規模で真のワン・ツー・ワンマーケティングを実現し、アクシオムがビジョンとして掲げる「あらゆるマーケティングプレイヤーが参画できるプラットフォームの提供」に不可欠な「マーケティング・データ・エコシステム」の構築を推進するものです。アクシオムは、今後もあらゆる業界に向け、企業のデータを匿名化し、プライバシーとデータの所有権を保護したまま第三者のデータを使ってエンリッチできる「セーフヘイブン」を軸としたサービスを今後一層強化していきます。

アクシオムは、LiveRampの買収により、以下を享受します；
• 企業の持つデータをマーケティング・データ・エコシステム上のデータに紐付けることで、顧客とパートナーのマーケティング力を強化
• LiveRamp の持つ小売、通信、エンタテインメントおよび金融業界の世界最大手を含む200を超える顧客の獲得
• 100に迫るマーケティング・テクノロジー企業との包括的なパートナー・ネットワーク により、CRMツール、タグ・マネジメント、サイト・オプティマイゼーション、サーチ最適化ツールなど様々なマーケティングツールやシステムとの連携

今回の買収について、アクシオムの最高経営責任者（CEO）、スコット・ハウ（Scott Howe）は、「LiveRampの買収が完了したことで、アクシオムのビジョンの実現に一歩近づきました。アクシオムは、これまで以上に様々な業界の多様な企業の業績拡大に貢献できるよう、集中して取り組むことができます。デジタル革命によりマーケティング手法は一変し、現在のマーケティング担当者は、あらゆるアプリケーションやチャネルを通じて顧客データへ簡単に接続できることが必要不可欠な要件になっています。アクシオムは、“マーケティング・データ・エコシステム”に関わるすべての企業が、より利用価値の高いデータやインサイトを活用し、成果をあげることができるサービスの提供を目指しています。アクシオムの構築する“マーケティング・データ・エコシステム”は現代のマーケティング活動のすべての起点になります」と述べています。

LiveRampは今後もサンフランシスコを拠点として、オーレン・ホフマン（Auren Hoffman）が引き続きLiveRampおよび約70名の社員を率います。

アクシオムについて
アクシオムはエンタープライズ向けデータ管理・データ分析を中心としたSaaS 提供企業です。アクシオムは40年以上にわたりデータとデータを結びつけることで新たな付加価値を生み出すことをミッションとしています。アクシオムは特定のチャネルやメディアに依存しない中立的手法を用い、データを中心にした最先端の製品やサービスを提供し、顧客価値を最大化しています。毎週1兆件を超えるデータを取扱うアクシオムは、人々のより良い暮らしと、全世界で7,000社を超えるクライアント企業の業績向上に貢献しています。アクシオムの詳細についてはwww.acxiom.jpをご覧ください。

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アクシオムジャパン株式会社 広報代行
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