◎自動書籍スキャナーのQidenus Technologiesが創設10周年
AsiaNet 57258
共同JBN 0745 (2014.7.3)
【ウィーン2014年7月2日PRN=共同JBN】2004年にウィーン経済大学(University of Economics Vienna)からスピンオフして創設されたQidenus Technologiesは当初から、厳格な準備段階を乗り越え、その後は着実に成長を重ねる企業になった。オーストリアのメカトロニクス・エンジニアリング研究所2カ所と協力して4年間の研究開発を行い、Qidenusは2008年に、最初の営利事業を創設し高性能な自動書籍スキャナーの開発・生産に着手した。
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Qidenusは2011年から、ロボット書籍スキャン製造の分野で市場リーダーになった。同社は70以上の国際的なパートナーの流通網にアクセスし、世界中の大規模な図書館および公文書館、例えばアレクサンドリア図書館(Library of Alexandria)、デンマーク国立図書館(Royal Library of Denmark)、トルコ国立図書館(National Library of Turkey)、カナダ国立公文書館(National Archives of Canada)、カタール国立図書館(National Library of Qatar)で同社の装置が稼働している。
Qidenusは現在、書籍スキャナーの製造、販売に加え、完全なデジタル化プロセスも扱っている。欧州、アジア、米国にあるデジタル化専門センターでは資料の物流管理・保険、従業員教育、スキャニング、ポストプロセッシング、データフロー管理などを扱っている。
AbbyyやNuance Communicationの変換ツールがQidenusのソフトウエアに組み込まれており、構造化され検索可能な高品質データが提供される。TIFFやEPUBなどのエンド・フォーマットが選択可能で、電子書籍は要求に応じてInternet ArchiveないしはBiblioboardなどの提携プラットフォームにアップロードできる。さらに、BertelsmannとManstein Publishingなどのメディア・パートナーとの協力によって、Qidenusはデジタル経済の次の10年を乗り切っていく。
写真はウェブサイトリンクで入手可能。
▽問い合わせ先
Sebastian C. Schramek,
Managing Director
+431-236-2433-101,
sebastian@qidenus.com
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ソース:Qidenus Technologies GmbH
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