◎ホロジックの3Dマンモグラフィーで乳がんの発見増加

ホロジック 2014年07月02日 10時32分
From 共同通信PRワイヤー

◎ホロジックの3Dマンモグラフィーで乳がんの発見増加

AsiaNet 57191
共同JBN 0722 (2014.7.2)

【ベッドフォード(米マサチューセッツ州)2014年7月2日PRN=共同JBN】
*ホロジック社の3Dマンモグラフィーシステムを使った研究に、これまでで最大となる13の学術機関ならびに地域密着型施設の139人の医師が参加した。

ホロジック社(Hologic, Inc.)(ナスダック:HOLX)は2日、ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)の2014年6月25日号で発表された画期的な研究により、ホロジックの3Dマンモグラフィー(乳房トモシンセシス)検診技術が従来のマンモグラフィーより大幅に多くの浸潤がんを発見できることが明らかになった、と発表した。また研究者たちは正しくない警告に基づく不必要な精密検査のために呼び出される女性の数を3Dマンモグラフィーが減らすことも発見した。これは不安を減らし、健康ケアのコストを減らす。

「デジタルマンモグラフィーと併用してトモシンセシスを使った乳がん検診」と題するこの研究を指揮したのは米イリノイ州パークリッジのAdvocate Lutheran総合病院Caldwell Breastセンターのサラ M. フリーデワルド博士である(1)。研究には総計45万4850件の検査(3Dマンモグラフィー検査が17万3663件に対し従来のマンモグラフィーが28万1187件)が含まれている。

重要な所見は次の通り:

*浸潤乳がんの発見が41%増加(p<0.001)
*乳がん全体の発見が29%増加(p<0.001)
*精密検査のために呼び出された女性が15%減少(p<0.001)
*精密検査の陽性的中率(PPV)は49%増加(p<0.001)
精密検査のPPVは検診の結果精密検査を受けて乳がんにかかっていることがわかった女性の割合の判定に広く使われている。精密検査のPPVは4.3%から6.4%に増えた。
*生検のPPVは21%増加(p<0.001)
生検のPPVは乳房の生検を受けて乳がんにかかっていることがわかった女性の割合の判定に広く使われている。乳房生検のPPVは24.2%から29.2%に増えた。
*非浸潤性乳管がん(DCIS)の発見では大きな変化はなかった。DCISは非浸潤性のがんである。乳管を越えて正常な周辺乳房組織には広がらない。

ホロジックのピーター・J・カレンティ3世 ブレスト・アンド・スケレタル・ヘルス・ソリューション・ディビジョン社長は「JAMAの3D研究はこれまでに発表された研究所見の正当性を実証するものだが、そのスケールははるかに大きい。この研究は乳がん検査で最もひんぱんに言及される2つの懸念―治療の必要がないがんをあまりにも多く発見し、また、あまりにも多くの女性が不必要な再検査のために呼び出されている-ことに対応している。いずれの判定結果も統計的に意味があり、こうした課題に対応するホロジック3Dマンモグラフィーの恩恵を強化している」と語っている。

5つの有力な学術機関の病院がこの研究に参加した。マサチューセッツ総合病院、コネティカット州のエール大学医学部、オハイオ州のユニバーシティ・ホスピタルズ・ケース・メディカル・ センターとアルバート・アインシュタイン・ヘルスケア・ネットワーク、ペンシルバニア州のペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院である。

8つの地域密着型施設がこの研究に参加した。イリノイ州のAdvocate Lutheran General HospitalのCaldwell Breast Center、テキサス州のTOPS Comprehensive Breast Center、ワシントンDCのWashington Radiology Associates, PC、フロリダ州のRadiology Associates of HollywoodとMemorial Healthcare System、ワシントン州のEvergreen Health Breast CenterとRadia Inc, PS、サウスダコタ州のEdith Sanford Breast Health Institute、コロラド州のInvision Sally Jobe Breast CentersとRadiology Imaging Associates、アリゾナ州のJohn C.Lincoln Breast Health and Research Centerである。

▽ホロジックの3Dマンモグラフィーについて
デジタル(2D)マンモグラフィーは現在利用できる最も高度な乳がん検診技術のひとつとみなされているが、それから得られるのは乳房の2次元画像にすぎない。乳房は血管、乳管、脂肪、靱帯など異なる構造で構成されている3次元の物体である。乳房内の異なる高さに位置するこれらの構造を2次元の平面画像上で見ると、重なり合い不明瞭となる。重なり合った組織のこの不明瞭さが、小さな乳がんが見逃され、正常な組織が異常に見えて不必要な再検にいたる主な理由である。

ホロジックの3Dマンモグラフィーは米国の食品医薬品局(FDA)が最初に承認し、かつ現在のところ唯一承認されている3Dマンモグラフィーシステムである。あらゆる患者グループ、乳腺密度で要精検率を大幅に減らしながら同時に浸潤性乳がんの発見を大幅に増やすことが多くの研究で示されている。この技術は2011年2月に米国で乳がんの検査と診断用に承認され、CEマークが認められている諸国では2008年以来入手可能である。ホロジックの3Dマンモグラフィー技術は米国の全50州と約50カ国で使用されている。

米国の600万人の女性が2014年にこの技術で検査を受けると推定されている。ホロジックは米国で約1100の3Dマンモグラフィーシステムを設置した。ホロジック3Dマンモグラフィー設置施設(米国内のみ)はwww.3Dmammography.comで探すことができる。

▽ホロジック社(Hologic, Inc.)について:
ホロジックは診断製品、医療用画像システム、手術用製品の開発、製造、供給をおこなうリーディングカンパニーである。同社は乳房画像診断、細胞診検査・遺伝子検査、GYN(産婦人科)外科、骨密度測定を主とする中核4ビジネス部門を運営している。ホロジックは総合的技術力と堅実な研究、開発プログラムによって人々の暮らしを良くすることに取り組んでいる。
本社はマサチューセッツ州。詳しい情報はwww.hologic.comへ。

▽問い合わせ先
投資家
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Vice President, Investor Relations
and Corporate Communications
+1-781- 999-7716
deborah.gordon@hologic.com

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Manager, Corporate Communications
+1-781-999-7723
marianne.mcmorrow@hologic.com

(1) Friedewald SM, Rafferty EA, Rose SL, Durand MA, Plecha DM,
Greenberg JS, Hayes MK, Copit DS, Carlson KL, Cink TM, Barke LD, Greer LN, Miller DP, Conant EF. Breast Cancer Screening Using Tomosynthesis in Combination with Digital Mammography. JAMA. June 25, 2014
リンク

ソース:Hologic, Inc.

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