東芝ソリューション、ソフトウェア構造診断ツール「PlatformDoctor(プラットフォームドクター)」の適用分野を拡大

~ サポート言語の対応強化により、制御系から情報系まで、幅広い分野で活用可能に ~

東芝ソリューション株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:河井信三 以下、東芝ソリューション)は、組込みソフトウェアを開発しているお客様向けにソフトウェア構造診断ツール「PlatformDoctor(R)
(プラットフォームドクター)」をC++言語に対応し、販売を開始します。出荷開始は2014年6月を予定しています。

 ソフトウェア構造診断ツール「PlatformDoctor(R)」は、ソースコードからソフトウェアの構造を定量的に分析・評価するものです。「PlatformDoctor(R)」へのお客様からのご要望にお応えし、このたびC言語に加え、C++言語ソースコードの解析に対応いたしました。C++対応版では、オブジェクト指向のクラスごとに指標評価が可能になります。C++対応により、より多くのお客様に「PlatformDoctor(R)」を活用頂けるようになります。C++対応版は、基本メトリクスの診断に対応し、順次機能を拡張していく予定です。

 「PlatformDoctor(R)」はソフトウェアの保守性を評価する指標の計測を行い、構造設計の問題点を可視化します。派生開発や再構築の対象となるソフトウェアの構造的弱点の発見、機能追加または変更が影響する範囲を明示し、開発作業を効率的に進めることを可能とします。派生開発や再構築における事前診断だけで
なく、初期開発されたソフトウェアの診断を実施することにより、保守性の劣化を防止できます。ソフトウェア構造の定期診断で設計上の問題点の早期発見・早期解決を実現します。


■「PlatformDoctor(R)」の概要
 「PlatformDoctor(R)」は、ソースコードから客観的に評価できる定量的な評価指標を計測し、ソフトウェア構造の問題点を明確にします。計測結果を診断レポートとして出力する機能を備えています。


<基本メトリクス診断レポート出力される指標>
基礎データ :行数、関数数、公開関数数、公開変数数、モジュール数、
         モジュール平均行数 
変更性/安定性 :モジュール規模、凝集度、機能グループ数、影響度、依存度
解析性     :分割バランス、循環依存度、利用インタフェース数、
         内部変数数、参照型規模
試験性     :関数複雑度、利用インタフェース規模、参照変数数

出力された診断レポートはMicrosoft(R) Office Excel(R) のマクロで形成されて表示されます。

■「PlatformDoctor(R)」の主な特長
(1)保守性観点から定義した評価指標
  既存ソフトウェアの再利用における「調査」、「機能追加/変更」、 「試験」等、それぞれの作業で必要な評価指標を独自に定義し、評価基準値により診断結果の良否を判定します。
(2)ソースコードの一部による診断
  ソフトウェア構造診断では、全てのソースコードを揃える必要がありません。診断対象のソースコードを用意するだけで診断が行えます。

■製品仕様について
パッケージ内容 : ソフトウェア構造診断ツール「PlatformDoctor(R)」
対応OS : Windows(R) 7 SP1 (32ビット版/64ビット版)日本語版のみ
ライセンス形態 : 1年間 ターム・ライセンス ノードロック型
※1年間(12ヶ月)1台のPCでご使用いただけるライセンスです。
価格 : 950,000円(税別価格)

製品情報
リンク


※「PlatformDoctor(R)」を、
「第17回組込みシステム開発技術展(ESEC)」   (2014.5.14~16:東京ビッグサイト)
「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展2014」 (2014.5.21~23:パシフィコ横浜)
に出展いたします。

※ PlatformDoctorは東芝ソリューション株式会社の日本における登録商標です。
  その他の文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

このプレスリリースの付帯情報

PlatformDoctor(R)を利用した開発の流れ

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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