◎独Care-Energyが割引料金でエネルギー供給支援
AsiaNet 56249
共同JBN 0333 (2014.3.24)
【ハンブルク(ドイツ)2014年3月23日PRN=共同JBN】今から1日もあれば、消費者は電力供給会社がどこであれ、現行の電気料金を2セント節約することができる。
ドイツのグリーン電力供給事業者のCare-Energyは、エネルギー効率のいい料金表を既に公表している。しかし、その背景にあるコンセプト、恩恵はどのようなものだろうか?
第1に、この提案は年間最高1万kWhを利用するに当たってエネルギー効率を求める顧客を限定的に対象とする(電気利用エネルギー)。それ以上の消費を必要とするなら、この適用は別に請求する必要がある。
料金表自体は3つの主要グループに分割される。
1)電気利用エネルギー
エネルギー供給事業者がどこであれ、これらのコストは12カ月保証付きのダイレクトクレジット発行によって、kWh当たり2セント減額される。Care Energyは唯一このエネルギー利用の流れをモニターして、効率的な利用法を助言する。
2)天然ガス、木材、石炭、石油利用のエネルギー
暖房にどのような種類の燃料を使おうとも、Care Energyは唯一このエネルギー利用の流れをモニターして、効率的な利用法を助言する。
3)付加料金の支払いを必要としない太陽光発電(PV)モジュールCareCel
Care-Energyはこの料金表によって、CareCelプラグインPVモジュールを追加料金なしで提供する。顧客はモジュールのオールリスク保険に入って、モジュール当たり1カ月に1ユーロを支払う必要があり、保険は6カ月(盗難、損害、雨、水などの損傷に70ユーロ控除免責付き)有効である。CareCelは最適環境の下で、年間約300kWhを発電する。その結果、通常の検電器を通じて300kWh分のエネルギー消費量を差し引く。CareCelモジュールが生み出した電気は、Care-Energyの手で利用中の電力供給事業者が請求する料金価格から2セント減額して計算される。モジュールと供給される電気は、Care-Energyの資産である。課金はCareCelモジュールにある計算器でデータに基づいている。モジュールはオーストリアで製造され、今後は一部が社会復帰施設で組み立てられる。モジュールは適用されるすべての規制および技術関係上の必要条件に準拠している。
月額基本料金は電気、ガス利用に対する19%付加価値税(VAT)を含めて0.00である。
Care-Energyを通じて電気あるいはガスの購入を望まないか、自前のCareCelを購入したいというエネルギーサービス顧客もまた、電気利用エネルギーコストでkWh当たり2セントを節減して、エネルギー革命を支援することができる。
Care-Energyはエネルギー革命に向けたエネルギーサービスプロバイダーである。
しかし、このプロモーションは2セントのコスト節減のほかに何を提案するだろうか?
Care-Energyはドイツに38万余りの顧客を持っている。それぞれの顧客がこれらモジュールを1つずつ受け取るとするならば、結果としてグリッド上の38万のCareCelモジュールとなる。
それではこれら38万のモジュールが顧客の住宅ではなく、主要なプロジェクトで標準になっているように中央所在地に設置されていることを考えてもらいたい。
それは76MWの電源入力を持つ主要プロジェクトをなり、入念な接続を施さなくてはならず、ネットワークの過重負荷を避けるためのバックアップ発電所が必要となり、ドイツの再生可能エネルギー法(EEG)によると、1顧客-ネットワーク事業者について固定価格買い取り制度が20年間漸減の形で適用される必要があり、それぞれ個々の顧客がEEG追加料金制度でより高い電気料金を請求されることになる。これは公共事業と社会全般に対して100万ユーロ単位の追加コストを強いることになりかねない。
Care-Energyのプロジェクトはまた、全土に最低限の量を配電する76MW発電所ということになり、パブリックグリッドに全く影響を与えず、それぞれの家庭で直接消費されることから、いかなるネットワーク事業者も送り込みを通告せず、パブリックグリッドと既存の発電所はこのプロジェクトによって救われる。さらに、すべての消費者が支払うべきEEGエネルギーは生産されることはなく、電気市場は発電所のライフサイクルが20年に最小化するのではなく、事実上25年に最大化するので、販売につながる電気市場は着実に、言い換えれば年々大きくなる。顧客はコスト構造でkWh当たり2セントの料金削減の恩恵を受け、一般市民が請求されることはない。
Care-Energyはこのシステムを利用して現在、電気がないかエネルギー供給が不十分なフィリピン、ガーナの町や小都市で自給自足的、持続的、とりわけ高くつかない方法で十分なエネルギーを住民に供給する目的で給電している。Care-Energyによる完全な供給はCareCel、小型風力タービン、熱ポンプ、エネルギー貯蔵を利用して間違いなく実現するが、エネルギー革命もまた段階的に達成できる。
これこそCare-Energyであり、エネルギー革命である。
Care Energyは現在ドイツの38万の顧客に供給しており、ほぼ7000人を雇用して、エネルギー政策の意味でドイツの旗艦企業となって、ドイツの国境を越えて発展し続けている。このエネルギー効率のいい料金表は現在市販に成功しており、米国、アフリカ、アジア、欧州で受け入れられて、エネルギー消費者は独立、自給、持続的、コスト意識の高い、社会的責任感のあるエネルギー供給に近づきつつある。
Care-Energy
mk-group Holding GmbH
Martin Richard Kristek (CEO)
T.: +49-40-414-314-858-0
martin.kristek@care-energy.de
Facebook: リンク
リンク
ソース:mk-group Holding GmbH
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。