エフセキュア調査: デジタル・コンテンツの保管、シェア、アクセスの実態

私たちは写真、動画、文書、メールなどの形式で膨大な量のデジタル・コンテンツを生成しています。ではどのように保管、シェアし、また将来どのようにアクセスしたいと考えているのでしょうか?

デバイス上のコンテンツの量

自身のデバイス上にどれくらいの量のデジタル・コンテンツがあるかという質問に対し、23%の男性が「知らない」と答えており、さらに女性は46%もの人が知らずにいます。また23%の男性、および12%の女性が100GB以上のコンテンツを所持していると答えています。

PCとスマホを同時に使うようなマルチ・スクリーン・ユーザのうち、自身のコンテンツの量を知らない人は22%でしたが、シングル・スクリーン・ユーザは44%もの人が知りませんでした。さらにマルチ・スクリーン・ユーザの22%が100GB以上のコンテンツを所持しているのに比べ、シングル・スクリーン・ユーザは14%だけでした。

バックアップの方法

男性の77%、女性の75%がコンテンツのバックアップを取っていると答えています。オンライン・クラウド・サービスへのバックアップは、男性が25%で、女性の21%を僅かながら上回っています。他の方々はUSBデバイスやCDなどのハードウェアを利用しています。少なくとも週一回はバックアップを取っているのは、男性が33%で、25%である女性よりも頻繁である傾向が見られます。

国別では、マレーシアが最も高い率で定期的にバックアップを取っており、88%に上ります。次がドイツの82%、コロンビアの81%と続きます。コンテンツのバックアップを取っている人が少ない国々は英国、スウェーデン、フィンランドで、いずれも69%でした。

コンテンツの保管・シェアの方法と場所

コンテンツをどこへアップロードするかに関して、単に保管しておくためであれ、友人とシェアするためであれ、Facebookがトップに挙がっています。週に少なくとも一回はコンテンツをSNSへアップロードしている人は女性の39%を占め、男性の34%を上回っています。次に続くのがYouTubeで、男性の21%、女性の19%が週に一回以上、コンテンツをアップロードしています。マルチ・スクリーン・ユーザの47%が週に一回以上Facebookへコンテンツをアップロードしており、シングル・スクリーン・ユーザが29%であることを大きく上回っています。

セキュリティに関する意識

クラウド上のストレージやバックアップ・サービス、あるいはSNSでの自分のコンテンツに対する不正アクセスについて、女性(61%)のほうが男性(57%)よりも若干高い懸念を示してします。ヨーロッパでは概して低く、51%の人が懸念を示していますが、ヨーロッパ以外では71%に達してします。

コンテンツやサービスへのマルチ・デバイス・アクセス

いまや世界はマルチ・デバイスの時代です。男性、女性ともに、あらゆるデバイスから自分のコンテンツへアクセスできることが有効であると考えています。女性の64%と男性の63%が、どこにいようと全ての自身のデバイスから全ての自身のコンテンツへアクセス可能にすることが役に立つと回答しています。そして男性の60%と女性の59%が、さまざまなオンライン・サービス上の全てのコンテンツを、ひとつの場所から管理できることが望ましいと答えています。


以上の調査に関します図表やグラフは弊社「エフセキュアブログ」をご参照ください。
デバイスの上のコンテンツの量 リンク
バックアップの方法 リンク
コンテンツの保管・シェア リンク
セキュリティに関する意識 リンク
マルチ・デバイス・アクセス リンク


※エフセキュアの2013年デジタルライフスタイル調査は、15カ国(ドイツ、イタリア、フランス、英国、オランダ、ベルギー、スウェーデン、フィンランド、ポーランド、アメリカ合衆国、ブラジル、チリ、コロンビア、オーストラリアおよびマレーシア)で20~60歳のブロードバンド加入者6,000人を対象にWebインタビューを実施しました。同調査はGfKによって、2013年4月に実施されました。

*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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