台湾は日本にとってICT業界での信頼できるパートナー

Taiwan External Trade Development Council 2014年01月23日 14時00分
From PR TIMES

中国進出を見据えた日本企業は台湾企業との提携を積極的に模索中

台湾はグローバルICT(情報通信技術)業界で重要な位置をしめており、同業界においては日本にとっての強力なパートナーといえます。ハイテク立国である台湾は、ノートパソコン、モバイル技術、タブレット、ネットワークデバイスなど、数多くのICT製品が業界の最先端にあります。

2013年1月23日 東京: 台湾はグローバルICT(情報通信技術)業界で重要な位置をしめており、同業界においては日本にとっての強力なパートナーといえます。ハイテク立国である台湾は、ノートパソコン、モバイル技術、タブレット、ネットワークデバイスなど、数多くのICT製品が業界の最先端にあります。

業界のグローバル化が進むにつれ、日本企業は海外での提携先を積極的に開拓しており、その中でも台湾企業が長年にわたって第一の候補となっています。両国共に重要度の高い中国市場に進出する為に、提携の必要性があることを認識しています。

日本は台湾にとって、最も歴史が長く重要な貿易相手国であり、2013年上半期の台湾から日本への輸出総額は93.6億USドルを超え、年間成長率は5.4%以上になります。その中でも輸出カテゴリー第一位を占めるのは、常に電子製品です。

台湾は生産額において、ノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレットPC、マザーボード、サーバー、液晶モニター、デジタルカメラなど、7つの分野において世界で高いシェアを誇っています。2012年では、台湾のICTセクターは前年比7.9%の成長を達成し、年間生産額は約1,503億USドルに達しました。

台湾の工業技術研究院(ITRI)によると、台湾のICT業界における生産高は2013年度において20.5%の成長を見込んでいます。この背景には、世界規模でタブレットPCの出荷量が急速に増加している事とクラウドデータセンターへの世界的な投資が継続していること、そしてタッチスクリーン搭載のノートパソコン開発が主な要因として考えられます。

ICT産業における台湾の競争力は、成熟した製造ライン、高い技術力を有するエンジニア、高い研究開発能力、地理条件の優位性などによるものです。台湾は地理的に世界で最も重要な3つの経済圏(アメリカ、日本、中国)からなる三角形のエリア内に位置しています。歴史を通じて、台湾はアジアと西洋を結びつける立地にありました。その際に、世界中の国々と協力関係を築き上げてきたICT企業は、様々な文化や市場の需要を満たすノウハウを獲得しています。

2012年台湾のタッチパネル産業は、日本、韓国、中国を抜いて世界一の売上高を記録しました。また海外生産を含めると、2011年時点で台湾のプリント基板産業は日本を抜き、世界最大のプリント基板生産国に成長しています。

台湾はICT分野において世界でも名の知れた数々の企業を輩出しており、エイサー、エイスース、D-Link、HTCなどの大手メーカーが挙げられます。こうした企業は本来の製造受託から脱却し、自社ブランドを生産しており、数々の賞を受賞するまでに成長しました。

エイサーは情報通信技術企業ですが、消費者の生活を豊かにする革新的な製品を主に研究・開発し、販売、サポート提供をしており、彼らのエコサプライチェーンは環境に配慮し、パソコン、ディスプレイ、プロジェクター、サーバー、タブレット、スマートフォンを製造・販売しております。こうしたツールを用いて、消費者はこれまでの枠にとらわれることなく、さらに豊かな体験をすることが可能です。

同社は最近、Liquid Z110という大型スマートフォンを発表しました。手になじむディスプレイを採用し、インターネット、ゲーム、テキストメッセージ、写真などの機能はもちろんのこと、内蔵カメラはわずか1秒で起動でき、他にも多くの撮影機能やモードなども搭載しています。またロック、ジャズ、MTVなどの専用モードをサポートするSRSサウンド(TM)も備えていります。

エイスースは、ギリシャ神話の英知と知識を司る翼を持つ馬、ペガサスから名前を得ています。同社はパソコン部品、周辺機器、ノートパソコン、タブレット、サーバー、スマートフォンなど、ほとんどのICT領域において製品を生産しています。2012年度には4,168もの国際的な賞を受賞しており、1日あたりで11の賞を受賞したことになります。

エイスースのPadfone2は、スマートフォンでありながらドッキングステーションにPadfone2を差し込めば、10.1インチのタブレットPCに変わるというものです。これはスタント用自転車ブレーキから得た原理を応用したもので、タブレットにしっかりと固定でき、不用意に外れることもありません。最新のクワッドコアプロセッサと4.7インチ型の大画面も備えており、エイスース独自の画面輝度調整技術を用いて、屋外で直射日光に当たっている場合でも画面をくっきりと表示する事ができます。また重量もわずか649グラムで、iPadよりも軽めです。バッテリーの省電力機能も高く、3Gスタンバイ時間は最長で6週間、更にタブレットへ接続することで、使用時間が36時間延びます。

D-Linkはコンピューターネットワークに革新的なアプローチを用いて、消費者により多くの接続オプションを供給している企業です。台湾では比較的穏やかな成長をしてきた同社は、25年間で国際的なブランドに成長し、最新のネットワークソリューションを提供しています。

DIR-505L トラベルクラウドルーターはポケットに収まる大きさの小さな接続デバイスですが、場所や時間を選ばずにインターネット接続とファイルの共有を行えます。写真、映像、音楽、ドキュメントをパソコンや携帯端末に手軽に送信できます。USBストレージに接続するだけで、ブラウザやmydlink SharePortアプリを用いてファイルにアクセスでき、小型ですが万能です。ルーター、アクセスポイント、ワイヤレスリピーター、ネットワークストレージの機能を手のひらサイズのデバイスに全て内蔵しています。

台湾の情報産業省管轄下の産業情報研究所(MIC)によると、低価格や中価格帯のスマートフォンが、2013年度の台湾ICデザインハウス産業の成長を促す上で重要な鍵を握っているとの事です。MICの報告書によると、2013年度における台湾スマートフォン産業の年間出荷量は2億5100万台に達する見込みで、前年比22.5%の成長にもなります。

世界初のアンドロイドスマートフォン開発企業として、HTC Corp.はユニークで革新的な製品の発信地としての台湾のステータスを確立しました。HTC日本支社は最近、主力スマートフォンとしてHTC J Oneを発表しました。HTC J OneはHTC Zoe (TM)、HTC BoomSound (TM)、HTC BlinkFeed (TM)などのHTC One基本機能を搭載し、加えて日本市場独自のおサイフケータイ機能を搭載しています。

HTC日本によると、HTC J Oneは「基礎から見つめなおした」モバイル体験を提供します。またHTCは今後も消費者の期待を上回る先進製品を開発しつづける、と同社は付け加えました。

Acer www.acer.com
ASUS www.asus.com
D-Link www.dlink.com
HTC Corp. www.htc.com
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台湾貿易センター台北本部(TAITRA)について

台湾貿易センター台北本部(TAITRA)は、台湾の対外貿易と世界市場における競争力の促進を目的として、政府と商工組合の共同出資を受け1970年に設立されました。40年余りにわたり、台湾経済の発展において重要な役割を果たしており、グローバルビジネスにおいて台湾へのビジネスゲートウェイとして目されています。TAITRAに関する詳細は、下記URLをご覧ください。
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TAIWAN EXCELLENCE(台湾エクセレンス)について

付加価値のある革新でその名が知られるTaiwan Excellence(台湾エクセレンス)は、innovalue(革新価値)を含む製品に授与される最高の栄誉です。1993年に中華民国経済部がTaiwan Excellence Selection(台湾エクセレンス・セレクション)を開始しました。Taiwan Excellenceを受賞した製品は、最も革新的で高品質、高付加価値の台湾製品を意味するだけでなく、最先端製品の設計・製造分野で、イノベーションを駆使し付加価値を創造する、台湾独自の製品でもあります。TAIWAN EXCELLENCEに関する詳細は、下記URLをご覧ください。
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