「イノベーションへの目覚ましい貢献」ボッシュ・グループの卓越した技術的リーダーシップを称える ディーゼル・メダルをクリストフ・ボッシュが受賞

ボッシュ株式会社 2013年12月20日 13時35分
From PR TIMES

・独自の株主構成が真価を発揮
・研究開発に一貫して高水準の投資を実施
・本当の価値をもたらし、人々の生活の質を向上させるイノベーション

シュトゥットガルト/ミュンヘン - クリストフ・ボッシュがボッシュ・グループを代表し、「イノベーションへの目覚ましい貢献」を評価する2013年度のディーゼル・メダルを授与されました。このメダルは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーであるボッシュが、さまざまな分野で卓越した技術的リーダーシップと革新力、さらに優れた創造性を発揮したことを称え、ドイツ発明研究所(Deutsches Institut für Erfindungswesen)から贈られました。授賞式はドイツを代表する科学技術博物館であるミュンヘンのドイツ博物館の記念ホールで開かれ、ドイツ発明研究所のHeiner Pollert所長とディーゼル・メダル評議委員会の委員長を務めるAlexander Wurzer教授からメダルが手渡されました。そしてクリストフ・ボッシュはボッシュの2013年度の「発明者賞(Inventors of the Year)」の受賞者4人とともに、ボッシュ・グループの4万2,000人を超える研究者を代表して賞を受け取りました。

ボッシュは長きにわたるイノベーションの伝統を誇ります。1897年に最初の特許を申請し、1909年には早くも特許とブランド、ライセンスに関する業務を担当する部署を設けました。こうした沿革は広く一般に認められています。クリストフ・ボッシュに対する賛辞の中で、Herbert Diess氏はこう述べました。「ボッシュはドイツの産業界を担う企業のひとつです。また、ドイツの自動車業界にとって、ボッシュは昔も今も画期的な開発の最前線に立つ重要な技術的パートナーでもあります。卓越したイノベーションへの貢献を評価するこのディーゼル・メダルは、ボッシュが長年にわたりトップの座を占めてきたことに対する敬意の表れと言えるでしょう。BMW AGの取締役会メンバーとして開発を担当する私にとって、これは非常に喜ばしいことです」

ボッシュの企業統治が真価を発揮
クリストフ・ボッシュはディーゼル・メダルの授与式でこう述べました。 「ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造はボッシュ・グループの企業としての自立性を保証しています。だからこそ、ボッシュはこの企業形態をベースに長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行えるのです。私たちの研究者が達成したイノベーションが各方面から幅広く注目され、このディーゼル・メダルの受賞につながったことを本当に嬉しく思います」

クリストフ・ボッシュはさらにこう続けます。「ロバート・ボッシュは自身が指針と名付けたものの中に、成功する企業経営の原則を記しました。彼はそこで、企業は本来社会に奉仕すべきものであり、企業の利益と社会の利益は切り離すことができない関係にあると述べています」。これらの原則はロバート・ボッシュGmbHとロバート・ボッシュ財団に今も息づいています。ロバート・ボッシュGmbHはロバート・ボッシュが示したダイナミックな発展の道を追求し続け、ロバート・ボッシュ財団は社会全体の利益に貢献するという彼の理念を実現する役割をそれぞれ担っています。財団を株主とする企業構造はドイツではほとんど例を見ないものですが、創業者の死後も同族企業をうまく存続させる良き手本であると言えます。そして、こうした株主構造は企業の自主性を保証し、創業者のロバート・ボッシュが望んだ「力強く意義のある発展」の追求を可能にしています。

クリストフ・ボッシュについて
クリストフ・ボッシュはボッシュ家のスポークスマンとして長らくボッシュのあらゆる重要な統治機関のメンバーを務めており、企業の方向性に関して大きな発言権を持っています。彼はロバート・ボッシュ財団の評議員会のメンバーを務め、ロバート・ボッシュ工業信託合資会社の共同経営者であるだけでなく、ロバート・ボッシュGmbHの監査役会の一員でもあります。彼はこうした幅広い職務経験を通じて企業のあらゆる側面を大局的な視野から捉え、祖父であり創業者であるロバート・ボッシュが望んだ長期的な視野に立った持続可能な企業戦略をサポートしています。

「ディーゼル・メダル60周年」
ディーゼル・メダルはルドルフ・ディーゼルの息子であるオイゲン・ディーゼルの発案によって1952年に創設され、1953年に初めて授与されました。ディーゼル・メダルはドイツで最も古い歴史を持つ発明賞で、公益法人であるドイツ発明研究所から贈られます。60年を数える今年のディーゼル・メダルは特に発明者と革新力のある企業に対する世間の注目を高め、彼らの取り組みを支えることに貢献しています。


ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2012年度の従業員数は約30万6,000人、売上高は525億ユーロを計上しています。また2013年初めからは、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制に移行しました。

ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。
ボッシュでは2012年に約48億ユーロもの金額を研究開発に投じ、さらに全世界では4,800件以上の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。

ボッシュの起源は、1886年に創業者ロバート・ボッシュ(1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大部分は株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

さらに詳しい情報は
リンク ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)
リンク ボッシュ・メディア・サービス(英文)
リンク ツイッター
を参照してください。

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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