山形大学、「SAS(R) Visual Analytics」の導入でより的確な意思決定とエンロールメント・マネジメントを加速


ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下 SAS)は、国立大学法人山形大学(本部キャンパス:山形県山形市、学長:結城 章夫、以下 山形大学)が、効果的なエンロールメント・マネジメントの運用のために、「SAS(R) Visual Analytics」を採用したと発表しました。

エンロールメント・マネジメントとは入学前から卒業後まで一貫して学生を支援することを目的とした大学マネジメント手法で、その実現にあたっては大学内の各部署に点在している学生データの統合と細やかなデータ分析が必要となります。文部科学省のプロジェクト経費等を活用して、EM(エンロールメント・マネジメント)とIR(インスティチュート・リサーチ)を推進する山形大学のエンロールメント・マネジメント部では、学生の出身高校や受験前の大学との接触データ、入試結果などのデータを蓄積し、履修状況や出欠状況、成績、授業評価、各種アンケート等のデータと統合し、分析・レポートを行うサービスを各学部に対して提供しています。従来は、データの結合や加工の作業は限られたシステム担当者のマニュアル作業に頼っていたため、大きな時間がかかり、即時的な分析やレポート提供が難しいという課題を抱えていました。

SAS Visual Analyticsの導入によって、システム担当者の手を経なくとも、各学部の担当者自身が、いつでも好きなタイミングでデータの抽出を行える環境が整い、レポート作成に要する時間の飛躍的な短縮を実現しました。加えて、SAS Visual Analyticsが備えるアナリティクス機能を活用することで、高度な分析を用いてより的確に学生の動向を把握し、効果的なエンロールメント・マネジメント業務が可能となりました。

山形大学 エンロールメント・マネジメント部 教授 福島 真司氏は、次のように述べています。「IRは、専門家が難解な統計を駆使してマニアックに行うのではなく、必要な部署の現場担当者が自分自身の手で、簡単に操作性よく、楽しくデータを扱い、わかりやすく、美しい分析画面を見ながら、諸業務の評価や改善策の立案、意思決定に役立てることが肝要です。楽しさ、わかりやすさ、美しさは、データ分析という難解な作業を行うときの大きなモチベーションとなります。これまでに利用していたシステムは、操作性や柔軟性に大きな問題があり、時間や経費的なコストに常に悩まされました。現場の分析要望にもリアルタイムに応えられず、IRの浸透は不可能と悩んでいるときに、SAS Visual Analyticsと出会いました。当時私が欲しいと考えている機能がほとんど実装されており、初めて見たデモには衝撃を受けました。SAS Visual Analyticsの導入によって、諸業務の評価や意思決定が強力に支援され、教育や学生支援を含めたエンロールメント・マネジメントの質も向上できるという実感を持っています。」

SAS Visual Analyticsは、統計解析の専門的な知識がなくても扱うことができるEasy Analytics製品です。あらゆるサイズのデータを極めて短時間に分析できるインメモリ・アナリティクス機能を持ち、データをすばやくメモリ上に読み込み、高速な処理によりデータ・ビジュアライゼーション(視覚化)を実行します。加えて、代表的なアナリティクスの機能を持ち、アナリティクスやビッグデータ・アナリティクスを導入する企業にも最適です。ユーザーは、全てのデータを検証して、数十億ものデータの相関関係をわずか数分、数秒で実行し、WebレポートやiPad(R)、Androidタブレットを通じて、得られた結果をビジュアルに表示します。これにより、視覚化しなければ把握が困難であったデータ内のパターンや傾向、関係性を、速やかに特定することが可能となります。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(リンク

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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