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◎非食用系木質バイオマスから工業用シュガー製造でBASFとRenmatix両者が提携

BASF/Renmatix 2013年12月19日 09時45分
From 共同通信PRワイヤー

◎非食用系木質バイオマスから工業用シュガー製造でBASFとRenmatix両者が提携

AsiaNet 55249
共同JBN 1480 (2013.12.19)

【ルートウィヒスハーフェン(ドイツ)、フィラデルフィア2013年12月18日PRN=共同JBN】
 *米Renmatix社特許のPlantrose(商標)技術は、非食用、木質バイオマスから工業用シュガーの製造を可能にする。
 *工業用のシュガーは、再生可能な原材料に基づく各種化学品向けの重要なバイオベースの前駆物質である。

ドイツのルートウィヒスハーフェンにあるBASF社と米ペンシルベニア州フィラデルフィアにある技術プロバイダーのRenmatix社は、リグノセルロース系バイオマスに基づく工業用シュガーの製造用のRenmatix Plantroseの処理法を共同で機能強化する。両社は非独占的な共同開発契約を結んだ。両社は将来の商業ライセンスに対する主要な金銭上の条件に合意して、これによってBASFは自由裁量権を行使することができるようになる。両社の協業は2012年1月に行われたRenmatixに対するBASFの3000万ドルの投資に次ぐものである。

Renmatixが開発したPlantrose技術は、各種の非食用バイオマス(リンゴセルロース)源から競争力のある価格で工業用シュガーの製造を可能にする。特許で保護されたその処理法は、超臨界水(臨界点まで高温、高圧にした水)を使ってリンゴセルロース源(木材、農産物残さ、麦わらなど)を工業用シュガーに分解する。工業用シュガーは、例えば発酵処理によって製造される各種基礎化学品、中間体製造における重要な構成単位である。これら工業用シュガーが十分な量と競争力のある価格で利用可能になることは、環境に優しくかつ競争力のあるバイオベース製品には重要なことである。バリューチェーンの中の最初のステップとしてバイオマス供給原料を取り入れることは原材料の変化を起こし、重要な供給原料としてのナフサなど化石原材料ソースへの依存を軽減することができる。

原材料交換のテーマに関連するプロジェクトは、BASFのResearch Verbundにおける1つの重要な技術分野を構成している。BASFの専門家は再生可能エネルギー、天然ガス、CO2など代替原材料を利用する興味ある処理法の選定に従事している。

BASFの能力開発センターProcess Research and Chemical Engineering社長のペーター・シューマッハ博士は「原材料交換は処理法のイノベーションを通じて唯一実現可能であり、それによって原材料の代替ソース利用が可能になる。そのためにはPlantroseのような処理法が必要であり、Plantroseは共同努力でさらに開発が進み、食料、食品の製造と競合しない化学原材料として非食用バイオマスを使うことができる。Plantrose処理法は再生可能原材料に対する当社ニーズに対応する。この処理法は持続的発展に貢献するソリューション開発における当社顧客を支援する助けになる」と語った。

Renmatixのマイク・ハミルトン最高経営責任者(CEO)は「BASFは過去2年にわたりRenmatixの事業努力を支援するため、時間と資本面で大きな投資を与えてくれた。われわれはRenmatixで、台頭するバイオケミカル市場を支援することに注力し、それによって積極的な企業リーダーは、費用対効果のある工業用シュガーを世界の化学業界がさらに利用してもらえるようPlantroseの処理能力を拡大することができる」と語った。

▽Renmatixについて
Renmatixはバイオマスをセルロース系シュガーに転換する技術の大手ライセンサーであり、世界のバイオケミカルおよびバイオ燃料市場で使用される石油代替製品向け原材料を製造している。同社特許のPlantrose(商標)処理法は、木くずから農業残渣(さ)でのセルロース系バイオマスを有用なコスト効率のいい糖質に低コストで転換することによって、通常の糖質経済性の問題に答える。Renmatixの超臨界加水分解技術は、ほかの処理法より1桁分速く非食用系バイオマスを分解し、決して重要な消耗品ではない木材を使うことによるコスト上の優位性を強化する。Renmatixは非上場企業であり、ジョージア州に業務拠点を持ち、現在は1日当たり3トンのセルロース系バイオマスをPlantro(登録商標)シュガーに転換する製造能力を持っている。同社はまたペンシルベニア州に世界クラスのテクニカルセンターを保有している。詳しい情報はwww.renmatix.comを参照。

▽BASFについて
BASFは世界大手化学企業である、その製品ポートフォリオは化学品、プラスチック、パフォーマンス・プロダクツ、作物保護製品から石油・天然ガスまで多岐にわたる。同社は経済的成功を環境保護と社会的責任と結び付ける。同社は科学とイノベーションを通じて、ほぼすべての産業分野の顧客が現在および将来の社会的ニーズに対応できるようにする。同社製品とソリューションは資源保護に貢献し、栄養を確保し、生活の質を向上する。同社は持続的な将来に対する化学製品を生み出す。BASFの年商は2012年に721億ユーロで、同年末時点で11万人余りを雇用している。BASF株式はフランクフルト証券取引所(証券名BAS)、ロンドン証券取引所(同BFA)、チューリヒ(同AN)で取引されている。BASFに関する詳しい情報はwww.basf.comを参照。

▽問い合わせ先
Corporate Media Relations
Holger Kapp
Phone: +49-621-60-41040
holger.kapp@basf.com

Renmatix
Duncan Cross
Director of Marketing
Phone: +1-484-751-4006
duncan.cross@renmatix.com

Media Relations:
Caroline Venza
MissionCTRL
Phone: +1-415-601-9645
caroline@missionCTRLcommunications.com

ソース:BASF; Renmatix

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