オリジナルデザインのBeaconが簡単に作れるリフロー不要の小ロット生産用パッケージを発売

～　設計用情報を公開し3Dプリンタや市販の電池ホルダと組み合わせて 実証実験やイベントのBeaconが手軽に制作可能に　～

アプリックスＩＰホールディングス株式会社(本社：東京都新宿区、代表取締役：郡山龍、以下「アプリックス」）は、iOS 7の新機能iBeaconやAndroid OSからも利用できるオリジナルデザインのBeaconを簡単に作ることが可能なリフロー不要の小ロット生産用パッケージの発売と設計用情報を公開したことを発表いたします。



先日、アプリックスが販売を開始したBeacon モジュールの試作開発キットは、既に100セット以上の注文を受け付け始めており、オリジナルデザインのBeaconを作って実証実験やイベント等で利用したいとの要望等を多数いただいております。しかし、Beaconモジュール（基板タイプ）は、量産ライン向けに作られているため、専用のリフロー設備がないとオリジナルのBeaconを作るのが難しく、小ロット生産に向いていませんでした。

このたび発表した小ロット生産用パッケージは、手作業の半田付けや電池ケースへの直接配線が可能なBeaconモジュール BM1-SV（直接半田付け可能基板タイプ）が160個標準規格のトレーに入っており、小さな組み立てラインや個人でも効率よくオリジナルのBeaconが作れます。また、すぐにでもデザインが始められるよう、設計用情報を公開しました。

アプリックスでは、新しいサービスやシステムの開発者が3Dプリンタで作ったケースと市販の電池ホルダ、またはネット注文で作った電子回路基板等と組み合わせることにより、さまざまなデザインや形状のオリジナルBeaconが簡単に手軽に作れるソリューションをいち早く提供し、Bluetooth(R) Low Energy用の高度なセキュリティソリューションと合わせて、アプリケーション開発者やシステムインテグレータが、付加価値の高いアプリケーションやサービスを実現可能にすること等により、競争力の高いM2M技術を拡充し、当社の今後の成長ドライバーとしてまいります。

■　商品情報：
・　名称：　小ロット生産用パッケージ
・　型番：　BM1-SV-160PACK
・　内容:　 Beaconモジュール BM1-SV（直接半田付け可能基板タイプ）160個
・　価格：　99,800円（税抜、送料別）

■　設計用情報：
設計用情報は「参考資料」をご覧ください。

※　日本電波法技術基準適合証明、その他各地域の認証取得済み。
※　AplixのBeaconモジュールは、設定アプリを使ってお客様が指定した「Bluetooth SmartのADVERTISING AND SCAN RESPONSE DATA FORMATに合致するデータ」と「Bluetooth SmartのAdvertising Intervalとして認められている間隔」に基づき、無線信号で送出します。
※　BM1試作開発キット（単3乾電池タイプ）に含まれているBeaconモジュールには、購入して直ぐ動作確認が出来るよう、iOS 7 Core Locationフレームワークを使って作ったアプリケーションが受信できるデータが設定されています。
※　出荷時にそれぞれのBeaconモジュールに個別のBeaconのデータを設定することも可能です。また、まとめてBeaconのデータの書き換えや管理ができるツールも用意していく予定です。詳しくは担当営業にご相談ください。
※　Android端末用のSDKは当社より提供いたします。
※　試作開発キットのご購入希望が、当初の想定数量を大幅に超えており、現在急ぎ増産しております。11月下旬から12月中旬にかけて順次出荷できる予定です。ご了承くださいますようお願いいたします。
※ 　Beaconモジュール　BM1-HP（リフロー対応基板タイプ）は、11月11日に発表した通り、単価300円で提供しています。

→　11/11発表プレスリリース「iPhoneやAndorid端末に対応したBeaconモジュールを単価300円で販売開始」はこちら（ リンク ）をご覧ください。

※ 　本プレスリリースに当初掲載しました小ロット生産用パッケージの型番は「BM1-PACK-1」でしたが、「BM1-SV-160PACK」に変更になりました。

以　上


■ アプリックスＩＰホールディングス株式会社について
アプリックスＩＰホールディングスグループは、ソフトウェアテクノロジーによって世界中の人々がより充実した生活を楽しめるようにすることを使命として事業を営んでおります。ソフトウェア基盤技術事業においては、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の民生用電子機器に向け優れたソフトウェア技術の研究開発・販売、さらにはM2M市場に向けた革新的な技術やサービスを提供する一方で、コンテンツ・サービス等事業においては、出版事業や映像事業を中心に、自社ＩＰを最大限に活用する総合エンターテインメントを展開しております。2013年4月1日付を以ちまして、当社商号を「アプリックスＩＰホールディングス」に変更いたしました。これを機に、当社グループの原点に立ち戻り、国内外で知名度の高い「Aplix」のブランド名をグループの名称に再び冠し、高度な技術を以ってして企業価値の向上と収益の増大を目指してまいります。
　
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※　記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供：PRTIMES リンク