logo

マーサー 世界経済フォーラム(WEF)と協働し「人的資本指数」を発表

・ 「人的資本レポート」を参考に、企業は世界中の人材や成長市場への投資効果を最大限に活かすことができる。
・ 各国の強みや弱みを分析が、国や組織が事業の成功を推進するために戦略的な要員計画の必要性の裏付けとなる。

人材(タレント)は、経済上の潜在力を構成し、今日のグローバル環境において最も重要な成長要因の一つである。世界経済フォーラムが、人事・組織コンサルティング会社マーサーと共同で新たに作成した、「第1回人的資本レポート (The Human Capital Report))では、有効な人材育成、成長潜在力、経済成長に資する状況が最も整っている国を取り上げている。

レポートは、世界の人口の9割以上をカバーする122カ国をランクづけする人的資本指数(Human Capital Index)を基にまとめられた。教育、医療福祉、労働力/雇用、育成環境の4部門に分けた計51項目について国別評価を行っている。

人的資本指数によれば、北欧、西欧の国が上位10カ国中8カ国を占める。総合ランキングではスイスがトップで、フィンランド (2)、オランダ (4)、スウェーデン (5)がこれに続く。シンガポールは総合3位、カナダ (10) がリストの最後に入った。 人的資本レポートと国別ランキング指数のダウンロードはこちら: リンク

「投資、事業統合、事業拡大を世界的に推し進めようとしている組織にとって、効果的な要員計画は、人材を戦略的資産としてとらえることを可能にし、競争優位性を保つうえで不可欠なものです」と、マーサーのリージョンプレジデントであり、世界経済フォーラムの教育/スキルに関するグローバルアジェンダ委員会のメンバーでもある パット・ミリガンは言う。「人的資本指数を参考にすれば、企業は事業成長と長期的な成功に影響する各社の人材投資について国別に意思決定を行うことができます」

「成長市場では、世界的に失業率が高まる中でさえ人材は常に不足しており、そのため、政府、企業、教育機関が一丸となった取り組みを進めなければ、この人材ギャップに対処することはできません」と、シニアパートナーでありマーサーのタレントビジネスのグロースマーケットリーダーでもあるスーザン・ハーバーマンは言う。「人的資本指数を使えば各国の最重点領域がすぐに分かります」

シニアディレクターであり、世界経済フォーラムの人的資本プロジェクトのトップでもあるサーディア・ザヒディは次のように述べる。「既に高齢化社会となっている国、高齢化が進行中の国、若年層が急増している国、また、その両方が同時進行している国もあります。今後深刻な人材不足に直面する国もあれば、人口増を重荷にしてしまうのではなく、その可能性を引き出せる体制を構築していこうという国もあるでしょう。この点で、人的資本指数は、政府や企業が将来に向けた要員計画に取り組めるよう各国の現状を把握するためのツールとなります」

地域別ランキング

トップ10にある欧州諸国とは別に、フランス (21)とスペイン (29) が医療福祉部門で高得点をあげたが、いずれも労働力/雇用の評価はさほど良くなかった。それでも、両国ともイタリア (37)、ギリシャ (55)、セルビア (85)を上回った。

北米では、米国が労働力の充実と人材を惹きつける力で16位に入っている。カナダ(10)は教育面の指数(世界2位)が高く、米国を上回った。中南米カリブ諸国では、バルバドス (26)が最も上位にあり、次いでチリ (36)、パナマ (42)と続く。メキシコは58位である。

アジアでは、日本 (15)がシンガポールについで上位に入り、医療福祉と労働力/雇用の部門の評価が高かった。これに次ぐのがマレーシア (22)と韓国 (23)である。中国 (43)とインド (78) は医療福祉と教育の部門で評価が低かった。

特に、日本の「強み」と「弱み」を分析すると、項目別では、健康、清潔な環境、国内産業の多様性、高等教育割合では世界1位、イノベーション、社内研修、技術吸収力でも高く評価された。一方で、うつ病の蔓延、女性の教育・社会参画レベル、ビジネススクールの質、海外からの優秀人材の獲得力といった点で課題を指摘されている。日本の今後の成長を考える上で、労働環境の改善、女性・外国人の活用を含むダイバーシティ(多様性)の推進が重要テーマとなることを示している。

中東アフリカ諸国では、カタール (18) が最も上位にあり、 UAE (24)、イスラエル (25)、サウジアラビア (39)がこれに続く。他に好成績を挙げたのは、モーリシャス (47)、ボツワナ (79)、ケニヤ(81)である。アフリカでも人口が多いナイジェリアは114位である。

「グローバル規模で人材獲得競争が激しさを増す中、人的資本指数は、各国、各地域が企業の将来のニーズに対応する適切な能力を持つ人材を育てるための、戦略的な要員計画や政策作りの情報源となるでしょう」と、マーサーのパートナーであり当社のワークフォースサイエンス研究所の共同代表であるリック・グッゾ博士は述べる。

--------------------
マーサーは、企業、政府、大学と協力して、労働者の潜在能力を発揮させ経済成長を促す取り組みを進めてきました。求められるスキルのギャップを把握することで、具体的な要員の特性が明確になり、人材獲得の成果が上がり、グローバル市場における位置を維持することができます。この分野での当社のサービスについての詳細はこちらをご覧ください: リンク

第1回人的資本指数レポート・国別ランキング指数(全文ダウンロード可)
The Human Capital Report-PDF リンク

<ニュースリリース:世界経済フォーラム> 新たな人的資本指数が優れた人的資本を持つアジアの国々を特定
リンク
----------

マーサーについて

マーサーは組織・人事、福利厚生、年金、資産運用分野でサービスを提供するグローバル・コンサルティング・ファームです。全世界約20,000名のスタッフが40カ国以上約180都市の拠点をベースに、140カ国以上で、25,000超のクライアント企業のパートナーとして多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。
日本においては、35年余の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス提供を行っています。組織変革、人事制度構築、福利厚生・退職給付制度構築、M&Aアドバイザリー・サービス、グローバル人材マネジメント基盤構築、給与データサービス、年金数理、年金資産運用など、「人・組織」を基盤とした幅広いコンサルティング・サービスを提供しています。
マーサーは、ニューヨーク、シカゴ、ロンドン証券取引所に上場している、マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ(証券コード: MMC)グループの一員です。
マーサーについての詳細は、以下をご参照ください:

マーサー ジャパン
リンク

Mercer(Global)
リンク

マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズについて

マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ(ニューヨーク証券取引所コード: MMC)は、グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、顧客企業にリスク、戦略、人材分野の助言とソリューションを提供しています。
マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズはマーシュ(保険仲介とリスクマネジメント)、ガイカーペンター(再保険仲介・コンサルティング)、マーサー(組織・人事マネジメント・コンサルティング)、そしてオリバーワイマン(戦略コンサルティング)から構成されており、年間総収入110億米ドル超、全世界に53,000名の従業員を擁し、100ヶ国以上で顧客に分析、アドバイスを行い、各種取引を支援しています。
当グループは責任ある企業市民として事業展開しているコミュニティに貢献しています。詳しい企業情報については リンク、 今日企業が直面する課題に取り組む当グループの国際的な実務能力とソリューションについては リンク をご覧ください。


【本件に関するお問い合わせ先】
マーサー ジャパン株式会社
広報
小原 香恋 Karen Ohara
Tel: 03 5354 1674 pr.japan@mercer.com

組織・人事変革コンサルティング部門
Tel: 03 5354 1540 hcas.japan@mercer.com
リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。