ストラタステクノロジー クラウドビジネスに本格参入

日本ストラタステクノロジー株式会社 2013年11月12日 19時57分
From 共同通信PRワイヤー

2013年11月12日

日本ストラタステクノロジー株式会社

ストラタステクノロジー クラウドビジネスに本格参入
~OpenStack対応高信頼性ソリューションを日本市場に展開開始~

2013年11月12日 (東京発)-日本ストラタステクノロジー株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 飯田 晴祥、以下ストラタス)は、同社の実績豊富な高信頼性技術を活用し、OpenStackベースのクラウド基盤に高信頼性を提供するソフトウェアソリューション展開とその戦略的協業の枠組み(エコシステム)の構築を推進するとともに、当ソリューションのベータプログラムを開始することを発表します。

[クラウド分野での高信頼性ニーズ]
クラウド基盤の利用目的が開発・テスト・試行から本格的なビジネス・アプリケーションへとシフトする中、クラウド基盤上での高可用性ニーズが高まっています。具体的にはクラウド基盤の可用性を高めた上で、その上で稼働している高可用性への考慮がなされていないアプリケーションの可用性を高めたい、既存クラスタ・システム等の上で稼働している基幹系アプリケーションを移行リスクとコストを最小化しながらクラウド基盤上に移したいといったニーズがあります。このような要望に応えるためクラウド基盤の制御システム(コントロール・プレーン)とその上で稼働する仮想マシン(ワークロード)との両方で透過的な(ユーザがその存在を意識する必要がない形)高可用性を実現する必要があります。また、クラウド上では必要に応じて性能や機能を上げ下げし、コストを最適化する伸縮性も求められることから、可用性についても時々のニーズに応じてレベルが変更できることが望まれます。

[当ソリューションの特徴と意義]
当ソリューションは、OSS (Open Source Software)のクラウド基盤として広く支持されているOpenStackに当社の高信頼技術をソフトウェアとして組み込み、OpenStackのコントロール・プレーン、ワークロード双方に高可用性を付与できます。ワークロードについては仮想マシン毎にノンクリティカル、ビジネスクリティカル、ミッションクリティカルといった可用性のレベルをユーザが選択、変更が可能です。仮想マシン上のOS、アプリケーション等のソフトウェアは当ソリューションの上で稼働させることで自動的に高可用性が付与されます。当社ではこれらの特徴をSDA(Software Defined Availability)と呼び、その意義を訴求してまいります。クラウド環境への移行に際し、コスト削減、ベンダロックイン回避ためにOSSを活用したいという要望が強まる一方で、その信頼性に対する不安の声もあります。これはLinuxを始めとするOSSの普及期によく見られる状況でありOpenStackの現状も同様です。一旦このような不安が解消すると急速に普及が進むのもOSSの特徴であり、SDAはそのような流れを加速することに貢献します。

[エコシステムの構築強化]
ミッションクリティカルなものを含む既存・新規のビジネス・アプリケーションをクラウド基盤へ移行・稼働させる際に高可用性の実現は避けて通ることのできない課題であり、SDAはその解となります。一方その移行過程でユーザのビジネス・アプリケーションはプライベート、パブリック双方のクラウド基盤に分散し、相互接続させるか社内のネットワーク、支店・店舗のクライアント端末とのセキュアな接続を可能にするかというニーズや、SDAを組み込んだOpenStackベースのクラウド環境をパブリック・クラウドで提供する方法または、プライベート・クラウドとして柔軟な構築・支援を行うSIサービスを提供するための枠組の実現といった課題もあります。これらの課題に対応しビジネス・アプリケーションをクラウド基盤へ移行・稼働させる際のニーズに包括的に応えるには、ベンダ、ITサービス企業等によるエコシステムの構築が不可欠であると当社は考えます。上記のセキュア接続のニーズへの最適解が、SDN※1 (Software Defined Networking)技術であることから、その分野のリーディングカンパニーである株式会社ACCESSと協業し、ビジネスアプリ志向型クラウド・ソリューションを提供していくとともに国内ITサービス企業との協業を進め、ベンダロックインを排したエコシステムの構築を進めます。

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