超音波3D位置管理ソリューション「SmartCoordinator(R)」を発売

~ 作業プロセスや動線の把握を誤差10cm以内で実現 ~

NECエンジニアリング(代表取締役 執行役員社長:上河 深、本社:神奈川県川崎市)は、超音波を使用し、3次元で人の動作や動線を誤差10cm以内(注1)の精度で測定可能な、超音波3D位置管理ソリューション「SmartCoordinator(R)(スマートコーディネーター)」を本日から販売開始します。出荷開始時期は、2014年3月の予定です。



本ソリューションは、人や物に取り付けたタグ(注2)から出る超音波を、天井や壁などに設置したレシーバにて検知することで、タグを持つ人や物の位置や動作を3次元で測定できます。


例えば、物流センターなどにおいて作業者の手首に取り付けたタグの位置を測定することで物品の取り出し・収納が正確に行われているかを把握し、間違った動作を行った場合にはアラームを鳴らすなど、人的ミスの削減が可能です。
また、危険が伴う場所や作業においては、タグを付けた作業者が「どこで」「どのくらいの時間」「どのような作業をしたか」を把握することや、一定時間動きがなかった場合は管理センターへ自動通報するなど、危機を素早く察知することで安全管理の強化を実現できます。

本ソリューションの価格は、315万円(税別、注3)からです。NECエンジニアリングは本ソリューションを、物流業や流通業、製造業などにおける作業プロセス管理、安全管理、動線管理分野向けに拡販し、今後3年間で30億円の販売を目指します

超音波3D位置管理ソリューション「SmartCoordinator(R)」の主な特長は次のとおりです。


超音波により高精度の3D測位を実現

超音波の使用により、従来の無線や赤外線方式ではできなかった3次元での位置測定が可能です。
また、計測誤差は10cm以内であり、より高精度な位置検知を実現しました。

設置やレイアウト変更が容易

天井や壁などに複数取り付ける超音波検知用レシーバとホストサーバをケーブルで接続するため、レシーバへの電源供給用追加工事やバッテリー交換などが不要です。
また、無線や赤外線方式ではレイアウト変更のたびに電波強度や赤外線照射方向などを検証・調整する必要がありますが、本ソリューションではレシーバの設置位置をホストサーバに登録するだけで使用できます。そのため、頻繁にレイアウト変更がある物流センターや製造現場においても、その都度大がかりな工事を行う必要がなく、導入費用や保守費用の削減が可能です。

リアルタイム性の高い位置検出

誤差10cm以内の高精度な位置検知に加え、タグの位置を最短80msecで検知可能なため、人や物の動きをリアルタイムで詳細に把握できます。


なお本ソリューションについて、NECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013」(会期:11/14(木)~15(金)、会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区))にて、展示を実施する予定です。


新製品の写真および基本仕様については、以下のURLをご参照ください。

 リンク

                                          以上
(注1)NECエンジニアリング評価環境・条件において、誤差10cm以内90%。
    評価環境により精度が異なる場合があります。
(注2)タグ
    サイズ:(W) 35mm × (D) 11mm × (H) 61mm
    質 量:約20g
    連続使用時間:約10時間(充電式)
(注3)ソフトウェア、ホストサーバ1台、レシーバ25個、タグ5個の価格です。
    SI費、工事費は含みません。


<新商品に関する情報>
 リンク

<C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013について>
 リンク

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
 NECエンジニアリング 営業本部 ソリューション営業部
 電話:(044)435-9420

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]