ITRIおよびKomori、7-in-1精度のロール・ツー・ロール印刷技術を発表し、横浜で開催されるFPD International 2013で展示

Industrial Technology Research Institute 2013年10月25日 13時15分
From JCN Newswire

Yokohama, Oct 25, 2013 - ( JCN Newswire ) - 10月23~25日に横浜で開催されているFPD International 2013で特によく見学されている展示は、台湾のITRIと日本のKomori Internationalによる最新型ファインライン印刷技術でした。この技術は、7台の異なる設備の必要をなくし、1台の直接印刷ステーションに置き換えます。これにより、10um以下の細い金属線を印刷できるようになり、素材活用が10%から90%に拡大します。

第一日目のITRIとKomoriの合同ブースは、Beijing Oriental Electronics、JDI、NEG、旭硝子、東レ、Tokki、Hirano、アプライドマテリアルズなどの素材会社やディスプレイ会社、メーカー、サプライヤなど世界各国から関心あるビジターが多く詰めかけました。ご来場くださった皆様からはITRIのウルトラファインライン印刷技術についての質問や、感嘆の声をいただきました。ITRI電子および光エレクトロニクス研究所長でVPのC.T. Liuは、これらの世界的に有名な企業が、ロール・ツー・ロール技術に関連した製造、施設、素材開発、ファインライン印刷、超薄型基板、メタルマッシュなどでの協力に関心を示したと、指摘しました。

既存のスクリーン印刷技法は大量生産で60~80umのライン幅を達成でき、リソグラフィとエッチングは30~50umに到達できます。Komori-ITRIの革新的なロール・ツー・ロール方式設計により、タッチパネル製造の高精度印刷技術は、これらの限界を超えて10um以下にまで到達しました。この手法は、さまざまなフォトリソグラフィ工程を置き換え、従来のスパッタリング、レジスト塗布、焼き付け、露出、現像、エッチング、および集版に必要だった7台のマシンを不要にします。その代わり、超薄型基板への金属細線の直接印刷工程1回で、スマート携帯機器のタッチパネルの大量生産を高い効率で行えます。

Liuは、今年8月にTouch Taiwanでこの技術を初披露した時、多くのベンダが製品ラインへの採用を望んだことを付け加えました。今回、過去2か月間にわたってKomoriとITRIが協業したことで、ファインライン印刷は300mmから500mmまでの各種基板幅で20umから10um以下へと大きく躍進しました。印刷の全工程で「フルバージョン」設計を使用して素材活用を大幅に改善しており、大量生産は来年開始予定です。

Komoriについて詳しくは、 www.komori.com リンク をご覧ください。
ITRIについて詳しくは、 www.itri.org.tw/eng リンク をご覧ください。

プレスお問い合わせ先
マーケティングコミュニケーション事務所
Jenny Yeh
+886-3-591-8417
jenny.yeh@itri.org.tw

概要:Industrial Technology Research Institute

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