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フリースケール、ARM(R)ベースのQorIQ LSシリーズ通信プロセッサを発表

3W以下の低電力アプリケーション向けに最高レベルの統合性を実現するマルチコアLS1ファミリにより、フリースケールQorIQプラットフォームの新しい市場を開拓

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、過去20年に及ぶネットワーク分野のIPと専門知識をARMコアと組み合わせて、コアに依存しないソフトウェア・アウェアなLayerscapeシステム・アーキテクチャをベースとする新しい「QorIQ(コア・アイキュー)LS1」通信プロセッサ・ファミリを開発しました。

今回新たに投入するQorIQ LS1製品ファミリは、通信プロセッサ市場におけるフリースケールのリーダーシップを強化します。消費電力制約の厳しい各種ネットワーク・アプリケーションをはじめとして、「モノのインターネット化(IoT)」向けのゲートウェイや、産業オートメーション/制御機器など、成長著しい製品カテゴリ向けに最適化しています。

新しい3種のQorIQ LS1ファミリ・プロセッサには、信頼性を高めたARM Cortex-A7コアが2つ搭載されています。スマートフォンなどのバッテリ駆動型アプリケーションにも利用されるこの高効率コアに、エラー検知/訂正技術を追加しています。フリースケールによるプリシリコン分析(半導体製品を製造する前の段階で行う予測的分析)によると、デュアルCortex-A7コアにより、1GHzにおいて6,000 CoreMarkを超える性能を実現しつつ、消費電力をSoC全体で3W未満に抑えることができています。

フリースケールの副社長兼デジタル・ネットワーキング・グループ担当プロダクト・マネージャであるタレク・ブスタミは、次のように述べています。「現在、ファンレス対応可能な3W以下の高性能ソリューションを求める市場のニーズが拡大しています。QorIQ LS1ファミリは、通信市場におけるフリースケールのリーダーシップを強化し、成長を続ける新しい市場に向けてQorIQプラットフォームの適用範囲を拡張します。」

QorIQ LS1ファミリは、比類のない消費電力効率に加え、3W以下の消費電力制約内において過去に例のないレベルの統合性を備えたプロセッサです。LS1ファミリは、ファンレス組込みアプリケーション向けに最適な組み合わせのペリフェラルと機能を提供します。LCDコントローラ、内蔵SRAMの信頼性を高めるECC保護機能、DDR3L/DDR4メモリ・サポート、仮想化サポート、QUICC Engineテクノロジ、SATA3およびPHY内蔵USB 3.0など、必要な機能がすべて19x19mmの小型パッケージに詰め込まれています。

QorIQ LS1ファミリ製品
新しいLS1ファミリには3種のメンバ製品が用意されており、すべてピン互換性/ソフトウェア互換性を備えています。
・ QorIQ LS1020Aプロセッサ:エンタープライズ・アクセス・ポイントや、マルチプロトコルIoTゲートウェイ、セキュリティ・アプライアンスなど、エンタープライズ用/民生用ファンレス・ネットワーク・アプリケーションに理想的な高集積製品です。
・ QorIQ LS1021Aプロセッサ:ディスプレイ・コントローラと産業用インタフェースが追加統合されており、ファクトリ/ビルディング・オートメーションや、M2M、プリンタ、航空宇宙などのアプリケーションに適しています。
・ QorIQ LS1022Aプロセッサ:最適な費用対効果を実現する消費電力効率に優れた製品で、極めて消費電力制約の厳しい産業アプリケーション向けに高い信頼性を実現します。

ARMの組込み部門マーケティング担当副社長のCharlene Marini氏は、次のように述べています。「フリースケールのQorIQ LS1シリーズは、アプリケーション固有のIPとSoC設計がARM技術を組み合わせることで柔軟性と統合性に優れた製品が作り出せることの見事な例です。フリースケールは通信処理の分野をリードする企業です。今回の最新製品ファミリにARM Cortex-A7プロセッサが採用されたことは、世界のデータ・ネットワークに対して先進的なエネルギー効率とインテリジェンスをもたらす上でARMが極めて重要な役割を果たしていることを明確に示しています。」

包括的な開発サポート
ネットワーク分野におけるフリースケールの専門知識とARMの広範なエコシステムという他に類を見ない組み合わせにより、開発を容易にする包括的なツール類が提供されます。QorIQ LS1ファミリは、フリースケールのTower Systemモジュール式開発プラットフォームによりサポートされます。このプラットフォームは、統合型オンボード・プローブを備えているため、コストをさらに削減できます。また、フリースケールの組込みボード・ソリューション・パートナーが開発したサードパーティ・プラットフォームも利用できます。

評価キットには、各種ペリフェラルをサポートする最適化済みドライバを含んだLinux(TM) 3.12 BSPと、CodeWarrior開発ツールの6ヶ月間の評価ライセンスが同梱されます。フリースケールのVortiQaソフトウェアにより、ゲートウェイやセキュリティ・アプライアンス、クラウド機器など、エンタープライズ/SMB用ネットワーク・アプリケーションを対象として、包括的なソフトウェア・スタックが提供されます。また、QorIQ LSシリーズのデバイスはすべて、フリースケールの広範なサードパーティ・エコシステムによってサポートされます。

供給
QorIQ LS1プロセッサは、2014年第1四半期にサンプル出荷を開始する予定です。

フリースケールのパートナー企業から寄せられた歓迎コメント
Enea
Enea:ビジネス開発担当ディレクター、Oskar Swirtun氏のコメント「フリースケールのQorIQ LS1製品ファミリとEneaのOSソリューションを組み合わせて活用することで、市場で求められるリアルタイム性能、制御性能、柔軟性が実現します。優れた信頼性と仮想化サポートなどの各種機能を併せ持つフリースケールのLS1ファミリは、通信ソリューションにおけるARMアーキテクチャの利用範囲を拡張します。」

Mentor Graphics
メンター・グラフィックスの組込みソフトウェア事業部に所属する組込みランタイムサービス担当ジェネラルマネージャ、Scot Morrison氏のコメント「新しいQorIQ LS1ファミリは、電力効率に優れた通信プロセッサです。メンター・グラフィックスのMentor Embedded LinuxやNucleus OSといったソフトウェアシステムと組み合わせて利用する上で理想的なプラットフォームと言えるでしょう。メンター・グラフィックスは、市場をリードする組込み製品/サービスによって、LS1ファミリをサポートしていきます。」

QNX
QNX:グローバル・パートナーシップ担当ディレクター、Peter McCarthy氏のコメント「QorIQ LS1ファミリは、3W以下の消費電力、高い信頼性、ならびにディスプレイ・コントローラや産業用インタフェースなどの豊富な機能セットを兼ね備えており、次世代のマルチプロトコル対応産業向けプラットフォームの魅力的な選択肢となるでしょう。フリースケール・プリファード・パートナーの一員として、QNXは、フリースケールが再び水準を引き上げたことを嬉しく思い、新しいQorIQ Layerscape製品向けにサポートを提供できることを楽しみにしています。」

Wind River
Wind River:OSプラットフォーム部門製品管理担当副社長、Dinyar Dastoor氏のコメント「Wind RiverのVxWorksリアルタイムOSのユーザは、新しいQorIQ LS1ファミリの到着を心待ちにしています。際立った効率性を実現しつつ、3W未満でDDR3L/DDR4メモリ・サポートといった各種機能を統合するLS1ファミリは、IoT向けのゲートウェイなど、消費電力制約の厳しい産業オートメーション/ネットワーク・アプリケーションに対して新次元の性能基準を確立します。」


フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、リンクをご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。ARMおよびCortex はARM Ltd.またはその子会社の商標または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名またはサービス名はそれぞれ各社の商標です。
(C)2013フリースケール・セミコンダクタ・インク

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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