アバゴ・テクノロジー、自動車パワートレーンの絶縁型電源を実現する新しい車載用スマート・ゲート駆動フォトカプラを発表

アバゴ・テクノロジー株式会社 2013年10月17日 17時00分
From Digital PR Platform


アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)は、本日、自動車パワートレイン・システムにおける絶縁型分散電源化を実現する新しい車載用2.5Aスマート・ゲート駆動用フォトカプラを発表しました。この製品は、安定化ゲート電源を可能にする一体型フライバック・コントローラと、IGBTの短絡およびゲート電圧不足の検出・保護およびレポート機能を備えています。

ACPL-32JTは、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)およびプラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)アプリケーション向けの自動車パワートレーン用インバータ、電力コンバータ、バッテリ・チャージャ、エア・コンディショナおよびオイルポンプ・モータ駆動に理想的です。ACPL-32JTは、アバゴ・テクノロジーの車載用R2CouplerTM)ファミリを拡張する製品で、車載用マルチチャネルIGBTドライバ基板の設計をさらにシンプルにします。フライバック・コントローラを一体化したことにより、ACPL-32JTは、より少数の個別部品と小型の高効率トランスをICの隣に配置して全体の基板占有面積を小さくし、IGBTチャネル間の電磁障害(EMI)とノイズ結合を最小化することができます。車載用パワーユニット設計者は、ACPL-32JTを使用し、超小型で高エネルギー効率の6チャネルIGBTモジュール駆動基板を設計することができます。
アバゴ・テクノロジーの車載用R2CouplerTM製品は、既に50を超えるEV、HEVおよびPHEVの自動車メーカーとサプライヤにより、バッテリ管理システム、パワートレーン用インバータ、コンバータ、チャージャ、エアコン用コンプレッサー、ヒータ、オイルポンプ、CANインタフェース、アナログ検出およびフォルト・フィードバック・システムに採用されています。


主な特長は、以下の通りです。

・AEC-Q100グレード1に準拠した車載品質
・絶縁型ゲート電源用の一体型フライバック・コントローラを内蔵
・フェール・セーフIGBT保護:非飽和検出、ソフトIGBTターンオフ、フォルト・フィードバック、フィードバック付きアンダーボルテージ・ロックアウト 
 (UVLO)、およびアクティブ・ミラー・クランプを内蔵
・広い入力電圧範囲:9~18V
・ピーク出力電流:2.5A(最大)
・高い同相信号除去性能(CMR):50kV/μs(最小)
・小型SO-16パッケージ
・広い動作温度範囲:-40℃~+125℃
・海外安全規格対応:UL1577、CSAおよびIEC/EN/DIN EN 60747-5-5 (これらの重要な安全規格の一部は、磁気式など非光学式絶縁素を対象としていませ 
 ん)

ACPL-32JTは、10月16日から17日までドイツのバーデンバーデンで開催されるVDI Elektronik im Fahrzeug 2013のアバゴ・テクノロジー・ブース#56で展示されます。
アバゴ・テクノロジーのアイソレーション製品事業部の営業開発部長チェン・ディー・リーは、「自動車分野は、EV、HEVおよびPHEVの政府規制と省エネ・ドライブ需要と共に成長し続けています」「新しいACPL-32JTは、自動車パワートレーンの厳しいサイズと安全要件に適合する絶縁型分散化電源を実現する小型スマート・ゲート・ドライバを求めているお客さまにとって最良のソリューションです。」とコメントしています。


供給について
「ACPL-32JT」のサンプル価格は650円からです。サンプル供給および量産販売は、アバゴ・テクノロジーの正規販売代理店を通して行われます。

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