◎タイ政府自然災害保険基金が保険業界の正常化を支援

タイ政府自然災害保険基金 2013年10月07日 10時30分
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◎タイ政府自然災害保険基金が保険業界の正常化を支援

AsiaNet 54411
共同 JBN 1153 (2013.10.7)

【バンコク2013年10月4日インフォクエスト=共同JBN】タイ政府自然災害保険基金(National Catastrophe Insurance Fund=NCIF)のパユンサク・チャッティボン理事長はこのほど、タイ保険業界は2011年の大洪水時に比べて基金の支援体制や適切な政策のおかげで、より高い競争を伴った平常の日常業務が回復しつつある、と述べた。

基金は市場水準より0.5%-1.25%低いプレミアムレートで災害保険を提供。家計や企業部門はこれにより適切なプレミアム付きの大災害保険契約へのアクセスが実現し、民間の保険業者がオファーするプレミアムが段階的に低減していくことになる。

保険業界は、これにより健全な経営状態にあり、非生命保険会社の保証能力が向上している。現在7社が基金のプレミアムレートより20%低い料率で100%自己保証の保険をオファーしている。7社とはAioi Bangkok Insurance、QBE Insurance(Thailand)、Siam City Insurance、Sompo Japan Insurance(Thailand)、Saha Mongkol Insurance、三井住友海上火災保険、Muang Thai Insuranceである。これらの保険業者の補償額は2兆3000億バーツに達する。風害保証で2960億バーツ、地震保証で2950億バーツ、洪水保証で640億バーツである。これより多くの保険会社が保証能力の拡大が可能であり、基金からの再保険購入の必要性が低くなっている。

基金はこのほど2012年3月28日から2013年9月9日までの大災害保険の進捗報告を発表した。これはタイ保険業界への支援的役割を確実にするものである。大災害保険の販売に関しては、有効(アクティブ)保険は140万5632本販売され、保険金額は870億バーツだった。同期間中の保険プレミアムは8040億バーツだった。有効保険の総額は再保険が470億バーツだった。有効保険のプレミアムの総額は5億4900万バーツだった。

全部で51の保険会社が保険を販売した。損害補償の請求はなく、再保険プレミアムが期限切れになった例もなかった。

より詳しい情報はwww.ncif.or.thを参照。

ソース:National Catastrophe Insurance Fund of Thailand

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