◎Star Coolが冷蔵輸送を説明するアニメーション映画を制作
AsiaNet 54434
共同JBN 1126 (2013.9.30)
【ティングレブ(デンマーク)2013年9月30日PRN=共同JBN】
*4年間の実績を誇るStar Cool Controlled Atmosphereが顧客に飛躍的なリーファー(冷蔵輸送)効率の向上を提供する
わずか数年前まで、航空便を使わずにエクアドル産のバナナをアゼルバイジャンの消費者に届けることは不可能だった。そこに表れたのがリーファー界の革命、MCI社のStar Cool Controlled Atmosphere(CA)だ。このシンプルで手軽な技術が新しいアニメーション映画で説明されている。
マルチメディア・ニュース・リリースはウェブサイトリンクを参照。
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そのおかげでバナナ生産者は輸送にかける時間を20日から45日に延ばせることになった。例えば、モザンビーク・ナカラ地域にあるマタヌスカ農場のバナナが今やヨーロッパやアジアの市場に出回ることになり、さらにStar Cool CAはエクアドルの輸出業者がアゼルバイジャン・バクーの消費者にバナナを届けることを可能にした。
4年後の現在、2万5000台を超えるStar Cool CA提携リーファーが世界中で活動しており、多くのアジアおよびヨーロッパの主要リーファー・コンテナラインを使っている。
新しいCA技術を紹介するアニメーション映画はバナナとアボカドの輸出以外でも、広範囲の呼吸量の多い果物や野菜、例えばアスパラガスまたはマンゴーなどの荷主を対象にしている。
Star Cool CAの業績はシンプルな特許取得済みの設計のたまものである。輸送中に積み荷の植物はその呼吸プロセスによってコンテナの中の酸素を奪ってしまうが、Star Coolの採った方法は薄膜フィルターでこの呼吸プロセスを制御することだ。このフィルターはエネルギー効率が良い方法で抑制せずに放置しておくと積み荷を損なう可能性がある過剰な二酸化炭素を外に放出する。
MCIの研究開発セクションの長であるゲルト・ヨルゲンセン氏は「当社はすでに他の分野でよく知られた技術に着目し、これをさらに発展させた。Star Cool CAは積み荷から過剰な二酸化炭素を抜き出すために透過性のある薄膜と真空ポンプを使っている」と述べた。
このCA技術を他の産業で利用するためには取得および運転のコストが重要になる。
MCIで販売とマーケティングを担当するアンデルス・G・ホルム氏は「CAは取得コストが比較的安いので多くの顧客が使えるだろう。さらに航海ごとのコストが最低限に抑えられるため顧客は運転コストを節約できる」と述べた。
Star Cool CAのアニメーション映画はMCI社が作った自動通風設備「AV+」のアニメーション映画に続くもの。「冷蔵庫を開けたままにしてはいけません」と題されたアニメーション映画は「AV+」がリーファーにおける空気取り入れを制御してエネルギーを節約すると同時に積み荷の品質を保つ様子を表している。
ソース:MCI
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