ニスコム、ラリタンと販売パートナー契約を締結

様々な分野でITを活用した事業拡大が急速に進む中、大量のラックやIT機器を擁するデータセンタ事業者やクラウドサービス事業者は、ラックやサーバ単位でIT機器のエネルギー効率を最大化し、消費電力や周辺環境の管理の最適化を実現することが必要不可欠になっています。しかしながら、サーバの消費電力は当該システム運用の実態と密接につながっており、その実現にはデータセンタのシステム運用ノウハウが必要です。

データセンタの運用サービスに強みを持つニスコムは、ラリタンと協力して、データセンタ事業者および同利用者、また、自社データセンタを保有する企業に対して、顧客のシステム運用状態をふまえ、電力利用効率の最大化に貢献する省電力ソリューションの提供を行っていきます。 ニスコムの代表取締役　尾上 卓太郎は、「多数のデータセンタを顧客に持つニスコムは、常に顧客の利益拡大に貢献できる、付加価値を持った運用サービスの提供を行ってきました。この度、海外の省電力データセンタの電力管理においてデファクトスタンダードとなっているラリタン社とパートナー契約を締結することで、従来の強みであるデータセンタ運用効率化に加えファシリティ全体の効率化を提供することが可能となります。ラリタン社と協力し日本のデータセンタの電力管理、省電力運用を更に推進してまいります。」と述べています。

　ラリタンが提供するデータセンタ向けソリューションには、インテリジェントPDUやエネルギー管理ソフトウェア（Power IQ）によるIT設備の電力使用の可視化と制御、環境管理に関わる製品群があります。ラリタン・ジャパンのカントリーマネジャー　竹永 光宏は、「豊富なデータセンタ運用の実績と技術力を持つニスコム社とのパートナーシップにより、成長分野である電源管理ソリューションビジネスがさらに加速することを期待しています。今後は弊社のグローバル戦略とも照らし合わせ、データセンタインフラ管理（DCIM）製品の市場展開も視野に入れた積極的な拡販・協業を共に目指していきます。」と今後の協力関係を強調しています。

ラリタンの製品は、世界でも数多くの大手データセンタで利用されており、日本国内においてもコンテナ型データセンタや大規模データセンタ、大手通信会社や大企業、研究機関、大学等のラボ環境、サーバルームなどに導入が広がっています。

ラリタンについて
ラリタンは、あらゆる規模のデータセンタに適した電源管理、KVM、シリアルソリューションで豊富な実績を誇るITインフラ管理のリーディングプロバイダ。ラリタンの製品は世界5万ヶ所以上の施設で使われており、電源効率の改善、データセンタ生産性の向上、遠隔拠点業務の強化に必要な制御機能を提供しています。米ニュージャージー州サマセットに本社を置くラリタンは、世界各地にオフィスを置き76ヶ国に製品を供給しています。詳しくはウェブサイト （Raritan.co.jp）をご覧ください。

ニスコムについて
ニスコムは、ITインフラを中心とした運用サービスを強みとしています。創業以来培ってきた運用ノウハウを基本に「お客様IT資産の最適運用」をサービスとして体系化しています。高品質で安定的かつ効率的なサービスはお客様からの評価が高く、そのサービスを国内有数のデータセンタや企業の情報システム部門などに継続して提供しています。
※　本プレスリリースに記載されている会社名、製品名ならびにサービス名は、各社の商標または登録商標です

＜取扱い製品に関するお問い合わせ先＞
ニスコム株式会社　営業部　smart事業推進
電話︰03‐6681‐4305　　　 　　　　E-mail︰raritan-sales@niscom.co.jp
URL；www.niscom.co.jp

＜報道関係お問い合わせ先＞
・ ラリタン・ジャパン株式会社　担当︰ 吉田聖子
電話︰03-5795-3170(代) E-mail︰marketing.japan@raritan.com
ニスコム株式会社　担当︰　広報担当
電話︰03‐3797‐7701　　　　　 　　　　E-mail︰ir@niscom.co.jp