日本三景「松島」をバーチャル散歩して、日常の中で復興参加できるiPhoneアプリ「Sabusawa Walk」配信開始

特定非営利活動法人 桜onプロジェクト 2013年08月30日 17時09分
From PR TIMES

島民そっくりのイラストが島の史跡・名所を案内するウォーキングアプリ ~「島を多くの人に知ってもらうことが復興の一歩となる」島民の想いを乗せる~

NPO「桜onプロジェクト」(東京都目黒区、代表理事:田中 孝幸)は、震災発生以来、寒風沢島への桜の植樹を始め、地域活性やコミュニティ支援を通じたソフト面での復興支援を続ける中で、震災前より高齢過疎化が進んでいた島の復興支援には、多くの人に島やそこに住む人をもっと知ってもらうこと、さらには島に実際に遊びに来てもらうことが重要であると考え、寒風沢島、「桜onプロジェクト」、そしてPR TIMESは、
島と消費者を繋げ、島を訪れるきっかけを作ることを目的にiPhone向けウォーキング・アプリケーション「Sabusawa Walk」(リンク) を制作、配信を開始します。



日本三景である宮城県「松島」を構成する島のひとつである寒風沢(さぶさわ)島(宮城県塩釜市浦戸寒風沢区、区長:島津 功)は、2011年3月に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けました。未だ多くの島民が仮設住宅での生活を余儀なくされている中、島の復興が進められています。


NPO「桜onプロジェクト」(東京都目黒区、代表理事:田中 孝幸)は、震災発生以来、寒風沢島への桜の植樹を始め、地域活性やコミュニティ支援を通じたソフト面での復興支援を続ける中で、震災前より高齢過疎化が進んでいた島の復興支援には、多くの人に島やそこに住む人をもっと知ってもらうこと、さらには島に実際に遊びに来てもらうことが重要であると考え、寒風沢島、「桜onプロジェクト」、そしてPR TIMESは、島と消費者を繋げ、島を訪れるきっかけを作ることを目的にiPhone向けウォーキング・アプリケーション「Sabusawa Walk」(リンク) を制作、配信を開始します。

■島民そっくりのイラストたちが島の史跡や名所を案内
普段、通勤路などを「Sabusawa Walk」を使いながら歩くことで、島の史跡や信仰、歴史を理解できます。島を紹介してくれるのは、漁や米作りで黒く日焼けした素朴な笑顔の島民たちのイラストです。そんな笑顔の島民に案内されるとバーチャルに島を観光した気分になります。


■「島を知ること」はひとつの震災復興支援

アプリをダウンロードし、「歩く」という普段からなにげなく行っていることで、震災に見舞われた小さな島、寒風沢島に復興支援のエールを送ることができます。島津 寒風沢区長は、「堤防の復旧などハード面の復興は行政が進めていますが、コミュニティーの活性化などソフト面での復興はまだまだこれからです。我々にとって、より多くの人に島を知って頂くことは、震災復興支援となります。『Sabusawa Walk』をきっかけに、島の魅力を知り、島を訪れてくれる人が増えれば、本当にありがたいことです。島で獲れた魚介類は本当においしいので、是非、島に食べに来てください」とコメントしています。

■ウォーキング・アプリケーション「Sabusawa Walk」概要
~ みんなが普段やっている「歩く」ことで、健康促進 +地域支援 ~
 「Sabusawa Walk」は、GPS機能を搭載しており、実際に歩いた距離に応じて寒風沢島の探索を進めることができます。本ウォーキングアプリを利用し、「歩く」ことを通じて健康促進を図るとともに、寒風沢島の魅力や島民の現状を理解できます。

◆寒風沢島を堪能できる5つのウォーキングコース
寒風沢島を感じられる5つのルートを用意しました。実在する島民が島の案内や史跡を紹介をします。

ルート1: 島の日常を感じる長めのルート (3.5Km)
【ルート概要】島の玄関口でもある船着き場からスタート。仮設住宅となっている旧浦戸第一小学校へ。震災後2年の2012年より稲作が再開された「天水田」の見下ろしながら、鰐が浦までのコースです。

ルート2: 島の信仰に出会えるルート (2.0Km)
【ルート概要】牡蠣加工作業場からスタートし、日本の初めての西洋軍艦「開成丸」建造の記念碑を通り、村の信仰の場でもある「神々の三叉路」までのコースです。「神々の三叉路」には、六地蔵や馬頭観音が祀られています。

ルート3: 島の中心「天水田」を歩くルート (2.0Km)
【ルート概要】川や湖のない寒風沢での稲作は天水田で行われています。その天水田からスタートし、被災した堤防を通り、岸壁の石舞台から外洋を望むコースです。

ルート4: 絶景を眺め、美しい海岸を歩くルート (2.5Km)
【ルート概要】伊達藩が使用した砲台跡、龍神様から大根神社からスタートし、杜の作りが伊勢神宮に似ている神明社へ。なだらかに坂道を下り、前浜海水浴場までのコースです。

ルート5: 竹林を巡る爽やかなルート (1.5Km)
【ルート概要】仮設住宅となっている旧浦戸第一小学校からスタートし、竹林へ。寒風沢というし島の名前が示すとおり、竹林では強い風を感じます。竹林を抜け、日和山に。天保年間に作られた「十二支方位石」は大変正確な方位を示し、当時の技術力の高さが伺えます。

◆「Sabusawa Walk」を歩いた記録を残そう:フィールドノート(ログノート)
「Sabusawa Walk」は、ウォーキングの楽しみのひとつに「歩いた記録」を残すことができるようにフィールドノート(ログノート)を用意しました。各ルートを完歩にかかったタイムを見ることができます。
 なお、ウォーキング速度は、1.時速4Km(ちょっと遅め)、2.時速5Km(標準)、3.時速6Km(ちょっと早め)の3段 階での調整が可能で、フィールドノートでは、設定した速度における標準タイムが掲示されますので、ウォーキング 速度の指標となります。
 また、自身が寒風沢島を歩いたことは、Facebookへの投稿で仲間に伝えることが可能です。

■ 「Sabusawa Walk」概要
料金:無料
リンク

■ 宮城県塩竈市浦戸諸島寒風沢島について
宮城県塩竈市沖に点在する浦戸諸島のうちのひとつ。仙台藩の江戸廻米の港として千石船が往来し繁栄しました。また、日本の初めての西洋軍艦「開成丸」を建造した地でもあり、豊かな史跡を持っている島です。
東日本大震災で被災し、今も仮設住宅に暮らす住民がまだ多数います。また、震災前は150余名だった住民は100名弱まで減ってしまい、平均年齢60才超の島は震災復興と同時に「高齢過疎」対策が必要となっています。
リンク

■ NPO法人 桜onプロジェクトについて
桜onプロジェクトは、地域と人の『物語』を発見、再編、新たに創出、そしてそれを記録して行くプロジェクトです。
樹木の桜をその為のツールとして使用しています。寒風沢島以外でも全国各地で桜をツールに『物語』をキーワードにしたプロジェクトを進行中
(公式HP) リンク
公式Face book) リンク

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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