◎ペリ クラーク ペリがマンハッタン歴史地区再開発設計
AsiaNet 54067
共同JBN 0973 (2013.8.29)
【ニューヨーク2013年8月28日PRN=共同JBN】ペリ クラーク ペリ アーキテクツ(Pelli Clarke Pelli Architects、PCPA、リンク)は1697年にまでさかのぼる歴史を持つロアーマンハッタンの司教区教会のあるトリニティー・ウォール・ストリート(リンク)の多目的使用開発の設計を担当するよう選ばれた。
(Photo: リンク)
Trinity Place(トリニティー・プレース)68-74番地に1920年代からある教会事務所ビルの後に建設される新ビルの低層部6階または7階分には、住居計画事務所と関連の事務所が含まれ、その上に25階の住居タワーが建つ。低層部には教会のホール、日曜学校、地元共同体組織が使う部屋が含まれる。住居タワーからの収入が教会の聖職者、慈善活動をサポートする。
ジェームス・H・クーパー教区主任牧師は「われわれはリチャード・アップジョンの設計した歴史的なトリニティー教会の後を継いで、精神を鼓舞する新しい多目的聖職ビルをつくり出す設計と開発を進めているので、ペリ クラーク ペリの素晴らしい人材と関わり合えることを喜んでいる」と語っている。
600万平方フィート(約55万7000平方メートル)に上る教会商業資産の管理会社であるTrinity Real Estateはこれに次いで開発業者を選ぶ。Trinity Real Estateはアイコニックなトリニティー教会とその周辺を尊重する設計の重要性を重視して、最初に建築家を選ぶという異例の方法をとった。
PCPAシニアプリンシパルのセザール・ペリ氏は「この全くユニークな指名を受けて興奮している。華やかな宝石のような場所、自然の風景に囲まれた大変明るい都会の空間は世界のほかの場所とは異なっている。アイデアの交換を続けて永遠の建物につながる、現在の建物をつくり出したい」と述べている。
PCPAの予備設計では、教会の伝道活動を強調するために低層部は透明になっている。テラスの庭園は眺めのよい教会の庭を思い起こさせる。トリニティー・プレースから教会へのアクセスは歩道橋で維持される。
建設開始は2014年秋の見込みで完成は2017年の予定。
1977年にセザール・ペリ(リンク)、フレッド・クラーク(リンク)、ラファエル・ペリ(リンク)3氏によって創立されたペリ クラーク ペリ アーキテクツ(Pelli Clarke Pelli Architects)はニューヨークの世界金融センター(リンク)、クアラルンプールのペトロナスタワー(リンク)、香港の国際金融センター(リンク)を含め、世界で最も有名な建築を設計してきた。PCPAは批評家の称賛を浴び、米国建築家協会企業賞を含む数百の設計賞を受けている。
ソース:Pelli Clarke Pelli Architects
▽問い合わせ先
Janet Yoder, jyoder@pcparch.com, +1-203-777-2515
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