◎三菱重工グループのPWPSがExelonにFT4000ガスタービン販売
AsiaNet 53943
共同JBN 0926 (2013.8.14)
【グラストンベリー(米コネティカット州)2013年8月14日PRN=共同JBN】三菱重工のグループ企業であるPW Power Systems, Inc.(PWPS)は14日、Exelon Generationの発電ユニットに最新の航空転用型発電ソリューション、FT4000(商標)ガスタービンを販売したと発表した。Exelonが購入したのは、120MWシンプルサイクルのFT4000(商標)SWIFTPAC(登録商標)発電ユニットである。
Exelon Corporationは約3万5000MWの電気容量を保有する米大手エネルギー供給企業であり、国内で最もクリーンで低コストの発電施設を所有している。
PWPSは極めて信頼でき、効率的なガスタービンを供給してきた長年の伝統がある。実証済みの機能で成功して来たFT8(登録商標)SWIFTPAC(同)発電プラントを含むモジュラー設計によって、Pratt & Whitney(登録商標)PW4000(商標)転用ガス発電機で駆動するFT4000(商標)エンジンは、コンパクトな設置面積の中に名目上60-120MWの信頼できるピークおよびベースロード・パワーを供給する。FT4000(商標)エンジンはシンプルサイクル、コンバインドサイクルあるいは熱電併給アプリケーション用に設計される。FT4000(商標)SWIFTPAC(登録商標)ユニットは、市場で得られるすべての航空転用型ガスタービン発電機の中で最高の出力を提供する。
FT4000(商標)SWIFTPAC(登録商標)ユニットは次世代製品として、50年に及ぶ航空転用型パッケージ化への経験と、世界で2000基余りの工業用ガスタービンが設置されるという実績の上に構築されている。PWPSのピーター・クリストマン社長は「Exelonは大きな業界経験を持つPWPSの得意先であり、われわれはExelon 発電ポートフォリオの中にFT4000(商標)製品を成功裏に導入したい」と語った。契約の内容は、米メリーランド州ハーフォード郡の発電所にプラント付属機器、設置、試験運転サービスを含めて、FT4000(商標)SWIFTPAC(登録商標)ユニットをターンキー供給することで構成されている。
▽三菱重工について
三菱重工(MHI)は東京に本社がある世界大手重機器メーカーであり、2013年3月31日までの2012年度の連結売上高は約340億ドル。MHIの多様な製品、サービスのラインアップは、造船、発電所、化学プラント、環境機器、鉄鋼構造、工業用および一般機械、航空機、宇宙システム、空調システムなど。
詳しい情報はMHIウェブサイトリンクを参照。
▽問い合わせ先
Philip Vecchiarelli,
+1-860-368-5562,
Phil.V@pwps.com
ソース:PW Power Systems, Inc.
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