コクレア、Nucleus(R) 6システムを発表―あらゆるシチュエーションで聴こえをよりスマートに

Cochlear Limited 2013年08月08日 16時35分
From JCN Newswire

SYDNEY, AUSTRALIA, Aug 8, 2013 - ( JCN Newswire ) - 植え込み可能な聴覚ソリューションのグローバル大手のCochlear Limited (ASX: COH)は、次世代人工内耳サウンドプロセッサのNucleus 6がCEマークの認可を受けたことを発表しました。

Nucleus 6は、市場でもっとも小型のサウンドプロセッサで、装用者がもっと容易に聴力を得られる方法で、優れた転帰をもたらすように設計された業界初のイノベーションを提供します。

Nucleus 6は、市場トップのNucleus(R) 5サウンドプロセッサの処理能力の5倍の、一新されたマイクロチッププラットフォームの上に構築されており、次のような機能があります。

-- SmartSound iQ:すべての聴覚シチュエーションでパフォーマンスを最適化する先進的な音声処理
-- 真の自動化:業界唯一の場面分類機能で、音声環境を分析し、最適な音声処理技術を自動的に適用
-- ダイレクトな無線接続:お客様にリンクしているサウンドプロセッサをさまざまなBluetoothとオーディオデバイスに接続
-- 完全統合された補聴機能:すべてのサウンドプロセッサで音響刺激を通じて残された聴力をブーストアップ
-- 包括的なデータログ性能:医師が個別にパフォーマンスを最適化するのに役立つ豊富な情報源を提供
-- 小型サウンドプロセッサ:市場最小

あらゆるシチュエーションの聞き取りで、聴力の最適化

Nucleus 6ではコクレアの第三世代入力処理機能「SmartSound iQ」を初めて採用しています。さまざまに異なるシチュエーションでの聞き取りには、聴力を最適化するために特別に設計された音声処理が必要です。SmartSound iQは、背景ノイズや風ノイズなどの新規ソリューションを含む幅広い範囲の入力処理性能が利用可能です。

パフォーマンスの自動適応で「シンプルにスマート」に

Nucleus 6には、業界初の場面分類機能のSCANが搭載されており、聴力を最適化するために、音声環境を分析して最適な音声処理ソリューションを適用します。これ以前には装用者は、音声環境が異なれば、プログラムを手動で変更しなければなりませんでした。Nucleus 6では自動的に調整されますので、環境を考慮する必要はありません。

「Nucleus 6では、装用者が最適な技術を利用して現実世界に即した聴覚ソリューションで、最高の聞き取りができるように、長年にわたるイノベーションの実績をもとに音声処理機能を作り上げました。」と、コクレアCEO兼社長のChris Robertsは述べました。

真の無線接続

Nucleus 6は真の無線性能を提供します。他の無線ソリューションと違って、音声はさまざまなBluetoothおよび音源から直接無線でサウンドプロセッサにストリーミングされますので、仲介用デバイスを装着する必要はありません。TVストリーマ、リモートマイク、電話用クリップなど各種の新型コクレア無線オーディオアクセサリも、発表後まもなく発売される予定です。

2つのモードの無線接続

コクレア無線アクセサリでは、Bluetoothとオーディオデバイスからの音声を、GN ReSound補聴器(ReSound、Beltone、Intertonなどのブランド)やNucleus 6サウンドプロセッサに同時に直接ストリーミングできます。これにより、人工内耳とGN ReSound補聴器の統合された2モードソリューションが実現します。

残余を強化するハイブリッド機能

人工内耳に残聴のあるお客様では、残聴も増幅された場合に、聞き取り体験が大幅に改善されます。Nucleus 6では独自に、すべてのサウンドプロセッサを一体型補聴器と人工内耳提供として実行する機能があり、電気的刺激と音響刺激を同時に提供します。

包括的なデータログ機能による新しい臨床的知見

Nucleus 6システムにはまた、医師向けに特に設計されたさまざまな新しいイノベーションが搭載されています。その大きな利点は業界唯一の包括的データログ機能で、サウンドプロセッサの使用状況や、遭遇した音声環境のタイプをモニタリングして記録します。データログにより、臨床医向けの豊富な情報が入手できますので、さらに聴覚の転帰を向上するために患者と効果的に話ができるようになります。

市場最小のサウンドプロセッサ

Nucleus 6には幅広い新機能が搭載されていますが、そのすべては市場最小の耳かけ型(BTE)サウンドプロセッサに収められています。ライフスタイルの面でも信頼性の面でも、耐水性は重要ですが、この製品は耳かけ型サウンドプロセッサで最高のIP57です。各サウンドプロセッサは先進的な耐水ナノ塗装で、水のそばでも従来より信頼性が高くなっています。

トップクラスの選択肢

Nucleus 6システムは、過去30年間にわたってコクレアを人工内耳ソリューションでシェアナンバーワンの座に保ってきたものと同じ原則で作られています。現在、世界で10人に7人が人工内耳を選ぶ際にコクレアのNucleusを選んでいます。その理由はトップクラスの技術と優れた信頼性とお客様への生涯にわたるコミットメントです。

「コクレアは、装用者がいつ人工内耳手術を受けても、一生涯、最高の聞き取りができる機会を得られるように、努力を続けてきました。」と、Robertsは述べました。「Nucleus 6は現在、すべてのNucleus CI24REおよびNucleus CI24RE内耳と互換性があり、それ以前の内耳を利用している装用者の方もすぐに新技術を利用できるよう、コクレアは鋭意取り組みを続けています。」

Nucleus 6エクスペリエンス

Nucleus 6のメリットを説明する動画「Molly's Day」をご用意しています。動画をご覧になるには、 www.cochlear.com/mollysday リンク にアクセスしてください。

メディアお問い合わせ先
コーポレート
Piers Shervington
+61 (0)2 9428 6555
pshervington@cochlear.com

ヨーロッパ、中東およびアフリカ
Heike Grahlow
+41612050469
hgrahlow@cochlear.com

コクレアとその製品について詳しくは www.cochlear.com リンク をご覧ください。

概要:Cochlear Limited

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