◎Praj社が2Gセルロース系エタノール・デモプラント起工
AsiaNet 53893
共同JBN 0911 (2013.8.8)
【プネー(インド)2013年8月8日PRN=共同JBN】
*南アジア初のセルロース系エタノール・デモプラントの建設が始まる。
*2Gセルロース系エタノール・デモプラントはまた、設備投資および運用コストに与えるバイオマスの影響を含めて、バリューチェーン全体の開発を可能にする。
*バイオケミカル生産に対するバイオリファイナリーの革新的コンセプトが始まる。
バイオエタノール、アルコール、醸造、水・排水および重要プロセス機器などの世界的プロセスソリューション企業であるインドのPraj Industriesは、総合第2世代(2G)セルロース系エタノールプラントを設立する南アジア初の企業として台頭した。
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Prajのプラモド・チョードリ代表取締役会長は7日、Viraj Alcohols & Allied Industries Limited(VAAIL)のマンシングラオ・ナイク会長とともにインド・マハラシュトラ州シャングリ地区シララで起工式を行った。
2Gセルロース系エタノール・デモプラントは、トウモロコシ茎葉、穂軸、搾りかすを含む多くのバイオマスを1日当たり100ドライトンの容量で処理する。このデモプラントによってPrajは、実験室内の試験から始まってパイロット規模の試験まで、6年間のR&D努力を結実することができる。Prajはまた同じプラントを使って、各種バイオケミカルおよびバイオ製品を開発することができる。
デモプラントは水とエネルギー統合の最適化、それが設備投資と運用コストに与える影響など各種技術的パラメーターを実証することを目指している。同プラントはまたバイオマス処理、バイオマス組成およびそれが運用に与える影響を含むバリューチェーン全体を開発する。Prajはプロジェクトコストが2500万米ドル(14億5000万-15億ルピー)ほどになると予測している。
Prajは西部マハラシュトラ州にある既存のエタノール生産者で、長年のクライアント企業であるVAAILと手を組む。VAAILはプロジェクトの円滑な運用のために土地と共同のサービスを提供する。
Praj Industriesのプラモド・チョードリ取締役会長は、起工式についてコメントして、「2Gセルロース系エタノールプラントは、バオテクノロジーとより持続可能な世界に向けての大きな飛躍である。セルロース系エタノールによる温室効果ガス節減は、第1世代の穀物主体のバイオ燃料や化石燃料のそれより大きいので、このプロジェクトは二酸化炭素排出量の削減に決定的な役割を果たす。シララにあるプロジェクト建設地は、バイオマス、電気・ガス・水道、労働力の調達の意味で地域的利点がある。われわれは当社の長年のクライアントであるVAAILとの協力関係を喜んでいる」と語った。
VAAILのマンシングラオ・ナイク会長はこの機会に当たって、「Virajは廃糖蜜(モラッセ)や穀類を原料とするエタノールプラント操業に10年余りの経験がある。Prajはこれら双方のプラントに供給してきた。革新的プロジェクトに参加の機会を与えてくれたPrajとの協力は大きな喜びである」と語った。
詳しい情報は以下を参照。
Vinati Moghe, Vice President, Corporate,
vinatimoghe@praj.net,
+91-9822430906
Sohini Dam, Assistant Manager, Corporate Communication,
sohinidam@praj.net,
ph +91-020-22951511
ソース:Praj Industries Limited
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