「鞠智城(きくちじょう)シンポジウム」 大阪で開催!

熊本県 2013年12月20日 21時04分
From 共同通信PRワイヤー

平成25年8月1日

熊本県

~古代山城鞠智城築城の謎を探る~
「鞠智城(きくちじょう)シンポジウム」 大阪で開催!
平成25年9月7日(土) 大阪会場(ドーンセンター)

 熊本県は、「鞠智城(きくちじょう)シンポジウム」を大阪で開催します。

 このたび、昭和42年度から平成22年度までの32次にわたる発掘調査によって得られた調査結果や最新の研究成果を報告するとともに、鞠智城の歴史的意義や学術的価値を広く知っていただき、歴史公園としてのさらなる充実を目指して、シンポジウムを開催します。

 鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半に、大和朝廷が築いた古代山城の一つです。周囲の長さ3.5キロメートル、面積55ヘクタールの規模を持つ城で、昭和42年(1967年)からの発掘調査により、国内の古代山城では唯一の八角形建物跡をはじめとする72棟の建物跡や貯水池跡、土塁跡など貴重な遺構が相次いで見つかっています。
 日本が国家として初めて対外防衛に備えて、西日本各地に築いた拠点の一つですが、対外的な軍事危機が去った後も、国内問題への対応や大規模な食糧補給基地などさまざまな役割を担っていたため、約300年間存続したと考えられています。
 平成20年(2008年)には、百済系(くだらけい)の銅造菩薩立像(どうぞうぼさつりゅうぞう)が出土し、大陸との繋がりを示す史跡として注目を集めています。

 このシンポジウムでは、鞠智城内の建物から古代山城の成立について考え、出土遺物から見た古代山城の完成状態を考察し、律令国家が成立、展開するなかで、古代山城としての役割について話し合います。参加費は無料です。ぜひご参加ください。
 
 7月28日(日)に東京国立博物館で開催しました鞠智城東京シンポジウムは、満席となり、盛会のうちに終了することができました。ありがとうございました。
  
 
◆大阪会場  ドーンセンター    (大阪府立男女共同参画・青少年センター)
      大阪市中央区大手前1-3-49

 日 時:平成25年9月7日(土) 13:00~17:00 (受付開始12:00)
 テーマ:古代山城鞠智城築城の謎を探る 古代山城の成立と鞠智城-築城技術の源流-
 コーディネーター:佐藤信(東京大学大学院教授)
 パネラー: 酒寄雅志(國學院大學栃木短期大学教授)
      出宮徳尚(就実大学人文科学部非常勤講師)
      向井一雄(古代山城研究会・代表)


◆参加申込みについて

 1.FAXでの申込み    
   FAX:03-3263-6277

 2.郵送での申込み
  〒102-0082 東京都千代田区一番町10番地2 一番町Mビル4F
  鞠智城シンポジウム事務局<(株)ブルックス内>

 3.インタネットでの申込み
  以下のURLよりアクセス、専用フォームで申込み
   リンク
 
 4.受付期間
  8月1日(木)~8月23日(金)

 5.定員
  定員500人 
 
 ※締切後抽選となります。
 
◆申込みに関するお問い合わせ先  
 鞠智城シンポジウム事務局
 TEL:03-3239-9055(平日10:00~17:00)



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