◎ハイセンスが6社中のトップ 北京の公開スマートTVテスト

Huxiu.com 2013年06月27日 15時55分
From 共同通信PRワイヤー

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◎ハイセンスが6社中のトップ 北京の公開スマートTVテスト

AsiaNet 53536
共同 JBN 0771 (2013.6.27)

【北京2013年6月27日 PRN=共同JBN】中国で販売されているスマートテレビの公開性能テストが6月25日に北京で開かれ、著名IT専門家13人がベストセラー6ブランドの新製品を審査した。ブランドはハイセンス(Hisense)、スカイワース(Skyworth)、TCL、サムスン、ソニー、シャープ。北京の報道機関20社が取材し、北京オリエンタル公証役場が立ち会った。イベントのスポンサーはHuxiu.comだった。

審査結果は定量的と定性的の2つに分けられた。全体として23項目がチェックされた。起動時間、ファンクションスイッチの使い勝手、マルチ画面双方向性、アプリケーションの数、ライブビューイング、VODポッドキャスティング、マルチタスキング、UIデザイン、オフラインゲーム、リモコンの利用などである。テストされたテレビはすべて無作為の選択を保証するため、Huxiu.com(リンク)が衆人環視状態で北京のSuning Applianceで購入した。

審査の結果、ハイセンスの55K600X3D VIDAATVが一位に選ばれ、ソニーのKDL-55W900A、TCLのL55E5500A-3D、それにサムスンのUA55F6400AJが続いた。5位と6位はスカイワースの55E760AとシャープのLCD-52LX845Aだった。

ハイセンスはフィールドテストで連続的なマルチタスキング能力を示した数少ないブランドの一つだった。一方、審査員はパワーオフ状態から10秒以内でリブートできるサムスンの性能に感心した。サムスン製品のディテールへの注力ぶりがうかがわれたからだ。ソニーはそのすばらしいテクニカルデザインが評価されたが、複数の審査員が「リモートコントロールに焦点を当てているのか、テレビに当てているのかが分からない」と指摘。ソニーの優れたハードウエアとそのリモートコントロールとの間のギャップが浮上した。TCLとスカイワースの製品はその極限のデザインが考慮された。TCLのリモートコントロールは簡素すぎるとされ、スカイワースはUSBインターフェースの位置が分かりにくいと指摘された。

China Market Monitorのデータによると、2013年1月から5月まで中国国内で販売されたテレビのうちスマートテレビは50%を超えた。調査対象者の70%は次にテレビを買うときはスマートテレビにする、と答えている。2015年までに中国のテレビ販売の90%がスマートテレビになると予測されている。Huxiu.comは現在のような大きなターニングポイントにおいて、たった一度のイベントでどのテレビが一番か最終的な判断を下すのは性急すぎる、と考えている。しかい今回のテストでは最大の価値を持つテレビがどれであるかについてのよい判断材料が得られたのではないか、としている。

 (Photo: リンク
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10部門でのスコアでのランキング。満点は60点

順位  ブランド  機種        合計点   

1        ハイセンス     LED55K600X3D       55.3
2        ソニー         KDL-55HX950        31.5
3        TCL           L55E5500A-3D        31.2
4        サムスン       UA55F6400AJ        30.6
5        スカイワース   55E760A             21.8
6        シャープ       LCD-52LX845A       20.7

▽10部門でのスマートテレビの性能比較    
1起動時間
顧客は本当にスイッチを入れたとたんにテレビが映ることを望んでいる。最適化されていないスマートテレビは映るまでとても時間がかかり、ユーザーにネガティブなインパクトを与える。そういうわけでスイッチオンしてからテレビがフル稼働するまでの時間は新しい「インテリジェント」なテレビの性能を測る最初のステップとなる。

2 ファンクションスイッチの使い勝手
スマートテレビはさまざまな機能を統合している。しかしユーザーにとってそれらの機能の間でスイッチを入れたり切り替えたりする面倒くささが問題になる。基本的な機能だけをまとめて簡単にスイッチを切り替えることができるかどうかは本当にスマートなテレビの基礎的機能の一つである。

3スマートアプリの数
工場出荷時に同梱されているアプリの数が多ければ顧客の満足度は高い。

4 ライブテレビ体験
スピード、鮮明度、個人設定されたデザインは最優先の重要さがある。

5 オンラインVODインテリジェンス
VOD のスピード、個人設定されたメモリー機能、インテリジェントなリコメンドプログラムへの対応能力はVODユーザーにとって主要な性能である。

6マルチタスキング能力
マルチコマンドを素早く、正確に、遅滞なく処理できるかどうかはインテリジェンスの指標の一つである。

7 UIデザイン
ヒューマン・マシン・インターアクション、シンプルなオペレーションロジック、よく設計されたインターフェースはすべて消費者体験のカギである。

8メディアデコーディング能力
スマートテレビがUSBドライブに保存されているビデオ、HD映画、写真およびMTVをさまざまなフォーマットでデコードして再生する機能を備えているかどうかは極めて重要である。

9リモートのヒューマン・マシン・インターアクション
消費者はシンプルでロジカルなレイアウトのリモートコントロラーを望んでいることは疑いない。手に持ちやすいこと、反応がよいこと、好ましいヒューマン・マシン・インターアクションが実現されていることを望んでいる。

10 スクリーンの接続
タブレットやハンドセットなどモバイルデバイスの画面にスマートテレビが接続できるかどうかは、インテリジェンスがどれだけ進んでいるかを評価する新しい基準となる。

ソース:Huxiu.com


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