◎CEMがペプチド合成を大きく変える新製品ファミリー導入
AsiaNet 53438
共同JBN0731 (2013.6.24)
【マシューズ(米ノースカロライナ州)2013年6月24日】マイクロ波研究所装置の有力な世界的プロバイダーであるCEM社(CEM Corporation、リンク)は、ペプチド合成のパラダイムを早期発見段階から臨床前研究まで大きく変える新たな製品ファミリーの導入を発表した。Liberty Blue(商標、リンク)ラインの研究規模のマイクロ波ペプチド合成装置とLiberty XL(商標)(リンク)中規模マイクロ波ペプチド合成装置は6月23日にハワイのワイコロアで開かれた第23回米国ペプチド・シンポジウムの出席者から熱烈な歓迎を受けた。
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Liberty Blue技術は、4分のサイクルタイムと既存のペプチド製造法に比べて90%の溶剤削減を可能にする。この技術はハードウエア設計の大きな前進と化学の顕著な改善を示すものであり、その結果として速度と柔軟性の増大、ペプチドの純度と生産率の上昇、信頼性の向上をもたらす。
CEM社のマイケル・J・コリンズ社長兼最高経営責任者(CEO)は「これはペプチド合成を劇的に変える変革的な技術である。これは、リード最適化用のミリグラム単位の量の製造から臨床前研究用の200グラム量を製造するペプチドの目標ライブラリー構築に至る、ペプチド合成の全領域を動かす前例のない能力を提供する。サイクルタイムは現在のマイクロ波合成装置より10倍速くなり、科学者は正常なペプチドを1時間足らずで作れるようになる。さらに、これほど短いサイクルタイムでも新しいマイクロ波ペプチド合成装置は比類のない純度のペプチドを製造する」と語っている。
このシステムの特許出願中のFlex-Add (商標)技術は高度の正確さ、精密さで膨大な生産量を提供し、Liberty Blue ラインが0.025-5mmolという研究規模マイクロ波ペプチド合成装置のなかで、最も広い範囲をカバーすることを可能にしている。さらに、新しいLiberty XLでは化学反応はスケールを100mmolまで直接調整可能である。
スピード、効率、使いやすさを最大化するように設計されたLiberty Blueラインのマイクロ波ペプチド合成装置はマニュアル、自動の高処理量システムで構成されており、これに対しLiberty XLは自動の中規模システムである。これらのシステムは合成の結合、脱保護の両段階でマイクロ波エネルギーを使い、これまでより高純度・高処理量で合成を速くするCEMの特許技術を利用している。
コリンズ社長は「Liberty Blue、Liberty XLは、これまで多くの研究者が選ぶ方法としている当社オリジナルのマイクロ波ペプチド技術が導入された時より、さらに大きな影響を及ぼすだろうと見ている。これらの新製品は再度ペプチド合成の限界を押し広げる機会を科学者に提供するだろう」と結論づけている。
CEM社は米ノースカロライナ州マシューズに本社を置く非上場会社で、重要な研究所アプリケーション向け科学ソリューションの有力な世界的専門会社である。同社は英国、アイルランド、ドイツ、イタリア、フランス、日本に子会社を持ち、販売代理店の世界的なネットワークがある。CEMはバイオ科学アプリケーション、生命科学、分析研究施設、世界のプロセスプラント向けのシステムを設計、製造している。同社の製品は医薬品、バイオテクノロジー、化学、食品加工、学術研究機関を含む多くの業界で使われている。
ソース:CEM Corporation
▽問い合わせ先
Grace Vanier, Life Science Product Manager,
Email: grace.vanier@cem.com
Tel: +1-704-821-7015
ext 1231 or Michelle Horn,
Marketing Manager, E-mail: michelle.horn@cem.com,
Tel: +1-704-821-7015 ext 1220.
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