Interop Tokyo 2013でPOF SDNデモンストレーションを日本初公開

ファーウェイ・ジャパン 2013年06月10日 09時42分
From PR TIMES

華為技術(以下、ファーウェイ)は、6月11日~14日幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2013」において、今年4月発表のSDNフォワーディング・プレーン技術である「プロトコル忘却型フォワーディング(POF)」に関する技術的原理の解説およびデモンストレーションを行います。





ファーウェイは今年4月、革新的なSoftware-Defined Networking(SDN)のフォワーディング・プレーン技術であるプロトコル忘却型フォワーディング(Protocol-Oblivious Forwarding、以下POF)技術を発表しました。POFの目的はOpen Networking Foundation(ONF)のOpenFlowプロトコルをより柔軟なプログラミング・モデルに発展させ、フォワーディング・デバイスがあらかじめ定義されたパケット・プロトコルやフォワーディングのルールの制限を受けないようにすることにあります。

通信事業者はPOFにより、CAPEX/OPEXを削減し、リアルタイムのサービス指向ネットワークの抽象化や管理など、従来のIPネットワークに対しより柔軟な性能をもたせることが可能になります。POF技術を採用したSDNでは、ネットワーク・フォワーディング・デバイスをソフトウェアによって効率的にプログラムすることができるため、ハードウェアをアップグレードすることなく新しいサービスを短時間で展開可能です。

またデータ・プレーンのハードウェアは、ハード面でのプロトコル実装による制限を受けません。パケット・フォワーディングのプロセスはソフトウェアによってコントローラに定義され、綿密なフォワーディング命令(データ補正、データ長など)を介し、フォワーディング・デバイスをプログラムすることが可能です。このソフトウェアに基づくプログラミングは柔軟性のある実際のパケット処理で、フォワーディング・デバイス上のプログラムがフォワーディングを実行します。(パケットはコントローラを経由しません。)

ファーウェイはNE5000Eコア・ルータ・プラットフォームに基づいたPOFプロトタイプを開発し、複数のサービスでフォワーディング・テストを行った結果、POFを採用することでフォワーディング・デバイスは特定のプロトコルに直接対応する必要がなくなり、さまざまな環境でフォワーディング性能に関する要件が満たされることがわかりました。

ファーウェイは、ONFにおいてもSDN標準化に積極的に貢献しており、通信事業者、研究所、他の機器ベンダーとの協力のもと、オープンSDN構想実現をサポートします。


ファーウェイの「Interop Tokyo 2013」出展内容に関する詳細は、以下をご覧下さい。
【ファーウェイ・ジャパン Interop Tokyo 2013 特設ページ】
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プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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