◎SymmetricomがTimeProvider 2700および2300 Edge Master Clocksを発売

Symmetricom, Inc. 2013年05月15日 10時55分
From 共同通信PRワイヤー

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◎SymmetricomがTimeProvider 2700および2300 Edge Master Clocksを発売

AsiaNet 52969
共同JBN 0540 (2013.5.15)

【サンノゼ(米カリフォルニア州)2013年5月15日PRN=共同JBN】プレシジョン・タイムおよびフリークエンシー技術の世界リーダーであるSymmetricom(登録商標 )(リンク ), Inc.(NASDAQ: SYMM)は15日、3Gおよび4Gネットワーク向けのスモールセル展開をサポートするように専用設計されたEdge Master Clockの新たなポートフォリオを発売した。このSymmetricom TimeProvider(登録商標)2700および2300 Edge Master Clocks
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はネットワークエッジで高精度の時間を提供する最適化された業界初のシンクロナイゼーション(同期)ソリューションであり、スモールセル展開をサポートしエンドユーザー向けのモバイル・サービス体験を向上させる。

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Cisco(登録商標)が公表したモバイル・トラフィックに関する最新のVisual Networking Index(リンク)外観(VNI)によると、世界のモバイル・トラフィックは今後5年間にわたり複利年率で66%成長し、2017年には13倍に急増すると予測されている。モバイル・データの急増をサポートするために、大手無線キャリアはスモールセルを展開し、スポーツ会場、ショッピング・食事地域など人が集まる大都市圏における容量の増大や受信可能範囲の拡大を図っている。

Yankee Groupのジェニファー・ピッグ副社長は「スモールセルがモバイル・ネットワークに採用されたことによって、同期がより複雑なものになっている。スモールセルは標準規格で定義され、かつエンドユーザー・サービス提供に必要な狭い許容度の精度の中で同期する必要がある。マスタークロックをネットワークエッジに移動させることによって、モバイル・オペレーターが、最大の帯域幅が必要とされるネットワークエッジでのサービス提供と性能を向上させるために不可欠であると指摘する要件を満たすことに役立つ」と語った。

モバイル・オペレーターはスモールセルを展開することによって、制限のある周波数帯域のリソースの効率的な利用を最大化できる一方で、エンドユーザーに対して受信可能範囲と容量の拡大を提供できる恩恵を受ける。高精度タイミングと同期は、ネットワーク容量および受信可能範囲の拡大を実現し、スモールセルの展開を成功させるために不可欠である。

ノキア・シーメンス・ネットワークス(Nokia Siemens Networks)のパケット・ネットワーク責任者であるドロル・ネミロフスキ氏は「スモールセルはモバイル・ライフスタイルの一環として、データを消費し続けるデータ多消費型の顧客が要求する容量と受信可能範囲の拡大にとって不可欠である。Symmetricom Edge Master Clocksは当社の顧客がTimeProvider 5000に行った投資を補完するとともに、Nokia Siemens NetworksがLTE展開に伴うネットワーク性能の向上にとって必要とされるオペレーターの要求に応えることを可能にする」と語った。

TimeProvider 2700および2300 Edge Master Clocksは、IEEE 1588(PTP)に準拠したシンクロナイゼーション・ソリューションであり、グランドマスター(クロック)をネットワークエッジないしはその近傍に設置するか、特定の場所に設置した最新のバウンダリー・クロックでネットワークをオバーレイすることによって、現行のネットワークの中にスモールセル展開要件を満たすように設計されている。TimeProvider 2700および2300 Edge Master Clocksによって、キャリア・ネットワークはバックホール・ネットワークの既存装置を置き換えなくても、周波数および位相同期のためのLTE-TDDとLTE-Aの厳格な要件をサポートすることができる。Edge Master Clocksは周波数シンクロナイズされたネットワーク(LTE-FDD、2G/ 3G)に展開可能であり、バックホール・ネットワークとCarrier Ethernetに内在するパケット・ディレイ(PDV)環境に起因するタイミング問題を解消する。

TimeProvider 2700および2300 Edge Master Clocksはサービスの信頼性、展開上の柔軟性に加え管理面での統合を提供する。マルチシンク機能によって、プライマリー同期シグナルの1つないしはそれ以上が損失しようが、GNSSシグナルが毀損(きそん)されようが、サービスの継続性を確保する。このソリューションはまた、8カ所から64カ所までのベースステーションおよび/またはスモールセルをサポートするライセンス・オプションによって、小規模から大規模のネットワークでの展開に最適化されている。Symmetricomのクロックは、エンドユーザーがシンクロナイゼーション・ネットワーク全体を一覧することを可能にする結合的な管理システムTimePictra(登録商標)によって管理される。

サービス・プロバイダーはTimeProvider 2700および2300 Edge Master Clocksを使えば、業界トップのTimeProvider(登録商標)5000 GrandmasterおよびTimePictra Management Systemへの既存投資からのメリットをさらに長く受けることがである。TimeProvider 2700および2300は、スモールセルの展開を成功させるうえで不可欠であるネットワークエッジにおける周波数および位相の同期を可能にし、スモールセルおよびLTEネットワーク向けの業界初のエンドツーエンド・シンクロナイゼーション・ソリューションを提供する。

新たなポートフォリオに加わったEdge Master Clocksは以下の通り。
▽TimeProvider 2700 Edge Grandmaster Clock
 *G.8272性能要件に準拠するプライマリー・レファレンス・タイム・クロック(PRTC)
 *G.8275.2パーシャル・オンパス・サポートの導入が可能
 *柔軟なインプット:GPS / GLONASS、PTP、T1/E1、SyncE
 *アウトプット:PTP、T1/E1、SyncE、1PPS ToD

▽TimeProvider 2300 Edge Boundary Clock
 *G.8275.2に準拠するパーシャル・オンパス・サポート
 *GPS / GLONASSの必要性を解消
 *柔軟なインプット:PTP、T1/E1、SyncE
 *アウトプット:PTP, T1/E1, SyncE, 1PPS ToD

Symmetricomのマニシュ・グプタ副社長(マーケティング・事業開発担当)は「スモールセル・シンクロナイゼーションは多角的な課題を内包しており、革新的なアプローチが必要とされる。TimeProvider 2700および2300 Edge Master Clocksは、モバイル・ネットワークエッジでスモールセルをシンクロナイズするためにスケーラビリティー、性能、信頼性、コスト要件を満たすように専用設計されている」と語った。

世界の150以上のネットワークに展開されたIEEE 1588準拠のソリューションと業界をリードするSyncWorld(登録商標)Ecosystem Programによって、Symmetricomは3Gおよび4G/LTEネットワーク向けに業界で最も総合的なシンクロナイゼーション・ソリューションを提供することにコミットしている。

SymmetricomのTimeProvider 2700および2300 Edge Master Clockの詳細は以下のウェブサイトを参照。
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▽Symmetricom, Inc.について
プレシジョン・タイム・ソリューションの世界リーダーであるSymmetricom(NASDAQ:SYMM)は時間の世界規格を設定する。同社は通信、航空/軍事、ITインフラストラクチャー、電力、気象の業界向けにプレシジョン・タイムを生成、流通、応用することを実現する。世界中の通信サービス・プロバイダー、ネットワーク設備メーカーから政府やサプライヤーまでに及ぶSymmetricomの顧客は、同社の最新タイミング技術、原子時計、サービス、ソリューションを活用することによって、信頼性があるネットワークとシステムを構築することができる。すべての製品は、GPSベースのタイミング(リンク)、IEEE 1588(PTP)(リンク)、Network Time Protocol(NTP)(リンク)、Synchronous Ethernet、DOCSIS(登録商標)タイミング(リンク)など、現在のプレシジョン・タイム規格をサポートする。

Symmetricomはカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、世界中にオフィスを構えている。詳細についてはウェブサイトリンクを参照するか、Twitter(リンク)での対話に参加を。

▽ノキア・シーメンス・ネットワークス(Nokia Siemens Networks)について
ノキア・シーメンス・ネットワークスはモバイル・ブロードバンドの世界的な専門企業である。GSMでの史上初の通信からLTEでの初の通信まで、当社はモバイル技術の各世代で先頭を走っている。世界中に展開する当社の専門家は、顧客がネットワークに求める新しい機能を発明している。当社は世界で最も効率にすぐれたモバイル・ネットワーク、これらのネットワークの価値を最大限引き出すインテリジェンス、さらにすべてがシームレスに機能するサービスを提供している。当社はフィンランドのエスポーに本社を置き、世界100カ国以上で事業展開し、2012年の純売上高は約138億ドルに達した。
ウェブサイト:リンク

▽Symmetricomへの問い合わせ先
Tracy Schriver
Symmetricom, Inc.
t: +1-408-964-7649
tschriver@symmetricom.com

▽報道関係問い合わせ先
Liam Rose
GolinHarris for Symmetricom
t: +1-415-318-4380
lrose@golinharris.com

ソース:Symmetricom, Inc.

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