◎Wi-SUNアライアンスの会員数30社を超える
AsiaNet 52984
共同JBN 0539 (2013.5.14)
【東京、サンノゼ(米カリフォルニア州)2013年5月13日PRN=共同JBN】Wi-SUN Allianceは13日、会員社が30社を超えたと発表した。コントリビューター会員として最近参加した企業は、株式会社アクセス、CMエンジニアリング、 Exegin Technologies、株式会社アイ・エス・ビー、大阪ガス、ローデ・シュワルツ(Rohde & Schwartz)、Semtech、シリコン・ラボラトリーズ(Silicon Laboratories)、立山科学ワイヤレステクノロジー、テセラ・テクノロジー、東芝など。東芝はスマートメーターシステムの主要パートナー社として、東京電力から推挙されて選ばれた。東京電力は今後10年かけて最高2700万家庭にスマートメーターを導入する計画である。
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東芝はまた、ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)に対する基準を開発するECHONETコンソーシアムの理事会メンバーである。Wi-SUN AllianceとECHONETコンソーシアムは、スマートメーターを含む無線HEMSに対する完全な仕様を共同開発するための協定を結んでいる。開発は最終段階に入っており、近くWi-SUN会員に公表される。
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の理事会共同議長でWi-SUN Allianceの創設メンバーの一人である原田博司博士は「Wi-SUNアライアンスは新しいメンバーを心から歓迎する。われわれはHEMSのプロフィルと将来プロフィルの両面で東芝の支援を期待している」と語った。
Wi-SUN Allianceのフィル・ビーチャー会長は「Wi-SUNアライアンスがスマートユーティリティーネットワーク(SUN)の通信システムを定義し、評価することを重視することは、アライアンスの持続的成長のカギである。アライアンス会員社には広範囲の企業や組織を含めており、会員者はシリコンベンダー、機器メーカー、通信ソフトウエア開発者、公益企業などすべて相互運用可能なSUNを開発するという共通の目標を持っている。われわれは東京電力から推挙された東芝に祝意を表明し、Wi-SUNアライアンスの中で同社の支援を期待している」と語った。
▽Wi-SUN:シームレスな接続(Seamless Connectivity)
Wi-SUN Allianceはオープンで世界的な規格であるIEEE 802.15.4gに基づき、信頼でき費用対効果のある低電力消費の無線スマートユーティリティー製品を実現するため協力する企業団体である。Wi-SUN Allianceの会員社は、世界のソリューションプロバイダー、OEM各社で構成されている。あらゆる企業は会員になることができる。さらに詳しい情報はリンクを参照。
▽問い合わせ先
Bhupender Virk, MWG Chair:
bvirk@wi-sun.org
ソース:Wi-SUN Alliance
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