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◎小規模取締役会の実現には多様性の拡大が課題 Evershedsリポートが指摘

Eversheds 2013年04月24日 10時25分
From 共同通信PRワイヤー

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◎小規模取締役会の実現には多様性の拡大が課題 Evershedsリポートが指摘

AsiaNet 52747
共同JBN 0440 (2013.4.24)

【ロンドン2013年4月23日PRN=共同JBN】
 *最新リポートは実効力がある取締役会のグローバルスタンダードと新しいトレンドを見つける。
 *世界の取締役会の構成と文化に関する主要な最新調査は取締役の体制がどのように変化しているかを調べる。
 *世界中で取締役会が小規模になりつつあり、小規模の取締役会はより良好な株価パフォーマンスを実現する傾向にある。
 *幅広い多様性こそが実効力のある取締役会にとって重要である。
 *非常任取締役(NED)に対して常任取締役の比率が高い企業はより良好なパフォーマンスを示す傾向にあり、異なるセクターからの出身者であるNED、ないしは他で最高経営責任者(CEO)を務めるNEDがパフォーマンスの成功の鍵を握っている。
 *「株主の春」は誇張された表現であるが、株主と取締役会との建設的な取り組みがあったのは歴然としている。

グローバル法律事務所のEvershedsが22日リリースした最新の主要リポートによると、小規模の取締役会に移行しようとすると、取締役会の多様性というこれまでにはない難題が浮上する。この調査は、小規模の取締役会の企業はより良好な株価パフォーマンスを実現する傾向にはあるものの、会長および指名委員会は、取締役会により多数の幹部の任命と広義でより大きな多様性の促進など、より良好な株価パフォーマンスを示すその他の重要な要因を考慮に入れて、取締役会の規模のバランスを保つ必要があることを示した。

今回の調査リポート「Eversheds Board Report: The Effective Board(Evershes取締役会リポート:実効力のある取締役会)」は世界規模の調査で、2011年から2012年にかけて欧州、米国、アジア太平洋、中東、ブラジルの500社以上のトップ企業の株価パフォーマンスを分析して世界の取締役会の特徴を調査した。リポートはまた世界中の取締役会の上級メンバー85人との突っ込んだインタビュー結果も反映している。今回のリポートは、2007年の調査によって取締役会の構成と株価パフォーマンスとを比較した初の調査である2011年公表の第1回Eversheds Board Report(Eversheds取締役会リポート)に次ぐものである。

リポートは、この5年間の取締役会の構成に関する世界トレンド、とりわけ小規模な取締役会への移行トレンドについて注目した。これは、国際的地域や業界セクターの企業株価パフォーマンスと一貫した関連性を見せている。調査は、取締役会の規模が現在、5年前と比較して平均して8%縮小し、2009年から2012年の3年間では7%縮小する大きな変化が起きていることを明らかにした。取締役会の規模縮小によって、各NEDに対する要求が大きくなる影響が出ている。今回のリポートのためにインタビューを受けた取締役のほぼ全員(93%)は、取締役会が実効力を持つにはメンバーを12人以下にすべきであると考えている。

調査では、多様性が取締役の成功にとって重要であることがわかった。取締役の大半(61%)は幅広い多様性こそが取締役のパフォーマンスに重要な影響を及ぼすと考えている。これには、スキルセットの多様性、セクター範囲外の専門的知識、国際的経験、年齢、経歴、性別などが含まれる。取締役会の規模縮小に伴い多様性を重視することは、取締役会の構成を決めるうえで会長および指名委員会にとって大きな課題となることを示している。

調査はさらに、取締役会に多数の常任取締役を抱える企業は、異なる業界セクターの経験を備える多くの取締役を擁するために、良好な株価パフォーマンスを示す傾向があることも指摘している。セクター経験の多様性とより良好なパフォーマンスとの関連性にもかかわらず、香港を除くすべての地域で同じ業界セクター経験を有するNEDを採用する傾向があった。この結果は、インタビューを受けた取締役の半数がセクター経験の多様性がパフォーマンスの向上に役立ち、「集団浅慮」に対抗できると認識している事実には反している。

Evershedsのジョン・ヒープス会長は以下のようにコメントした。
「最初のEversheds Board Reportを2011年に公表して以来、取締役会はメディアから大きな注目を浴びたうえに経済全体がかんばしくない状況でのかじ取りに、より厳しい監視にさらされている。数知れないリスク要因と厳しくなる法規制に対して戦略成長の決定との釣り合いをとることは、世界中の取締役会にとって2013年の課題である」

「今回の調査の背景として、取締役会を実効力のあるものにする手掛かりを提供したかった。われわれの最新リポートは、変化する取締役会の構成、良好なパフォーマンスの企業における取締役会の特徴、株主の関与、リスク管理を詳細に調査している。2番目のBoard Reportの調査結果は何が取締役会での望ましい企業ガバナンスに役立つかとの議論に寄与すると確信している」

「多様性こそが主な優先事項であり、取締役が年齢、セクター、スキルセット、国際的経験の多様性を網羅する性別を超えた議論を現在進めていることは心強い。しかしながら、小規模な取締役会への移行トレンドは、この多様性を達成することがますます困難になる課題であることも意味している」

取締役会における性別の多様性問題も今回の世界的規模の調査で行われたが、すべての地域で取締役会に占める女性取締役の比率がこの5年間で50%増加したことがわかった。調査によると、今回の増加は下級取締役についてのもので、女性の登用の大半は常任ではなく非常任取締役の職務である。最大の増加を示したのは、欧州(156%)と香港(133%)だった。

いわゆる「株主の春」は大きなメディアの関心を呼んだ。しかし、今回の調査では、これはいくぶん誇張されたものであり、現実には株主と取締役会との間でより積極的な関与が行われたことが事実だった。調査を受けた140企業のうち14社だけが取締役報酬一括提案に80%以下の株主承認を得たが、平均では90%に達する株主承認を得ている。インタビューされた取締役の過半数は株主の関与が取締役会の戦略および報酬に影響を与えたと認識しており、難題については早期の関与を奨励した。この種の高度な株主サポートが必要であるとする根拠の一つに、取締役会と株主との間の積極的な事前の対話を挙げている。

「Eversheds Board Report: The Effective Board」のコピーの請求はウェブサイトリンクまで。

(編集者注)
▽「Eversheds Board Report: The Effective Board」について
最初のEversheds Board Reportは2011年に公表され、金融危機以後の2007年から2009年の期間における世界中の大企業数社の取締役会の構成と株価パフォーマンスとの関係を理解するうえでの手掛かりを提供した。

取締役会の構成を調べる2回目の世界規模の調査「Eversheds Board Report: The Effective Board」では、Evershedsは取締役会を実効力のあるものにするための手掛かりを提供することを目指している。グローバル法律事務所のEvershedsは英国、欧州大陸、米国、アジア太平洋、中東、ブラジルのトップ企業の取締役会を綿密に分析して、実証的調査を更新、拡大した。リポートはまた株価を分析するとともに、世界中の100人を超える取締役会の上級メンバーの詳細な考え方を盛り込んでいる。

▽Eversheds LLPについて
Everheds LLPは世界各地の事務所に4500人余のビジネス・法律アドバイザーを抱え、民間/公共企業と金融コミュニティーに高品質の法的サービスを提供している。これらサービスのすべては、国際法律事務所の世界的業務を通じて提供されている。Evershedsはそれぞれの地域市場に関する知識と世界最大級の法律事務所としての専門性、リソース、国際性を兼ね備えている。
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ソース:Eversheds

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