イルミネーションキー検査システム「KBiS」国内販売開始のお知らせ

イルミネーションキー搭載製品の製造工程における輝度測定の高精度化・簡略化を実現



サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、自社開発した「イルミネーションキー検査システムKBiS」(以下、「KBiS」)の販売を2013年6月17日より開始することをお知らせいたします。


先進国に比べて中国をはじめとしたアジア、中南米など新興国においては、堅調な経済成長を背景として、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどの情報端末は、今後も高い水準での需要の増加が継続すると推測されております。
中国の自動車市場においても、情報端末と同様に市場の拡大が期待され、5%から10%の成長が見込まれており、これら新興国での情報端末や自動車の普及と共に、利便性、デザイン性への要求も高まりつつあります。例えば、パソコンはキーボードにバックライトを搭載し、各キーボタンを点滅するタイプの製品が増えている他、自動車のインナーパネルにおいては、自動車内の運転環境に応じて明るさが調整されるなどの配慮、工夫がなされております。

イルミネーションキーなどの製品製造現場では、検査工程において、各文字、記号の輝度均一性を確認する検査が行なわれております。従来の検査方法では、利用されている測定器の仕様上、文字や記号を複数回に渡り測定するため、検査時間を多く費やしております。このことから、検査工程における工数の低減が課題となっております。
また、検査時においては、歪みのない平面な環境が求められます。そのため、高度な技術を要する治具の位置調整作業がその都度必要となるケースもあり、この治具の製作、設置にかかる工数の低減も求められております。
昨今では主に中国でのOEM生産が主流となりつつありますが、日本から海外への製造工程における支援にも、多くの工数が発生しております。

今回リリースする「KBiS」は、「KBiS」のソフトウェアのプログラムにより、従来の測定器が持つ仕様の課題を解消するものです。これにより、測定回数を1回に低減することができます。また、あらかじめ登録した文字を検知する文字認識機能により、従来必要とされていた治具による位置調整作業が不要となります。
本システムは、検査にかかる工数の低減、検査員の個人差に影響されない正確かつ定量的な検査環境の構築を実現し、開発製品の品質向上と開発から製造に至るコスト削減に貢献いたします。

本システムは、日本だけでなく、中国、台湾での販売も視野に入れております。販売計画は国内外あわせて3年間で3億円を目指しております。

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製品の機能/特長
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■ 特長
・ 発光部分(各キー)の輝度値を取得可能
・ 様々なタイプのキー配列を登録可能
・ 合否基準を任意設定可能
・ ボタン一つで測定~合否判定が可能
・ 管理者/オペレーターモードの切り替えが可能
・ 測定物を設置するための高度な治具は不要

■ 測定対象物
・ PC 発光キーボード
・ 携帯機器の発光キーパッド
・ 車載インナーパネル

■ 測定手順
KBiS 測定・検査フロー

(フロー図参照)


■ 測定項目
・ 各キーの輝度値
- 最大、最小輝度値
- 輝度均一性
・ しきい値による合否判定
- 不合格箇所のみの抽出
・ 数値出力(CSV ファイル)

■ システム構成
・ 測定部(PC 接続用USB ケーブル含む)
・ 計測解析用ソフトウェア


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価格
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詳しくは下記お問合せ先まで、別途ご連絡ください。

KBiSの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
リンク

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サイバネットについて
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サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの効率化を実現する各種ソフトウェアの提供や、個人情報や秘密情報などの漏洩・不正アクセス対策、データのアーカイブと保護、認証強化などでクライアントPC・サーバのセキュリティレベルを向上させるITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
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※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。

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本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社
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●内容について
オプティカル事業部 営業推進グループ/近藤、山中
TEL:03-5297-3703 E-MAIL:optsales@cybernet.co.jp

●報道の方は
広報室/渡辺
TEL:03-5297-3066 E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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