ビットアイル 日本初 クラウドサービス上で専用型仮想アプライアンスUTMを提供

~クラウド上でIDS/IPSなど高度なセキュリティ運用を低コストで実現~

株式会社ビットアイル(代表取締役社長兼CEO:寺田航平 本社:東京都品川区 以下ビットアイル)は、クラウドサービス「サーバオンデマンド NEXT」(注1)の仮想アプライアンスオプション(注2)にマネージドUTM(注3)を提供するメニュー「仮想UTM」を追加し、2013年4月1日に提供開始します。提供価格(税抜)は、初期費用¥240,000~、月額費用¥90,000~です。

 「仮想UTM」は、「サーバオンデマンドNEXT」利用企業に対して、UTMの仮想アプライアンスを利用企業専用仮想マシンとしてインストール・提供し、かつ、導入・設定、監視・運用などの一連の作業もマネージドサービスとして代行します。「仮想UTM」利用企業は、クラウドサービス活用のメリットと合わせて、低コストかつ極めて小さな運用負荷で、安定的かつ高度なセキュリティ対策を行うことが可能となります。
 なお、「仮想UTM」は、日本国内で初めて、クラウドサービス上で専用型の仮想アプライアンスUTMを提供するサービスです。

 昨今、ITシステムのインフラ構築・運用において、クラウドサービスの利用が急速に普及しています。一方で、企業に求められるセキュリティ対策は日々高度化しています。クラウドサービスを活用する企業においては、セキュリティ対策を講じつつ、クラウド利用の調達面、コスト面、運用負担面などのメリットを享受できるかが、大きな課題となりつつあります。
 一般的に、クラウドサービスを利用する企業が、ファイアウォールでは防ぐことのできない不審なパケットの検知やそのパケットの廃棄など、物理環境では一般的になっているIDS(侵入検知)(注4)やIPS(侵入防御)(注5)機能を利用する場合、クラウドサービス事業者が用意する共用型のサービスを利用することになります。この場合、性能面での安定性に懸念が大きいだけでなく、不正侵入を検知した際の遮断の仕方など、細かなポリシーを個別に設定することができません。クラウドサービスによっては、こうした問題を回避するために、専用のUTMを物理環境に用意し、クラウド環境に接続することで利用することも可能ですが、可用性を高めるために、UTMのみならずスイッチなど全ての機器を冗長化して構築する必要があるため、莫大な導入コストが発生してしまいます。
 ビットアイルは、「仮想UTM」で、UTM機能を「サーバオンデマンドNEXT」の仮想アプライアンスオプションとして提供することで、専用環境による高い管理性と安定した性能、高い可用性と低コスト導入を実現しました。
 また、UTMは、企業個別のポリシーに応じてファイアウォールやIDS/IPSなどの機能を細かく設定し、利用することから、導入時および運用時に専門スキルを持った技術者が必要となりますが、「仮想UTM」は、構築・設定・監視・運用をマネージドサービスとして提供しますので、利用企業は専門スタッフがいなくとも、運用負担を小さく、高度なセキュリティ対策を実施することが可能になります。

 なお、「仮想UTM」は、UTM市場ではトップシェアの米Fortinet社の「FortiGate仮想アプライアンス」を採用し、セキュリティ及び運用管理ソリューションを手掛ける株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本隆洋 所在地:東京都中央区)が構築・設定・監視や障害対応などのマネージドサービスを提供します。


■ 「仮想UTM」の特徴
 ・「サーバオンデマンドNEXT」上に、専用環境として提供する仮想アプライアンス
 ・初期構築・設定、監視や障害対応などの運用作業をパッケージ化(マネージド・サービス)
 ・「サーバオンデマンドNEXT」による高い可用性を提供


■ 「仮想UTM」導入のメリット
 ・専門的なスキルを持った人材を確保することなく、運用負荷を軽減しながら高度なセキュリティ対策を実現
 ・導入コストおよび運用コストを大幅削減


■ 「仮想UTM」の仕様概要と提供価格

   ※仕様概要と提供価格については、下部付帯情報(画像)を参照下さい。


【フォーティネットジャパン株式会社様からのエンドースメント】
この度のビットアイル様による 「仮想UTM」サービスに弊社製品を導入いただき、協業ができることを大変喜んでおります。今回、採用いただいた「FortiGate」は、バランスの良さに優れ、日本でUTM市場シェアNo.1(※)の製品です。この製品で、「サーバオンデマンドNEXT」利用企業のセキュリティが強化され、利用企業からの信頼をビットアイル様とともに勝ち獲り、日本市場に「FortiGate」がよりいっそう浸透していくことを期待しています。

フォーティネットジャパン株式会社
社長執行役員 久保田則夫

(※)2004年以降 工場出荷額、出典: IDC Worldwide Quarterly Security Appliances Tracker - 2012 Q3


【株式会社アズジェント様からのエンドースメント】
この度のビットアイル様による 「仮想UTM」サービス の24時間365日のセキュリティ運用業務について弊社のセキュリティ・マネージド・サービスをご採用いただき、協業できることを嬉しく思っております。
ビットアイル様の「仮想UTM」をご利用になるお客様は、導入や運用における負担が軽減されるだけでなく、弊社の長年にわたるセキュリティコンサルティングで培ってきた最高水準のサービスをリーズナブルに利用することができます。アズジェントは今後も、ビットアイル様との協業体制を強化し、クラウドサービスにおけるセキュリティ強化を牽引してまいります。

株式会社アズジェント
代表取締役社長 杉本隆洋


ビットアイルは、今後もインフラ面から、企業のITビジネスの成功および戦略的なIT活用に貢献するきめ細かなサービスを開発・提供してまいります。
以上

(注1) 「サーバオンデマンドNEXT」サービスについては、以下のURL をご参照ください。
リンク

(注2) 「仮想アプライアンスオプション」サービスについては、以下のURLをご参照ください。
リンク

(注3) UTM (Unified Threat Management)
ファイアウォールの他、VPN機能、不正侵入防御などの複数のセキュリティ機能が統合されたネットワーク機器。

(注4) IDS (Intrusion Detection System)
ネットワーク上を流れるパケットを分析し、不正アクセスと思われるパケットを検出して、管理者に通知するシステム。

(注5) IPS (Intrusion Prevention System)
サーバやネットワークへの不正侵入を阻止するシステム。侵入を検知すると、接続を遮断するなどの防御をリアルタイムに行う機能を持つ。


【株式会社ビットアイル会社概要】
ビットアイルは、東京都心部に展開する都市型インターネットデータセンター(iDC)をコアに、企業のビジネスにおけるIT活用及びインターネットを介した様々なITサービス・事業を支援する「総合ITアウトソーシングサービス」を提供しています。(1)iDCの運営・インターネット接続環境を提供するiDCサービス、(2)ハードウェアからソフトウェアまでの監視・運用サービス、(3)サーバやネットワーク機器のレンタル及びマネージドサービス、(4)システムやネットワーク設計・構築サービス、(5)サービス型でコンピューターリソースやアプリケーションを提供するクラウドコンピューティングサービスなどにより、10万台を超えるサーバの継続的かつ安定的な稼働と事業継続をサポートしています。

社名 : 株式会社ビットアイル(JASDAQ:3811)(英文表記:Bit-isle Inc.) 
所在地 : 東京都品川区東品川2-5-5
設立 : 2000年6月
資本金 : 27 億 7,321万円(2013年1月31 日現在)
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 寺田 航平
URL : リンク


<本リリースに関するお問合せ先>
社長室
TEL: 03-5782-8722
e-mail: ir@bit-isle.co.jp

<サービスに関するお問合せ先>
営業本部
TEL: 03-5782-8724
e-mail: sales@bit-isle.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

「仮想UTM」の仕様概要と提供価格

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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