◎アジア初の大学生スパコン・コンテストに参加校出そろう ASC13

ASC13組織委員 2013年03月15日 09時45分
From 共同通信PRワイヤー

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◎アジア初の大学生スパコン・コンテストに参加校出そろう ASC13

AsiaNet 52404
共同JBN 0278 (2013.3.15)

【北京2013年3月14日PRN=共同JBN】Asia Student Supercomputer Challenge (ASC) 2013は、アジアにおける最初の国際的スーパーコンピューター・コンテストである。現在コンテストへの参加登録は終了し、すべてのチームは予選段階に入っている。これまでに中国本土、香港、台湾、ロシア、韓国、インド、カザフスタン、サウジアラビアから43大学が参加、決勝戦を目指して予選を戦っている。ASC13の決勝戦は、4月15-19日に中国・上海で公式に行われる。

世界のスーパーコンピューター・コンテストは、アジアのASC、米国のSC (Supercomputing Conference)、ドイツのISC (International Supercomputing Conference)がトップ3である。ASC13は中国が提案し、日本、ロシア、韓国、シンガポール、タイ、台湾、香港のスーパーコンピューター専門家、組織が共同で開催している。主要スポンサーは中国のコンピューター関連企業、Inspur(浪潮)である。

今回のコンテストは、ASC13組織委員会が発表しているとおり、スーパーコンピューターに携わる若い世代のコミュニケーションと訓練を促進する目的を持っており、チャレンジを通じてスーパーコンピューターの使用、研究開発の改善、スーパーコンピューターの科学的・技術的推進力の開発、アジアの科学、技術、産業における革新の推進を図ることにある。

アジアにおける最初のスーパーコンピューター・コンテストとして、ASC13にはアジアで有名な大学の多くが参加した。3月中旬にはこのうちトップ10が発表される予定になっている。トップチームにはドイツのISC12で優勝した清華大学、コンピューティング技術でトップ賞を獲得した中国人民解放軍国防科学技術大学、米国のSCで2度の入賞を果たした国立清華大学が含まれており、さらにアジアの著名大学からは韓国の釜慶大学、ロシアのバウマン工科大学、香港中文大学、インドのムンバイ大学、カザフ国立大学、キングサウド大学が参加している。中国本土からは上海交通大学、中国科学技術大学、華中科技大学、南京大学、武漢大学、同済大学、復旦大学、中山大学、西北工業大学など加わっている。このうち10大学だけが決勝戦に進出できる。

ASC13組織委員会の発表どおり、各チームは6人の大学生で構成される。各チームは、統一された計画に基づいてテスト、最適化を行い所定の時間内にスーパーコンピューター・システムソリューションを完成することが求められる。評価委員会が各チームの結果を検証する。各チームは、3000ワット以内の総合消費電力で作り上げたスーパーコンピューター・ソリューションを提出しなければならない。コンテストのアプリケーション試験には、一般的に使われているアプリケーション、HPLが設定してあり、これによってスーパーコンピューター・システムの浮動小数点性能が計測される。また生体分子システムで生体分子ダイナミクス研究に用いられるGROMACSもアプリケーションとして設定されている。組織委員会は、MICとしてオプション・プライシング・アプリケーションBSDE(後進確率微分方程式)に基づいた多くのコア並列最適化試験を設定している。これらが今回コンテストのアプリケーションと実技試験の特徴である。

ASC13の詳細は以下のサイトを参照。
- ASC13 Official Website: リンク
- ASC13 Official Face book:
リンク
- ASC13 Official Twitter: リンク

ソース:ASC13 Committee

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