◎北京に医薬品デポをオープン 医薬サプライチェーンのMarken
AsiaNet 52335
共同JBN 0249 (2013.3.8)
【リサーチトライアングルパーク(米ノースカロライナ州)2013年3月7日PRN=共同JBN】Marken(マーケン)は7日、中国の北京に新しい医薬品デポ(保管配送センター)を完成させたと発表した。新施設は北京首都国際空港のすぐそばにあり、温度管理された保管庫と臨床試験物資の配送のために、米医薬品優良製造規則(GMP)に準拠した850平方メートルが設けられている。顧客に総合的で最高のサービスを提供することを考慮し、新しい医薬品デポは現在のMarken北京事務所に隣接して建設された。
(Logo: リンク)
Markenのゲリット・オフェンハウザー上級副社長(クリニカル・トライアル・ディストリビューション担当)は「中国での新しいデポの完成を発表できて、とてもうれしい。これで世界の戦略的地域の6カ所でデポが全面操業していることになるが、2013年末までにさらに5カ所をオープンする計画だ。顧客に最も効率的で多彩なソリューションを提供するために、わが社のネットワークを広げることは、2013年の最優先課題の一つである」と語った。
Markenの各デポは温度管理された保管庫で、医薬品や生物製剤、医療器具、診断装置を配送している。ドイツ、シンガポール、米国、アルゼンチン、メキシコに現在あるMarkenの世界的なデポのネットワークは、新しいデポによって補強される。Markenのデポ・ネットワークはSoloシステムに連結している。Soloは世界最新鋭で、米規則21条第11章(電子記録・電子署名に関する規制条例)に準拠したクラウドベースの在庫管理システムであり、患者レベルの投薬を追跡できる。
Markenのウェス・ウィーラー最高経営責任者(CEO)は「医薬品サービス・デポ・ネットワークを中国の北京まで広げられたことを、誇りに思う。わが社は現在、ブラジルやチリ、コロンビア、ロシアなど世界中の主要国にデポを増やす計画を進めている。われわれは施設や技術への投資の拡大により、最高級の配送・流通サービスをもたらす総合的で世界的な臨床サプライチェーン・ソリューションを顧客に提供し続けていく」と強調した。
▽Markenについて
Markenは150カ国強で4万9000人以上の臨床研究者を支援し、医薬品やライフサイエンス業界に貢献している世界的な臨床サプライチェーン・ソリューションの大手プロバイダー。Markenのデポと流通(リンク)サービスは、最も隔絶された未開地にも臨床試験(リンク)をもたらすソリューションと連結している。
ソース:Marken
▽問い合わせ先
Christine Noble,
info@marken.com,
+1-919-474-6890
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。