GXSがEBICS対応サービスを開始、法人顧客とのSEPA準拠通信をサポート

EBICS通信プロトコルの追加により、銀行は行内導入の費用をかけず容易に顧客と金融情報を交換可能

2013年2月21日米国メリーランド州ゲーザーズバーグ発 -企業間B2Bデータ連携・統合サービスのリーディングプロバイダーであるGXSは本日、EBICS通信プロトコルのサポートを開始し、グローバルB2B企業間データ連携基盤の「Trading Grid」へのSingle European Payment Area(SEPA)準拠の通信が可能になったことを発表しました。GXSではホスティング型EBICSソリューションの初期実装を開始し、完全なサービス提供は今年後半に予定されています。

このGXSの新しいEBICSサービスにより、銀行は、廃止されたFTAMおよびETEBAC X.25プロトコルから新しいSEPA対応プロトコルであるEBICSに移行した法人顧客と容易に接続できるようになります。EBICS(Electronic Banking Internet Communications Standard)は、あらゆる種類の国内ファイル(フランスのCFONB、ドイツのDTAUSなど)とSEPA準拠ISO 20022 XMLファイルとの交換を可能にするために考案されたインターネットベースの通信プロトコルです。EBICSは、企業にとっては低コストで使いやすい通信オプションでしたが、銀行は、データを交換するために高額で維持管理が難しいEBICSサーバーソフトウェアを導入する必要がありました。

GXSの金融サービス業界マーケティング担当ディレクターであるパトリシア・ハインズ(Patricia Hines)は次のように述べています。「法人顧客との接続要求をサポートするための技術インフラの構築や顧客対応組織への要員配置に投資することを望まない金融機関に、GXSは新しい選択肢を提供できることになりました。GXSの新しいEBICSサービスにより、銀行は、あらゆる一般的なホスト間プロトコルやSWIFTに対応したGXSが提供する顧客接続サービスを利用できるようになります。」

GXSは、金融機関に包括的な企業-銀行間(C2B)接続サービスを提供し、企業を複雑な統合要件から開放して、C2B接続を自動化・合理化します。また、接続、データフォーマット開発、多対多メッセージ変換、エンドツーエンドのテストを含む、実証された7段階のプロセスで顧客の導入を短期化できます。GXSの金融サービス接続のスペシャリストは、SEPA、SWIFT、およびEBICSに精通しており、既存の国内フォーマットから新しいSEPA準拠ISO 20022 XMLフォーマットへの移行サポートを提供します。

■将来予想に関する記述
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用語解説

■本件に関する報道関係のお問合せ先
GXS株式会社 
マーケティング 石黒 佐知子   
TEL: 03-5574-7545 Eメール: gxs-pr@gxs.com

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