◎安倍首相夫人がアジア女子大学のパトロンに
AsiaNet 52141
共同JBN0175 (2013.2.20)
【チッタゴン(バングラデシュ)2013年2月20日PRN=共同JBN】日本の首相に再選された安倍晋三氏の昭恵夫人が、アジア女子大学(The Asian University for Women、AUW)のパトロンの1人になった。
AUWはバングラデシュのチッタゴンに本部があり、アジア・中東地域の女性の教育と指導者としての養成に特化した国際的大学である。
(Photo: リンク )
同大学は1年間の予科期間のプログラムとして、英語、数学、コンピューターおよび重要な学習スキルを教育し、その後4年間の学部プログラムで一般教養と科学を学習する。国際的な教授陣が指導に当たり、AUWの学生は12カ国から集まっている。
安倍夫人は2011年1月にAUWが主催した会議で「アジアの別の将来をイメージする」と題した講演を行い、AUWの事業の熱心な支持者になった。会議で安倍夫人は、日本では2008年現在で女性のうちたった49%しか公式の労働力になっていない、と指摘して、さまざまな分野において女性が進出することが必要だ、と訴えた。夫人はまた「女性が力をつければ次の世代の展望が広がることに寄与できる。女性が教育を受ければ、とくに指導者となるべき高等教育を受ければ、男性とおなじ役割を十分に担うことができる地位を占められる。経済界から一般社会、政治から学界を横断する各分野で女性が積極的に関与することは、私たちが共有している目標である平和と繁栄の実現のために重要だ」と述べた。
安倍昭恵夫人は日本のファーストレデイ史上、きわめて特異な存在である。夫人は、より健康な食品とライフスタイルを推進するという信念を証明するため、小さな有機米農場を所有している。マラソンランナーでもある。ミャンマーに学校を建てるための資金集めの運動に数年前からかかわってきた。ミャンマーをこれまで9回訪問し、同国について修士論文を書いた。
AUWのCouncil of Patronsはバングラデシュのシェイク・ハシナ首相が議長を務めている。安倍夫人の他のパトロンはローネ・ディビキュエル (元デンマーク環境相)、イリーナ・ボコバ (UNESCO事務局長)、エンマ・ボニーノ (イタリア上院副議長)、アンソン・チャン (元香港行政長官)、および ロスマー・マンスール (マレーシアのファーストレデイ)の各氏。
▽問い合わせ先
Omar Shareef,
omar.shareef@auw.edu.bd,
+8801715155255
ソース:Asian University for Women
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