◎Betfredはユナイテッドの英プレミアリーグ制覇を予想
AsiaNet 52077
共同JBN 0145 (2013.2.12)
【マンチェスター(英国)2013年2月11日PRN=共同JBN】英ブックメーカーBetfred(ベットフレッド)のフレッド・ダン会長は自らが愛するチーム、マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグ・タイトルを取るとして、同氏としても最も早い段階での賭け金支払いを行うことになった。
しかも英サルフォードのこのブックメーカーは昨シーズンを含め、2度も早い段階でユナイテッドに対する賭け金を払ってやけどをし、100万英ポンド以上も損をして有名になっているのだ。
サー・アレックス・ファーガソン監督率いるチームはこの日曜の試合でエバートンFCに2-0で勝ち、マンチェスター・シティがサザンプトンに3-1で驚きの敗北を喫したこともあって、「赤い悪魔(Red Devils)」と言われるユナイテッドはトップのリードを12ポイントに広げている。
そこでダンはまだリーグ戦の3分の1近くの12ゲームが残り、ひとつ下にいる挑戦者シティとのダービーマッチも残したこの段階で、ユナイテッドに賭けた側に30万英ポンドを払うことにしたのだ。
フレッド・ダン氏は「昨年はすべて裏目に出てしまい、家内に2度と同じことを繰り返さないように約束させられた。しかし、ユナイテッドのリードは実に12ポイントもあり、残りゲームはわずか12ゲームだ。選手権マッチはもう終わりだ。ユナイテッドに賭けた人はお金を手にできる」と述べた。
Betfredのダン会長は1998年3月、ユナイテッドが今回と同じ12ポイントのリードを台無しにし、アーセナルに1ポイント差でタイトルを奪われた時、ユナイテッドへの賭け金を早い段階で払ってしまったブックメーカーの中でも最初にそうした人物だ。
生涯「赤い悪魔」ファンのダン氏はこれでまるまる50万英ポンドの損をこうむり、昨シーズンも残り7ゲームで5ポイント差の段階でユナイテッドへの賭け金を支払い、同じような金額を失っている。
昨シーズンはユナイテッドが終盤で崩れ、憎きライバルのマンチェスター・シティがクイーンズ・パーク・レンジャーズ戦で文字通り最後のキックでタイトルを勝ち取り、語り草になっている。
ダン氏はサー・アレックス・ファーガソン監督やユナイテッド・ファンの怒りを買う可能性がある。1998年のシーズンのあと、ファーガソン監督はダン氏に対して2度と同じことを繰り返すなと厳命、ファンも昨シーズンの不運の責任を追及していた。
しかし、ダン氏は過去の傷などものともせず、今回はユナイテッドのライバルが戻ってくることはないと確信しており、ユナイテッドが第20回プレミアリーグの栄冠を奪い取ることは確実だとしている。
この間、マンチェスター・ユナイテッドはチャンピオンズリーグでレアルマドリードと戦う準備をしているが、現在、Betfredウェブサイト(リンク)では対戦カードの第1戦目は4対1の掛け率でユナイテッドの勝ちとなっている。
ソース:Betfred
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