◎国際父母教育団体FIEPが銃の暴力で呼びかけ
AsiaNet 52011
共同JBN 0113 (2013.2.5)
【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)2013年2月5日PRN=共同JBN】パリに本部を置く「父母教育のための国際連盟(International Federation for Parenting Education 、FIEP)」はこのほど、米コネティカット州ニュータウンの学童大量殺人事件、インド・デリーの若い女性に対する残忍なレイプ殺人など最近起きた悲惨な出来事に対して、普遍的な子育て教育の必要性を訴える呼びかけを行った。主催者は呼びかけの中で「われわれが知りたいのは、凶悪犯罪を起こした若者を育てたのがどんな人間かということだけではない。どのような社会的支援があれば父母は明らかに問題を抱えた子どもに適切な助けを得ることができたのかと言うことだ」と述べている。
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2013年1月28日に行われたTIME/CNN世論調査によれば、回答者の37%は銃の暴力の責任は「親の子育て方法」にあると答えており、「大衆文化の影響」に責任があるとした回答と同じパーセンテージだった。「銃が入手できること」に責任があるとした回答はわずか23%だった。
この呼びかけを起草し、ビジネス、政府、非営利団体など社会を構成するすべての個人、団体の支持を要請したのはインド・チェンナイにあるSERFACのディレクター、キャサリン・バーナード博士、ロンドンFIEP会長のメアリー・クローリー氏、米マサチューセッツ州・ケンブリッジのParents Forum創始者、イブ・サリバン氏で、それぞれ何十年にもおよぶ子育て、家族支援の経験をもっている。
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若者が肯定的な行動をするかどうかはすべて親子間の強い、愛情の絆の存在、子どもの学校、社会生活に対する親の適切な関与、家庭がしっかりしていることなどと強い相関関係がある。バーナード、クローリー、サリバン各氏は「社会が子育てを向上させたいのであれば、まず親を教育し、支援する方法を検討し、向上させなければならない」と主張している。
▽普遍的な子育て教育に対する呼びかけ
「父母教育のための国際連盟」は世界の親ならびに子育て教育を行う人を代表して個人、非営利団体、ビジネス、政府機関がすべての親に対する献身を新たにするよう呼びかける。
当連盟は世界中で、子どもたちが頼る親や子育ての役割を果たすその他の人々に対するコミットメントを新たにするものである。われわれは命の商業化、個人の商品化、さらに社会に根強くはびこる暴力に対抗して、親を支援して前向きの価値観、思考、行動の基礎を再建し、家庭生活を保たねばならない。これは多様な形を取り、世代を超えたものである。このことを政策および実践に移すことによってのみ、われわれは若者を健康で、幸福な、そして生産的な人生、すべての若者が、われわれが送ってほしいと考えている人生をおくれるよう準備することができる。
▽問い合わせ先
Eve Sullivan
Founder, Parents Forum
+1-617-864-3802 and cell: +1-617-233-7890
eve@parentsforum.org
Cambridge, Massachusetts USA
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Mary Crowley, OBE
President, IFPE/FIEP
marycrowleyjohnson@gmail.com
London, England
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Dr. Catherine Bernard
Founder Director, SERFAC
dirserfac@gmail.com
Chennai, India
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ソース:International Federation for Parenting Education
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