◎カザフスタン政府系投資ファンドSamruk-Kazynaが事業分野を拡大
AsiaNet 51936
共同JBN0084(2013.1.29)
【アスタナ(カザフスタン)2013年1月29日PRN=共同JBN】カザフスタン政府系ファンドSamruk-Kazynaは、同国経済の競争力を高め世界市場が同国の経済成長におよぼすマイナスの影響を防ぐために設立された。これらの目標を達成するための主な手段は国家経済の多様化と革新的な開発である。
マルチメディア・ニュースリリースは以下のウェブサイトを参照。
リンク
今日まで緊急支援プログラムを成功裏に履行してきた同ファンドは、複数の子会社とさらにバランスの取れた投資ポートフォリオを作ることを狙いとした戦略的投資会社を傘下に持つ、実効性の高いホールディング・カンパニーである。
Samruk-Kazynaの投資先は産業、製造分野の500社を超え、石油・ガス、鉱業、化学、運輸・通信、電力、銀行など国家経済の主要分野で活動している。
昨年来、国際的な格付け機関スタンダート&プアーズはこのカザフスタン政府系ファンドの長期信用格付けを「BBB」から「BBB+」に格上げし、見通しも安定的としている。
同ファンドの2012年連結純利益は、準大手銀行を除いた仮決算で46億ドル以上になっている。昨年の伸びは10.6%だった。
現在、同ファンドは投資政策を実施し、市場における企業の競争力を考える積極的なビジネスモデルである。これら国家所有のアセットは国際市場に参加し、成功している。
Samruk-Kazynaは、カザフスタン経済の近代化と多様化に重要な役割を果たしており、同国経済の急速な工業化に積極的に参加し、多くの大プロジェクトを実施、また新規プロジェクトを企画している。同ファンドの総投資計画数は157案件で1010億ドルの投資プロジェクトとなっており、そのうち74案件が現在540億ドルをかけ、実施されている。
工業化は確かに長期資金調達を必要とし、その中には外国資金も含まれる。
同ファンドの傘下にある石油・ガス企業KazMunayGasおよび原子力企業Kazatompromは世界の投資家にもよく知られた存在である。当ファンドは、他の企業も国際的な競争力を持つ革新的な企業になるよう望んでいる。
カザフスタンが石油、ガス分野で持つ大きな潜在能力は国際社会ではすでによく知られている。この分野は外国投資家に開放されて20年になる。
今後、Samruk-Kazynaは優先事業を拡大し、石油化学、水力・火力発電、再生可能・代替エネルギー、エンジニアリング、製薬分野で投資計画を実施するための協力の可能性に道を開く。
カザフスタンを選ぶ理由は、同国の地理的立地条件の良さにある。カザフスタンはユーラシア大陸の中心に位置して、中国、欧州、ロシア、独立国家共同体(CIS)諸国などの大市場をつなぎ、中央アジア、ペルシャ湾岸諸国に対し交通サービスを提供することで、投資家の利益にもなり、彼らに生産と消費のリンクを提供する。
Samruk-Kazyna. With Confidence to the future!(未来に対する自信をこめて)
"Samruk-Kazyna" JSC
リンク
▽問い合わせ先
Dr. Aidar Makhmetov
Tel.: +7-7172-55-40-99
Fax: +7-7172-55-40-69
press@s-k.kz
ソース:Samruk-Kazyna
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。